ドッグトレーナーとしつけインストラクターの違いは?
2006/12/13 00:41ドッグトレーナーは直訳すれば犬の訓練士ですよね。しつけインストラクターは、犬のしつけ方を指導(インストラクト)してくれる人ですよね。
オールアバウトの中では、その違い、すなわちドッグトレーナーとしつけインストラクターの違いがわかりません。
教えてくだい。
marchanさん ( 東京都 / 女性 / 25歳 )
回答:11件
おっしゃるとおり、
私の肩書きは(社)日本動物病院福祉協会認定の家庭犬しつけインストラクターです。
ドッグトレーナーではありません。
確かにドッグトレーナーは直訳すれば、犬の訓練士ですよね。私の仕事は、飼い主にしつけの仕方を指導するもの。私自身がクライアントの犬を預かって、トレーニングをするわけではありません。トレーニングをするのは飼い主さん自身。いわば飼い主がご自身の犬の「ドッグトレーナー」で、そのトレーニングのインストラクト(=指導)するのが私の仕事なのです。だから、インストラクターなのです。
ドッグトレーナー=訓練士と解釈すれば、その仕事はインストラクターとは大きく異なります。
訓練士(=ドッグトレーナー)は自分で犬をトレーニングするわけですから、他人にどうすればうまく行くか説明できる必要がない、いわば職人の世界です。
一方、しつけインストラクターは、自分がどうすればうまくできる以上に、一般の飼い主さんがどうすればうまく行くか、そしてそのうまく行く方法をどうすればうまく伝えられるか、ということが一番求められる技量です。
もちろん他人に伝えるためには、自分自身がそのやり方でうまくできることが最低条件ですので、それなりのドッグトレーナーである必要もあります。
ちなみに海外では、ドッグトレーナーとしつけインストラクターの線引きは曖昧です。
しかし、日本ではドッグトレーナーは訳せば、どうころんでも「犬の訓練士」。
そこで提案。質問のような問題が起きないように、肩書きドッグトレーナーの皆様、仕事内容がしつけの指導なら、日本ではインストラククターと呼称を代えることをお勧めいたします。
誤解のもとですから・・。
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もちろん二つのちがいはあります
犬の話では別のことになりますが、
盲導犬訓練士は盲導犬候補の訓練犬を訓練する人。
歩行指導員は認定した盲導犬を盲人がパートナーとして、どのようにすれば歩行できるのかを指導する人。
でも実際、歩行指導員は盲導犬を訓練する技量を持っていないとなれないんです。
御質問のドッグトレーナー・しつけインストラクターでは、西川さんの書き込み通りのちがいはあります。
私自身、ドッグトレーナーとして活動していますが、訓練だけの技術を身に付けていても、飼い主さんにとってはスクールに預けたくない方もいらっしゃるでしょう。
その場合は出張トレーニングで御自宅までお伺いして訓練し、状況がよくなれば飼い主さんも一緒になって参加し、扱い方をレクチャーする。
しつけ教室でもドッグトレーナーは、飼い主さんへレッスンのポイントをアドバイスしたりもあります。
出張トレーニングでも、問題行動がおこるのは飼い主さんに原因があるのなら、マン・ツートレーニングより飼い主さんの接しかたを改める指導をします。
ドッグトレーナー全てとは言いませんが、
訓練技術・飼い主さんが理解できるアドバイスの話術
この双方をあわせ持ったのがドッグトレーナーと言えるでしょう。
中にはホント職人かたぎで、訓練はピカイチだけど話ベタなトレーナーもいますからね・・・。
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ドッグトレーナーとしつけインストラクターの違い
オールアバウトでは都合上、私は「しつけインストラクター」となっています。何の都合上かと言いますと、「ドッグトレーナー」か「しつけインストラクター」の二者択一だったため、「しつけインストラクター」になりました。
私は自分で「ドッグオーナー・トレーナー」と言っています。トレーニングするのはWANではなく、オーナーさんの方であるべきだと思っているからです。アメリカでは、Dog Obedience Training Instructor(ドッグ・オビディエンス・トレーニング・インストラクター)と言う職種でしたが、日本では長ったらしいので、「ドッグオーナー・トレーナー」にしました。
