対象:インテリアコーディネート
こんにちは。木の家に憧れて、床を無垢にできたらいいなと思うのですが、オイルなどの手入れは年に1〜2回しなくてはいけないのでしょうか。手入れを怠るとどうなりますか?置き家具もずらして手入れをするのでしょうか。また、天井や壁にむき出しの板を貼った場合も、手入れが必要なのでしょうか?小屋裏収納の床とその真下の部屋の天井は一枚にした場合の注意点はありますか?色々伺って申し訳ありません、よろしくお願いします。
ひさひささん ( 神奈川県 / 女性 / 34歳 )
回答:2件
無垢材の手入れについて
ひさひさ様
はじめまして。 サカイデザインネットワークの酒井です。
無垢材は、その素材感や香り、住空間の環境においてもたいへん魅力的ですが、やはりメンテナンスは必要になります。 無塗装のものは、その木材の色や木目を活かした仕上げであれば自然塗料(リボス、オスモ、アウロ・・などのメーカーがあります)の「オイルフィニッシュ」や「オイルステイン」などでの塗装が良いと思います。
たとえば、私がよく仕様設定する自然塗料でリボス社の「カルデット」というオイルステインは、無垢の木目を活かしたマットなきれいな仕上げができるのですが、メンテナンスは2〜3年に1回再塗装がベストで、耐水性や耐候性がキープできます。 壁面や天井材でも扱いとしては同様で、無垢材は気温や湿度、太陽光などの影響を受けやすいため、長くきれいな状態を維持するためには定期的なメンテナンスを心がけることが大切だと思います。
住まいながらの再塗装などメンテナンスは少したいへんなこともありますが、本物素材と触れ合う生活の価値観はとても素晴らしいと私は思いますので、無垢材など自然素材の特徴や性質(伸び縮みや経年変化など)を理解できればぜひオススメです。
小屋裏収納ですが、収納するモノ、量を考えて下地やその強度を考える必要がありますが、たくさんの本や重量のあるモノの収納場所としては想定しないほうが良いと思います。
ぜひ素敵な住まいづくりを実現して下さい!
評価・お礼
ひさひささん
床ほどメンテンスの必要がないとわかって安心しました。ありがとうございました。
回答専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
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山本 武司
リフォームコーディネーター
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天然木は非常にアバウトな材料です。
アバウトな材料と表現しましたが対極側に神経質な材料とお考え下さい。
自然素材はその風化や劣化は工業品より総論的に早く訪れます。
が、その劣化を含め質感が楽しめます。
なのでご心配されるほど手入れがいるものではありません。
無垢材の手入れや方法は塗装材、メンテナンスなど
さほどその材木や加工方法により異なりがあります。
集合住宅などでは収まり等に付いて検討する必要があります
素材には必ずメリットとデメリットがあります。
ぜひ比較検討されてご判断されることお奨めします。
評価・お礼
ひさひささん
回答の評価が遅くなって申し訳ありませんでした。劣化を楽しむという考え方もできるんですね。そういえば、日本の古い家屋はそこがいいと感じられます。ありがとうございました。
ひさひささん
メンテナンスの仕方
2008/01/21 15:49早速のお返事ありがとうございます。あちこちで調べても、床材のメンテナンスは必要とありましたが、まさか天井もするとは思いませんでした。天井をするときはどのようにしたらいいのでしょうか。同じオイルフィニッシュなどをモップなどで塗ればいいのでしょうか。ワックスは剥離材を使ってからと聞いたことがありますが、再塗装は、上塗りで大丈夫でしょうか。小屋裏収納の注意点は気をつけます。ありがとうございました。
ひさひささん (神奈川県/34歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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