孫会社の連結決算の仕方

なかなか いいご質問だと思います。
私が監査法人に在籍のころを思い出して書きます。
そこは、外部報告目的でしたから、孫会社も含めて一度に連結していました。
「子がいったん孫を決算した、親が子を決算する」ことはありませんでした。
この方法は、二度手間ですね。あまりメリットはありませんね。
これが、一般的だと思いますね。

ただ、子会社がある程度大きく、子会社サイドで、内部管理目的上必要と考える場合は、「子会社がいったん孫を決算して」の場合もあるでしょうね。また、子会社が上場会社のような場合、
子会社自身の外部報告目的のために、子会社自身が連結決算するでしょうね。
しかし、連結決算手続きは時間がかかるので、この内部報告目的用にしろ、子会社自身の外部報告目的用にしろ、子会社と親会社は、それぞれ独立して別個に連結してもいいのす。すなわち、
子会社は自分自身に必要な連結決算をする、親会社は、それとは別個に孫会社も含めて
一括連結決算する。またそうしなければ時だってあるでしょう。


追記:
1. 例えば、孫会社があまりにも小さく、子会社にその孫会社を予め連結させておくことも
ありますね。この場合、親会社の連結作業の負担を軽減するメリットが有ります。

2.例えば、海外子会社とその海外子会社の子会社が海外にあり、親会社の決算日
と3ヶ月以内の差異がある場合で、予め子会社が孫会社を連結決算しておく、ということも
あるでしょうね。これは、「子会社がいったん孫会社を連結」のメリットかも知れませんが、
「仮決算を強いられる場合はどうでしょうかね。

以上ご趣旨に合う、お答えになっているでしょうか。