加えて言わせていただければ、私は「WANのしつけ」と言う言葉自体にも若干の抵抗感があり、「しつけインストラクター」だとも思っていません。オーナーさんにWANとの楽しみ方をお伝えして、WANと幸せになっていただく方法を提案する仕事ゆえの「ドッグオーナー・トレーナー」です。
あれ?何か、自分の紹介になってしまいましたね。すいません。ご質問に対する回答ですが、marchanさんがおっしゃっている通り、ドッグトレーナーはWANの訓練士で、インストラクターは指導者で良いと思います。
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ドッグトレーナーとしつけインストラクターの違い
こんにちは
ドッグトレーナーとしつけインストラクター。確かに理解しにくいかもしれません。
ご質問の中にも書かれているようにドッグトレーナーは犬にトレーニングを教えている人、しつけインストラクターは飼い主様にしつけ方をお教えする人です。
私はCan ! Do ! Pet Dog Schoolの西川先生の下でしつけインストラクターに必要な事を勉強しました。その中で学んだ事は犬のしつけ方はもちろん、飼い主様にどのように伝えたら上手くその飼い主様が上手にできるか、ご自宅に帰られて上手くできるかを考え伝えて行く事でした。私は飼い主様がしつけ方を学んでもらいたいと思っています。飼い主様がご自身の犬を良く知り、しつけられればそれが一番だと確信しています。
飼い主様に伝える、しつけ方を伝える。いわば「しつけ方インストラクター」です。
もちろんドッグトレーナーという立場からでも飼い主様に教えている方もいらっしゃいますのでドッグトレーナー、しつけインストラクターという名前でご判断されるのではなくその方のスタイルを見てみるのが良いかと思います。
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どっちでもいいかな
肩書きって、難しいですね。
「何を勉強してきて、何が出来る人か?」多くの人に
伝えられないといけない。
肩書きとは、すぐにそれが分かりやすく伝わるもの。
でも、少なくとも Pro File の専門家のみなさんは
「犬を飼っている方々の力になりたい」と
強く思っていらっしゃる人ばかり。
「これからの日本の犬文化を真剣に考えて活動している人」
という肩書き・・・じゃちょっと、長い!?
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十人十色
ここオールアバウトでは分類の都合上2種類に限定されていますが、恐らくここに集まる専門家の方々の名刺を並べればそれ以上の肩書きが存在しているでしょう。
国家資格などが無い私達の職業は自称が通用する世界です。わかりやすさ?個性?ブランド?など様々な思惑があって皆さん今の肩書きを名乗っていることと思います。
ちなみに私達ドッグテックジャパンの名刺には「家庭犬行動セラピスト」という肩書きが記されています。研修先のオーストラリアで使用されている【Behavioural Therapist】を日本語訳したものですが、とても分かりにくいですよね。でも、私達は誇りをもってこう名乗っています。
ご質問から少しはずれた回答になってしまいましたが、2呼称の違いについては上記皆さんに同意見です。
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幸せわんちゃんの為に
ご質問の内容を見て、改めて『私は?』って思ってしまいました。
私の場合は幼稚園の園長という肩書きをもっていますが、私達幼稚園のスタッフはわんちゃんをお預りしてトレーニングをする面では確かにトレーナーです。でも、わんちゃんについて飼い主さんとお話をする時、毎日のトレーニングをお伝えしたり、おうちにお伺いしてお話をする時はインストラクターです。
わんちゃんのトレーニングの他に飼い主さんとのコミュニケーションも勉強してきています。
トレーナーとしてわんちゃんのしつけのベースは作りますが、幼稚園でだけ良い子になっても仕方がないですよね。パパ、ママにもトレーニングの楽しさを知って欲しい気持ちでいっぱいです。楽しいとわんちゃんも変わっていくからです。
このプロファイルにいらっしゃる専門家の方々はほとんどトレーナーでありインストラクターであると思います。
