2008年1月に夫が会社員から個人事業主になりました。
妻の私は昨年までは夫の扶養に入り、年収130万に抑えて二つのパートを掛け持ちで働いておりました。
青色申告者になった夫の扶養にはいっているべきか、自分ももっと働くべきか悩んでおります。
昨年までは調整をしながら抑えて仕事をしていたからです。
本日国民年金、国保の手続きをして、初めて自分も支払うのだと知り、目1杯働いた方がいいのではないかと思いましたが、どうなんでしょうか。
また、夫の開業届けも今から提出なのですが、私も従業員として登録し、給料を発生させることはできるのでしょうか。
帳簿などは全て私がすることになります。
ただ、三つの職場から収入を得ることができるのかどうかわかりません。
またその場合自分も確定申告をする立場になるということなのでしょうか。
わからないことがいっぱいなのですが、まずはそれをお聞かせください。お願いします。
ぴーちさん ( 三重県 / 女性 / 40歳 )
回答:4件
会社員から個人事業主になられた場合について
ぴーち様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご主人が会社員から個人事業主になられたとのこと。
個人事業主の場合、国民年金は、第1号被保険者となり、厚生年金のような扶養の制度はありませんので、今後は、ご主人とぴーち様とダブルで国民年金を負担していくことになります。
但し、健康保険には、任意継続の制度があり、退職後2年間は、「任意継続被保険者」として個人で前の会社の健康保険に加入することができ、その扶養家族も、引き続き被扶養者として加入できます。
また、青色申告者は、家族従業員を青色事業専従者とし、専従者に支給する給与を必要経費に計上することが出来ますが、「その年を通じて6月を超える期間(一定の場合には事業に従事することができる期間の2分の1を超える期間)その青色申告者の営む事業に専ら従事していること。」という要件があり、三つの職場の掛け持ち状態が認められるのかどうかは不明ですし、そもそも、あまり効率的な働き方とは思えません。
個人事業が軌道に乗るまでには、時間が掛かる場合も多いので、生活維持の観点からも、できれば、社会保険完備の職場で、目1杯働いた方が良いのではないでしょうか。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
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配偶者特別控除と専従者控除はどちらか一方!
ぴーち様へ
はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回のぴーち様のご質問につきまして、お応えさせていただきます。ご主人さまが独立されて、ぴーち様は青色専従者として給料を受取られるのであれば、配偶者特別控除と同時に使用できません。専従者の給料によって判断してください。もし、専従者として月109千円以上の給料であれば、専従者控除を活用された方が節税になります。
以上
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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青色事業専従者給与と複数収入について
ぴーち様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
ご主人が青色申告者とのこと
その制度の中に、青色事業専従者給与というものがあり、その年を通じて6ヶ月を超える期間、事業に専従していることを条件に税務署に届出を出して認められると給与を得られます。
但し、他に職業をもっていると認められませんので、将来のために覚えておかれると良いと思います。従いまして、現状は給与の発生は出来ません。
事業開始の当初は概ね赤字でスタートします。その様な場合ぴーち様の収入が生活の保障になりますので、出来るだけ収入を確保されることをお勧めしまする
2箇所以上の収入でも確定申告をすれば差し支えはありません。従いまして、来年はぴーち様も確定申告をしてください。
ファイナンシャルプランナー
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メインのほうで社会保険加入を
ぴーちさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
パートをしている人は青色専従者になることは出来ません。
よって、目いっぱい働いた方がいいのですが、パートのかけもちでは社会保険に加入できませんね。どちらかをメインにして週30時間以上で社会保険に入って働いたほうがお得です。
厚生年金に加入できれば国民年金の支払いが一人ですみますし、国保もぴーちさんが抜ける分安くくなります。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
ぴーちさん
今後の方向性について
2008/01/31 08:10大変よくわかりました。ありがとうございます。
健康保険については知識がなく、昨日、国保に入ってしまいました。残念です。
職場のかけもちに関しては社会保険完備の職場が一番よいのはわかっているのですが、専門職のため、どちらも必要とされていて辞めることは難しいので、このまま維持したいのです。
そこで扶養を抜けるかどうかを決断したいのですが、専従者ははぶき、二つの職場をかけもちすると調整せずに出勤日数など無理せず働く場合年収150万程になると思います。
今まで130万に抑えてきたので、この微妙な数字に決断できずにいます。
国民年金も国民健康保険も自分で払うことになった今、やはり扶養家族内で働くことは無意味なことなのでしょうか。
ぴーちさん (三重県/40歳/女性)
ぴーちさん
回答ありがとうございます。
2008/01/31 08:24専門用語がまだ理解できてなくてすいません。
専従者の給料というのは、夫からの給料のみを指すのでしょうか。他の職場の収入も足したものを指すのでしょうか。
夫からの給料であれば、109千円もの給料を出す余裕はないと思われます。
扶養から抜けるのであれば、帳簿整理などで数万円の給料をもらい、節税になればと思いましたがそれが可能かどうかがわかりません。
先に働いている二つの職場を辞めることはできません。
夫の仕事を手伝い、三つの職場から収入を得るという形はやはり難しいのでしょうか。
ぴーちさん (三重県/40歳/女性)
ぴーちさん
メインとして
2008/02/05 16:56ご返答ありがとうございます。
どちらかをメインにして社会保険に加入しようと考えはじめました。
どちらか一方を切るのはとても辛いことですが。。。
「専従者で申請して、他の仕事は乙欄にすれば大丈夫」と聞いたことがあるのですが、それはどういう意味なのでしょうか?
ぴーちさん (三重県/40歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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