興奮して飼い主を噛みます

生活中での関わり方を見直す必要があると思います。
日々の生活の中で、犬ばかさんとの遊びや接触をもつ機会をコッカーちゃんが好きなようにコントロールしてはいませんか?
遊びに誘うくせに噛みついてくるのは、コッカーちゃんが自分の思い通りに遊びをしたいのだと思います。
くっつくくせに、頭を触らせないのも同様です。頭に手を乗せる行為は犬に対して「私が上位」と示すことになります。つまりこれを嫌うということは、コッカーちゃんがそれを認めたくないということになります。

犬は、自分の言う事を聞いてくれる相手の命令には従いません。むしろ、そうした行為を挑戦的な態度と受けとり教育してやろうと(人から見ると反抗)してくることがあります。

要求には一切こたえず、遊びや接触を必ず犬ばかさんのほうから取ること、唸ったり、噛んだり、という行為があったら、すぐにその時間を終えること。
人と一緒に何かをする時間は犬にとってはかけがえのない時間です。
それを犬ばかさんがコントロールしていることを示さなければなりません。

今のように家族に噛みついたり、唸ったりする行為は絶対にやめさせるべきだと思います。
まだ2歳ということですし、早急に専門家の指導のもと、互いの関係を見直すよう努力して下さい。

コッカーちゃんのためにも、犬ばかさんのためにも必要なことです。お願いします。

ボール遊びや引っ張り遊びなどをしていて興奮しすぎると、たいていのワンちゃんは唸ります。
そしてさらに興奮すると歯を当てる(噛む)こともあります。
ですから、遊びで唸ったり噛んだりすることに関しては犬ばかさんのコッカーちゃんに特別問題があるという訳ではないと思います。

きっと遊びでの興奮をコントロールできていないのでしょう。

犬同士が遊ぶときは、必ず遊びの中に「小休止」があります。
この「小休止」によって、興奮しすぎないように調整しながら遊びます。
ですが、人間(飼い主さん)と遊ぶ際はそれがなく、興奮した遊びがずっと続いてしまうのです。

ワンちゃんと遊ぶときは、興奮してきたら一度落ち着かせるようにしてください。
トレーニングをしている犬なら「オスワリ」などのコマンドをかけて落ち着かせ、指示が通じない場合は、遊びを中断します。
これを習慣にすると、遊び続けてもさほど興奮しなくなります。
そうすれば、勢いあまって噛んだりすることもなくなります。
※「唸り」に関しては、噛み付いてさえこなければ別に構わないと私は思います。

また、「頭を撫でられるのを好まない」とありましたが、せっかくワンちゃんを飼っているのに頭を撫でてヨシヨシしてあげることができないのは、悲しいですよね。
臆病なコッカーちゃんのようなので、もしかしたらその“臆病”からきているのかもしれません。

臆病な性格だとすれば、専門家の指導の下改善していくことをお勧めします。
専門家から直接アドバイスを受け、コッカーちゃんとの関わり方を変えれば今までよりもっともっと良い関係が築けますよ(^-^)