人間社会で暮らす家庭犬をどうやって幸せわんこにしていくかをわんちゃんにも、飼い主さんにも伝えていきたいと思います。
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ドッグトレーナーとしつけインストラクターの違い
私の場合、All Aboutでは預かり訓練のできる施設を持っている方をドッグトレーナー、その施設を持っていない方をしつけインストラクターと区別しています、と説明して頂きました。
私はJKC公認の訓練士資格を持っていますので自分はドッグトレーナーですが、ワンちゃんを預かる施設を持っていない出張専門ですので、All Aboutではしつけインストラクターになります。
仕事内容に関しては、違いは無いのではないでしょうか?犬だけをトレーニングして終了ではなく、飼い主さんへのインストラクトが重要ですし、飼い主さんへインストラクトをして飼い主さんが犬をトレーニングするのもあります。
しかし、場合によっては預かり訓練のできる訓練所に預けてワンちゃんの環境を変えた方が、良い結果が出る事もあります。
預かり訓練にするか出張訓練にするかは、よく話し合って、一番良い方法を取る事が大事だと思います。
回答専門家
- 小川 真也
- (東京都 / しつけインストラクター)
- ワタナベ・ドッグ・トレーニング
小型犬から超大型犬、パピーから成犬まで対応しています。
「楽しい愛犬とのライフスタイルを、飼い主さんと一緒に構築していく」をモットーに活動しています。犬の個々の性格に合わせた訓練法で、飼い主さんと愛犬とが理想の関係に近づけるように訓練し、アドバイスさせて頂きます。
小川 亜紀子
しつけインストラクター
-
確かに分かりにくいですね
一般的にも「ドッグトレーナー」と「しつけインストラクター」が明確に区別されていないので、確かに分かりにくいと思います。
オールアバウトでは、「犬をトレーナーが訓練するのがドッグトレーナー」「飼主さんに犬のしつけ方を指導するのがしつけインストラクター」として区別しているのだと思います。
最近では、「ドッグトレーニングインストラクター」「しつけアドバイザー」「ドッグトレーニングアドバイザー」「ビヘイビアルセラピスト」など様々な肩書きでお仕事をされている方がたくさんいらっしゃいます。一見みな違うように感じるかもしれませんが、このような肩書きで犬のしつけ関係に携わっている方々は共通して、「トレーナーが犬を預かって訓練をするのではなく、飼主さんにしつけ方を指導する」ということをポリシーとしているのです。つまり「ドッグトレーナー」と区別しているのです。
今現在このようなポリシーでしつけ指導をする人を表す”お決まり”の肩書きがないので、一般の方には分かりにくいと思います。今後、分かりやすい表現が定着するといいんですけどね。それまでは、やはり肩書きだけで判断することは難しいと思います。
中西 典子
しつけインストラクター
-
いまいち、ピンときませんが
世の中のイメージは、
●ドッグトレーナー =主に犬に関わる人
●しつけインストラクター =主に飼い主さんに関わる人
って感じでしょうか?
私は、両方の知識と経験と技術を持っていることが、
理想だと思います。
私自身に関して言えば、
アジリティやフリスビーなどの、アウトドアな指導は、
得意としていません。
多少はできますが、もっと優れた方がいらっしゃいます!
吠える、咬むなど、
家庭における、問題行動改善には、自信があります。
愛犬の能力をさらに伸ばす、という仕事よりは、
本来ある能力を取り戻させ、問題行動を改善する、
飼い主さんにそのコツを指導することを専門としています。
呼び名は、それほどこだわりませんが、
得意分野をカテゴライズできると、飼い主さんも
選びやすいのかなー、とも思います。
最近「ドッグオーナーズ サポーター」とか
「飼い主様 しつけ案内人」とか、いろいろ
考えてみたりしていますが、
どれも長くて、わかりにくいです(苦笑
先日のカンファレンスで、ロジャー・アブランテス博士の
セミナーを受講してから、おそれ多くて
「ビヘイビアリスト」を気軽に使えなくなった、小心者の私です。
なにか良いネーミングがないでしょうか?
(現在のポイント:-pt)
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