対象:人材育成
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IT企業の人事を担当しておりますが、採用したエンジニアのヒューマンスキルの欠如に問題を感じています。社内にはヒューマンスキル育成に必要なリソースやノウハウがないため、研修プログラムの導入を検討しています。エンジニアは中途採用の社員がほとんどですが、意識や行動を変える研修とはどのようなものがありますか?また、実際の仕事で役に立つレベルになるには大体どのくらいの時間がかかりますか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:5件
技術者(エンジニア)のヒューマンスキルを上げる研修
おっしゃっている“ヒューマンスキル”とは、
“コミュニケーションスキル”という認識でよろしいですか?
それを前提に、話を進めたいと思います。
実は、数日前に同じご要望をIT企業の人事担当者の方から
いただいたばかりです。
私は、エンジニア職こそコミュニケーションスキルが
必要な職種だと常々考えています。
エンジニア職は、仕事のゴールが明確ですので、
技術スキルさえあれば、一通り仕事はこなせます。
PGレベルであれば、与えられた仕事をこなすだけですから、
コミュニケーションスキルはそこまで必要とされません。
しかし、SE、PL、PM(プロジェクト・マネージャー)、
コンサルタント……と仕事のレベルが上がっていくほどに、
関わる人が増えてきますので、
コミュニケーションスキルの高さが求められます。
さて、ヒューマンスキルを高める実際の研修は、
コミュニケーション系の研修や、
視点を切り替えるという意味でスタンス系の研修を
ご検討されてはいかがでしょうか。
ご予算の問題もありますが、組織の活性化という視点で
全社員を対象とした研修プログラムも考えられます。
どちらも、弊社でIT系企業に実施したケースで
とても成功した事例がありますので、
詳細についてはよろしければお問合せくださいませ。
この手の課題の場合、単発の研修では難しいと思います。
人が行動レベルで変わるのには、時間がかかります。
視点や行動を変えるきっかけを与えた後は、
現場でその言動をサポートする環境がなければ、
せっかくの研修も無駄になってしまいます。
また、3〜6ヶ月ごとにフォロー研修でレベルを上げながら、
スキルの定着を図っていくと良いでしょう。
エンジニア職のヒューマンスキルが低い場合、
組織全体に課題があるケースが多いので、
スキルが低い方のみを対象とするのではなく、
全社員対象の研修を考えてみてはいかがでしょうか。
株式会社ファーストキャリア 千葉 潤子
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エンジニアにとって必要な要件
エンジニアにとって必要な要件は何でしょうか?
それはスキルだと思います。。
コミュニケーションスキルの欠如が、業務にどの程度の影響を及ぼしているのかまずは検証してみてください。
概ね、エンジニアはスキルが欠如しているケースが多いですが、業務遂行に支障をきたさないレベルであれば気にしないほうが良いでしょう。
何故ならば、人の行動要件は簡単に変わるものではないからです。
無理に研修を実施しても成果がでない!という結果になりかねません。
まずは、個人の意識にアプローチをしてください。
簡単なところでは、期間を決めた社内挨拶運動などがお勧めです。
挨拶がきっちりできた人(チーム)を表彰するなどして、個の意識を高めてください。
このような運動であれば無理に費用をかけることもありません。
私の経験では、挨拶運動だけでもかなりの効果があると思っています。
次に研修ですが、、
研修を実施する場合、内面からアプローチするEQ的要素を含んだ研修をお勧めします。
内面(意識・感情)が変わらなくては、行動変容は見込めないからです。
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心が動くから意識、行動が変わる
ヒューマンスキル系の研修ですと以下の3種が良く取り入れられているのではないかと思います。
''1)コーチング''
''2)ファシリテーション''
''3)チームビルディング''
勿論これだけではありませんし、これらが必ずしもすべてのヒューマンスキルの問題を解決するわけでもありません。
この中で自分の得意分野のチームビルディングのみについて答えさせていただくと、期間で言えば2泊3日の研修でも意識の変化が起こり、実際の仕事の場面での行動の変化を促します。
ただし、それを継続させてゆくためのアクションは続けなければなりません。
