対象:投資相談
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まずは、投資と投機を区別しましょう。
FPの岩川と申します、はじめまして。
円安の効果は、外国資産に投資をすれば得られますね。
しかし、
「円安になるかもしれません」が「さらに円高になるかもしれません」
「予測」に頼る、あいまいな手法は投資とは言えません。
余裕資金で投機と割り切り行うこともとても大切です。
投資は、じっくりと時間をかけて資産を形成する方法です。
FXは、通貨の交換です。(外国為替取引です。)
私の「110円」とあなたの「1ドル」を交換する取引です。
1ドルを手に入れて、もしも120円になれば儲かると言うことですね。
(この交換には手数料がかかります。)
投資信託は、分散投資の手段です。
外国資産に分散投資をする投資信託であれば、為替の影響を受けますので、円安になれば儲かります。
外貨MMFは投資信託ですが、FXと類似しています。
くれぐれも内容を確認してから投資をはじめましょう。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
別物と考えたほうがよいでしょう
ばん 様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
FXというのは、Foreign Exchabgeの略。外国為替のことをいいます。ですから投資するのはドルだとかユーロといった他国の通貨です。
投資信託は、主として株式や債券に投資します。したがって本質的にはFXと別物です。
ただし、外貨建てMMFのような商品は投資信託で、満期までの期間の短い外貨建ての債券に投資します。債券部分より為替部分のほうが値動きが大きいので、FXとあまり変わりません。
一番の違いは、レバレッジにあるでしょう。レバレッジとは「てこ」のことです。外貨建てMMFで100万円を投資するときは、100万円を外貨に換えて100万円分を投資することになります。外国為替が1%円高になると1万円損失が生じます。
FXは100万円を預ければ、たとえば、2000万円分の取引ができます。(これを20倍のレバレッジがかかっているといいます)
この場合、外国為替が1%円高になると20万円の損失が出ます。
外貨建ファンドと為替損益のコラムはこちらを、個人か考える投資はこちらを見ていただけば、過去のコラムをごらんいただけます。
回答専門家
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
FXと投資信託の違いと、投信での分散投資の勧め
ばん様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
FX(外国為替証拠金取引)とは日本円と米ドル、日本円とユーロ、米ドルとユーロなど、異なる2国間の通貨を交換し運用する取引の事を言います。
100万円を証拠金として口座に預けると、1倍〜100倍(金融機関により倍率は変わります)の取引が出来ます。例えば100倍のレバレッジを掛けると1億円の取引が出来、1ドルが100円の場合米ドル100万ドルが購入できます(手数料を除く)。この場合1ドルが101円になった場合は100万円の利益が出ますが、99円の円高になった場合には、100万円の損失が出て証拠金として納めた資金はゼロになります。
また、通貨間の金利差によりスプレッドといわれる金利を得る(払う)ことが出来ます。金利の高い通貨を購入(円でドルを買う)すると金利差分を得られ、金利の低い通貨を購入(ドルで円を買う=ドルを売る)するとその差を支払わなければなりません。大きく利益を得ることも出来ますが、大きな損失も蒙る取引です。
通貨の予測はプロでも難しいものです、FXはゼロサムゲームで例えば通貨の高くなる目安くなるという2どちらかに掛ける投機です。
投資信託は株、債券、不動産、商品等現物資産に分散投資するもので、長期間の保有を目指した投資になります。例えば100万円を、株式を対象にした投資信託を購入した場合、対象とした株式群の配当金や値上がりが実現した場合、投資信託の基準価格が上がり収益が出ます。また値下がりした場合には元本割れも発生します。また、当該投資信託の分配金を再投資することで資産を殖やします。
補足
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
従いましてお手元の100万円は国内外の債券や株式への分散投資をお勧めします。
例えば4資産に25円ずつ均等配分しますと、期待リターンは4.3%、リスクは8.7%になります。私のHPに資産配分シリーズとして資産配分検討表とともに、年金を運用している、年金積立金管理運用独立行政法人、年金基金連合会や企業年金連合会の資産配分、そして各資産クラス別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。ご参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
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あまり投機的な取引はお勧めしません。
ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
一言でいうなら、FXは投機的な取引で素人が簡単な気持ちで行うのはリスクが大きすぎます。
投資信託の方をお勧めします。
商品の内容を把握しようとした場合、イメージはFXに行きたくなると思います。
大きな利益が取れる可能性や、為替だけを見ればよさそう、円高なら底値を取れそうなど、いろいろ頭に思い浮かびます。
投資信託は組み込まれている資産が、それぞれ多くて1つ1つ確認していると時間がかかり素人には何を言っているのかよく分からなくなってしまったり、周囲の投資経験者の話しには良くないなどと言う人がいたりと逆に感じることもあります。
しかし、FXの最大のリスクはレバレッジが利くことです。もちろんそれが利益を大きくするのですが、大きな利益が取れるということは、大きな損失を被る可能性があるということ。これをリスクといいます。
もちろん投資信託でも似たような事もありますが、投資信託はあくまで投資なので一気に大きな値動きもしないのと、どんなに大きな金額で投資をしてもそれは自分が拠出した金額なので納得がしやすい。昔の投資経験者は投機経験者と言ってもいいくらいで、投資信託はすぐには大きな利益を生まないのでつまらないと思い、投機的な取引へ走ったあげくに大損をしたという典型的なパターンです。
FXはレバレッジを使うので数倍になった金額を仮定して取引し、その損益を実現させるので利益が出たときはいいのですが、損失を出したときにトラブルになりやすいのです。
だから、資産運用の初心者はFXにいくより投資信託をお勧めします。
ちなみに私のお客様でFXをやっている方は一人もいませんし、話題になっても止めるように勧めてます。
以前のコラムですが、下記も参考にして下さい。
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/21329
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/20991
(現在のポイント:-pt)
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