対象:新規事業・事業拡大
最近、ロシアに現地法人や事務所を設置するなど、企業のロシア進出が相次いでいます。中国語熱が高い中国や英語が通じるインドと違い、ロシア語は語学学校が少なく、企業も進出する上で駐在員となる社員にいかにロシア語を習得させるかに苦労していると思います。また、ロシアの企業関連法や税関連法は朝令暮改で、企業活動に不利となる法律が何の前触れもなく突然施行され、泣きを見た企業もこれまで多くみられたことはよく知られています。
こうした障害を、これからロシア進出を考える企業はどうクリアしようとしているのか、教えて下さい。
ベレゾフスキーさん ( 東京都 / 男性 / 33歳 )
回答:1件
山藤 惠三
クリエイティブディレクター
-
地政学的、政治的リスク
こんにちは、
エスオープランニング、山藤です。
ロシアに限らず、海外展開をされるときのリスク回避ですが、
どこの企業も試行錯誤をしながら進出しています。
地政学的リスク、
政治的リスク、
など、
障害をクリアするには、問題を1つづつ顕在化して、
そのケーススタディに対して、対処療法を用意しておくことが必要です。
しかしながら、
最も重要と思われるのは、
「進出する目的」と「達成するゴール」をあらかじめ想定しておくことが重要です。
たとえば、
舞台を演出するときに、
オープニングがあり、エンディングがある。
これは、
単純なことですが、あらかじめ決めておかないと大変なことになります。
舞台ですと、時間にして、1:30〜2時間くらいの作品になりますが、
事業となると長い期間と労力がかかります。
しかしながら、
投資対効果で見ると、
その投資に対するリターンがどのくらいか?
その期間はどのくらいのタームがあるのか?
そして、
当初の目的が達成した場合、
はたして、次のフェーズに行くのか?
また、目的を達成して完了するのか?
その、
みきわめを考えて、進出することが重要です。
「舞台に上がるときは、下りる時のことを考えよ!」
ご参考になれば、幸いです。
オールアバウト/専門プロファイル、山藤
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング