教えてください。

ご質問ありがとうございます。
床フローリングは、やはりご入居前、家具搬入前にワックスをかけていた方が、その後のお手入れのためにも、傷がつきにくくなることからも、日々のお掃除のためにも、やられておいた方がよいかと存じます。ただし、自然素材志向の方は、無垢材の本来の役割をなくすからといって、あえてやらない方もいます。ワックスとは別に床フローリング材を長年、保護するコーティングも行われていて、キズ対策やお掃除対策にも役立っているようですが、本物は決して安いものではないので、判断の分かれるところです。個人的意見としては、まめにワックスをかけておく方が本来のお手入れかとも考えます。ワックスにもご家庭用のもので、誰にでもできるものと、専門業者でないと施工できないものとあり、ご説明を十分に精査されることをお薦めします。

家のご購入おめでとうございます。
さて、床の件ですが、バーチ材とのこと。

文面を拝見して、珍しいなぁと思ったのですがこのバーチ材は無垢材ですか?
それともバーチ風の複合フローリングでしょうか?

複合フローリングならはじめからしっかりと処理したものが貼られていると
思いますよ。まずここで大きく違うので、販売業者さんに確認してみてください。

無垢材なら、浸透性のものと塗膜性のものの2つの保護方法があります。
浸透性は木に染み込むタイプで、木の肌触りそのままで使えます。
その分、数年に一度は塗り足しが必要になりますが、最近は個人でも
作業されるかたも多いですよ。製品ではオスモカラーなどをはじめとした
天然系のものがあります。

あと、塗膜性のものは文面でもあるコーティング材などでしょう。
これは木の上に膜を作って保護するので、木の肌合いは感じにくい分
耐久性はUPする傾向があります。ただ、個人で作業するのは難しいので
10年〜15年くらい経った時に、業者に再びお願いすることが必要に
なるでしょう。

参考になりましたら

八納啓造 拝

私は専門がシックハウスなので、健康面から申し上げますね。
ワックスというのは怖いもので、ホルムアルデヒドの規制はありますが、農薬等の規制はありません。中には、有機リン系の農薬が入っていたり、有機溶剤(シンナーようなもの)が入っていたりします、水性のものでも、多少有機溶剤が入っている場合があり、これによって、シックハウスになるケースもあります。自分でやるか、業者に頼むかというと、ご自分でやった方がよいでしょう。また、お引き渡しの前に、ハウスクリーニングが入っていると思うので、その時にワックスがけしてあるのではないかと思いますが・・・表面はウレタン塗装やUV塗装などの化学塗料での塗装だと思います。なるべくならば、自然素材のワツクスがよいですね。りボスから、用途に応じて、水で薄めるグラノスというワックスが出ています。これは、自分で濃度を決められるので、便利です。ワックスというのは、ツヤだしの目的もありますが、汚れを防止するという役割があります。
入居後半年に一度ぐらいは、ワックスで拭いた方がよいでしょう。化学系のワックスを使用する場合は、臭いが強くないかなど、確かめて使用した方がよいでしょう。いずれにせよ、新築のうちは、ワックスがけをしなくてよいと思いますが・・・塗布時、塗布後は、換気をして下さい。