対象:税務・確定申告
主人が自営で会社を経営しています。去年ぐらいより仕事が思わしくなく、収入が減っています。それに伴い家庭に入る収入もかなり減っています。先日、今年度分の源泉徴収票を持ち帰りました。給与所得の額が、実際貰っている金額よりかなり多く記載されているので確認すると、税理士さんに相談した結果、法人を赤字にしたほうが、結果、払う税金が少なくて済む、ということらしいのです。法人が赤字だと、単に税金が少なくなるだけではなくもろもろ払わなくていいものも出てくる、とのこと。でも詳しいことは本人もわかってないようです。私としてみれば、給与所得が多ければ、住民税から国民健康保険料、子どもの保育園代、などがすべて上がってくるので、どっちが得なのか疑問です。実際に貰っているのであれば文句も言えないですが、もらってもないのに、多く払わないといけないのが納得できません。そもそも法人税と個人税では法人税のほうが高いのですか?市区町村によって税率は違うのですか?法人が赤字だと何が払わなくてよくなるのでしょう?教えてください。
ゆそとさん ( 千葉県 / 女性 / 36歳 )
回答:1件
中村 亨
公認会計士
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法人税?について
法人について課される税率は、一般的には42.05%となります。ただ、会社の規模により、法人の税金計算上の利益が800万円までは税率が低くなる場合(約30%)があります。
また、法人については赤字の場合でも必ず支払わなければならない住民税(年間7万円〜)があります。
一方、所得税については、住民税を含め、所得に比例して税率も比例するという累進課税制度(税率は15%〜50%)となっており、さらに保育園代等も所得に応じて変わってきます。
よって、法人税、所得税とも課税所得によって税率が変わってきますので、一概にどちらが有利というものではありません。
(現在のポイント:-pt)
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