対象:ペットの医療・健康
主人の実家の犬(雑種11歳)が数ヶ月前からお腹の辺りが膨れだし、異常に水を飲むようになりました。病院で診てもらったところ肝臓が肥大していて、低血糖になっているとのことでした。でも肝臓肥大が激しく手術のできる状態ではないと言われました。治療法としては2日に1回脱水を抑えるための点滴に通い、低血糖時にブドウ糖を飲ませることだけだそうです。 点滴をやめると尿内のアンモニアが血液に混じりたいへんなことになると言われました。癌なのでしょうか?本当に治療法はないのでしょうか?少しでも望みがあるなら他の病院に診てもらいたいのですが、主人の実家の犬なので確実なことがなければあまり差し出がましいこともできず悩んでいます。
supuさん ( 大阪府 / 女性 / 40歳 )
回答:2件
supuさんのケース
今回のご質問のsupuさんのケースでは、肝炎、転移性肝腫瘍、内分泌系(脳下垂体)の異常などいろいろ考えられます。ご質問の状況から想像いたしますと、かなり病態が進行しているように考えられまして、現在なされている対処療法では近いうちに重大な結果になってしまう可能性もあります。まず第一は、この病が現在の獣医レベルで回復不可能な病気なのかどうかを把握することです。大阪はとても小動物臨床のレベルが高い地域で、いろいろな技術を持たれた先生が多数いらっしゃいます。また堺市には大阪府大獣医学部、玉造にはVRセンターなどの2次病院が整っていますので、ご意見をお聞きになってもいいのはないでしょうか。また、上記2次病院に掛かってみたいと今の掛かり付けの先生にご相談されても良いのではないでしょうか。
評価・お礼
supuさん
ありがとうございます。私も一度他の病院で診てもらいたいと思っていたのですが、どこの病院がいいか困っていました。病院を紹介していただいたので、早速相談してみたいと思います。あきらめず「できること」を精一杯やってみようと思います。
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RE:犬の病気
大変遅くなりましたが回答させて頂きます。
治療に関しては原因を特定しなくてはなりません。肝臓の腫大が認められるとのことですが、腫瘍か否かは肝臓のバイオプシーを行い確定することが必要です。治療の経過を見ますと、点滴が必要のようですし、腎機能の低下も認められているのかもしれません。一連の病態が肝臓の機能不全に起因するものかどうか、その他に内分泌疾患や臓器の異常がないかは調べる必要があります。
いずれにしても肝臓の問題が腫瘍なのかその他に原因が無いのか、全身的に精査をし、原因を見つけることにより、今後の治療方針が決まり、予後の経過も明らかになると思います。
評価・お礼
supuさん
ありがとうございます。
飼い主の主人の実家とも話をしましたが、治療費のこともあり現状維持という結果になってしまいました。
数日点滴に通ったのですが自力では歩けなくなってしまったので自宅で薬治療になりました。
薬が効いているのか今は食欲もでてきて、お腹の腫れはそのままですがなんとか元気に頑張っています。
病気が回復したわけではないので安心はできませんが、飼い主さんが現状維持を選んだ以上見守るしかありません。
なんとか今のままで本人が辛くなく痛くなく生活できることを祈るばかりです。
ありがとうございました。
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