ご相談の例から考えられるチームビルディング研修の1つはチーム丸ごとチームビルディングしてしまうパターン。もう一つは各チームのリーダーを集めてチームをまとめるリーダーを育成するパターンです。基本的にはどちらも体験学習をベースとし、体験と振り返りの繰り返しによる「体験学習サイクル」から気づきを促して行きます。講師が教えるのではなく、ファシリテーターが参加者の気づきを促して行きます。
体験するアクティビティの例をあげると、
''蜘蛛の巣''
ヒモで作られた大きなクモの巣。その片側から反対側へチーム全員がクモの巣の穴をくぐって渡る。
''ブラインドスクエア''
全員が目隠しした状態でロープを持って正方形を作る。
他にもたくさんのアクティビティがありますが、どれも参加者が楽しんで真剣に取り組めるものになっています。これらのアクティビティをチームの発達状態や目的にあわせて組み合わせてプログラムが作られます。そして真剣に取り組んで成功したり、失敗したりといった波を繰り返すことから深い気付きにつながって行きます。
意識や行動を変えるためには「こうしなさい」と教えられても変わりません。自らの体験を通じて心が動くから意識も行動も変わって行くのです。
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ヒューマンスキルは営業マン的なノウハウ
ヒューマンスキルとは端的に言ってしまえばコミュニケーション能力ということであり、具体的には営業マン的なノウハウと言うことになります。
顧客はシステムが欲しいのではなく、システムを通じて自社の製品なりサービスなりを売れるようにしたいということです。一方、単に顧客の依頼に応じるだけと言うのでは、その先の広がりは期待できません。顧客との信頼関係を築き、そこから顧客の潜在ニーズを掘り起こしていくことでマーケットは持続的かつ安定的に拡大していきます。
ですから、上流工程のSEであればエンジニアとしての技術的スキルと同等かそれ以上に「顧客のニーズを正確に把握し、それに的確に応える」と言った高度の営業ノウハウとしてのヒューマンスキルが求められます。
ヒューマンスキルの育成に関しては通りいっぺんの研修というのでは実効は上がりません。
個別に面接を行い、得手、不得手を明確に把握した上で、本人に最も相応しく効果的なプログラムの構成からスタートすべきです。
これらを自社のナレッジとして集積そしてマネジメントすることでオリジナルのヒューマンスキル育成ノウハウが完成します。
ちなみに弊社では、ヒューマンスキル育成研修を5段階に分けて行っております。
1.全体に向けたヒューマンスキルアップに対する動機付け研修
2.SEに対する個別面談
3.個別の育成プログラム
4.小人数でのヒューマンスキルアップ研修の実施
5.実務型研修
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田邉 康雄
経営コンサルタント
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ITコーディネーター協会への問合せをお勧めします。
''社内研修''を主たる業としているコンサルタントとして申し上げます。「御社内にはヒューマンスキル育成に必要なリソースやノウハウがないため、研修プログラムの導入を検討している」と承りました。
私は、「''情報セキュリティマネジメントシステム''審査員補」資格を、IRCA/JRCAに登録できたことでお分かりいただけると思いますが、ITのことは分かっているつもりです。
しかし技術的な細部内容を研修する力は持ち合わせていません。ですから、実際の仕事で役に立つレベルになるには大体どのくらいの時間がかかるかについて解答を出すことはできません。
―― 意識や行動を変える''社内研修''
これが私の日ごろ受注している研修です。エンジニア一人ひとりの生きがいを見つけて差し上げる研修です。拙著:生涯現役エンジニアで紹介した私の生き方を紹介しながら''社内研修''します。
―― 研修担当の人事部門に対するアドバイス
ITは、''情報処理''と''情報通信''に関してハードウエアとソフトウエアを包含する広い言葉です。御社の業務範囲を明確にして専門家を探すための情報発信をお勧めします。
そして実際に実行する研修に関しては、特定非営利活動法人にお問合せになることをお勧めします。
因みに紹介します。''IT''に関する''セキュリティ''を向上する規格に''ISO''27001(''ISMS'')と''ISO''20000(''ITSMS'')があります。この両者は両''マネジメントシステム''に従事する人材の''教育訓練''の実施''手順''の確立と実施結果の''記録''を求めています。
(現在のポイント:-pt)
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