対象:心の病気・カウンセリング
こんにちは、私には昔から自分に関して一つ悩みがあります。
それは、自分が自分でない感じがするのです。上手く説明できないのですが、鏡に映る自分の顔や、普段しゃべっている声が自分の物でない感じがしたり、なにかしていても他人の行動をその目線で見ているような感じがしたりします。
過去の出来事や友人、現在関係している人たちの事も、「この人(自分)の記憶、知り合い」という感覚で見ていたりします。それは家族についてもそうなのです。
「心と体が別々の人間のような感じ」という言い方が一番近い気がします。これは一体なんなのでしょうか?何かの病気なのでしょうか?
花橘さん ( 長野県 / 女性 / 22歳 )
回答:2件
「離人症」といいます
ご提示の症状は''「離人症 deparsonalization」''といいます。自分らしさがなく、自分の意志で行っている確かな実感が薄れ、生活が受身になってしまう症状です。''「自我障害」''の一つとされており、神経症や精神病などにおいて生じます。
花橘さまは昔から症状が遷延しているようですが、ご家族ご親戚で同症状や精神的な問題を生じた方はいらっしゃいましたか?症状の発生において何か心因になることはございましたか?
これらのことをお近くの精神科を受診されお伝え下さいませ。適切な診断と治療がなされ、症状は軽減することと思います。どうぞお大事にして下さい。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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菅野 庸
院長・医師
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やはり受診が必要
自分が自分でないとか、自分をもう一人の自分が見ているようだという感覚は、精神的な病気の症状の一つです。
できれば精神化クリニックや病院を受診して、抗精神病薬や抗不安薬などを出していただくと、かなり症状は減ってくるでしょうね。
人格障害でも妄想性障害でも、統合失調症でも起こる症状です。
(現在のポイント:-pt)
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