さびねこの毛の色のルーツは？

『さびねこ』のという色がよくわかりません。黒が多い中に茶がランダムに混ざる猫で、CFA(Cat Fanciers of America)で『トーティー・シェル』という毛色のことだと思うのですが・・・・。猫の毛色については、特にペルシャなどは遺伝的に証明されています。その中で、トーティーシェルはキャリコと同様、色んな色の遺伝子を持っているので珍重されています。でも、実際、顔にいろんな色が入ってきて、時に可哀想になる位の形相をもった猫ちゃんもいます。当院でも季節で仔猫が保護されてきて、張り紙などで里親を捜しますが、どちらかというと見栄えの悪い子が『私が貰わないと誰も貰ってくれそうにないから』と言って、意外に美男、美女よりも早く貰われていくことも多いです。

さび猫は、一般的にさびの他にぶちと呼ばれることもあります。キャリコと呼ばれるミケと同様に、基本的に雌がほとんどで、雄の発生は遺伝的要素により非常にまれです。ルーツというよりは毛色の分類になりますが、さびの代表としてのトーティー・シェルはブラックやブラウンとレッドやオレンジの色が混合して認められます。それらの割合により、ライラック、チョコレート、ブルー、クリームなどいくつかの色分けがあるようです。里親探しでは毛色のほかにも、それぞれの個性を理解し一緒に過ごしていただける方をお願いしています。個性的なさび色ですが、ここがかわいい!とファンの方も沢山いらっしゃいます。特に雄では希少性が高くその点をアピールするものよいでしょう。サイトもいろいろあるようですので、ご参照下さい。