10代に摂食障害になり、10年以上苦しみましたが、
通院入院治療の結果、ほぼ完治しました。もう通院もしていません。
病気に苦しみながらも20代くらいまでは、社交的で友人も多く、恋愛も人並みにし、仕事も普通にやってきました。
病気が治ったあたりから、人と接するのが苦手になっていきました。友人や家族とも何を話したらよいのか、話すことを考えるだけで冷や汗がでるようになり、部屋にこもるようになり、仕事上でも支障が出てきて、退職してしまいました。これからは、なるべく人と接していかなくて良いように、工場でアルバイトをして生計を立てていこうと思い、アルバイトを始めましたが、休憩時間が怖くて眠れなくなるようになりました。でも、働かないと収入を得られないので毎日つらいです。家に帰り、ドアを開けるとほっとします。起きるのが地獄のようです。夜中ずっとネットやテレビを観ていることが一番安心できます。
病気ではないと思いたいのですが、私は何かおかしくなりましたか?ただの怠け病でしょうか?アドバイスお願いします。
ジンジャーさん ( 千葉県 / 女性 / 37歳 )
回答:2件
対人恐怖と社会不安障害
せっかく摂食障害から回復されたものの、今度は対人恐怖と社会不安障害に悩まされていらっしゃるご様子、心よりお見舞い申し上げます。
摂食障害もさることながら、社会不安障害(''SAD'',
Social Anxiety Disorder)も精神疾患として治療の対象となります。つきましては精神科を受診してご相談ください。
これまでの経過をよくうかがい適切な対応や治療がご紹介されます。最近では''SSRI'', Serotonin Selective Reuptake Inhibitorという抗うつ薬や''CBT'', Cognitive Behavioral Therapy(認知行動療法)という精神療法が効果的とされています。
どうぞご心配なさらず、お気軽にご相談ください。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。
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就寝前の生活習慣も、見直しませんか?
こんにちは、ジンジャーさん。
睡眠の問題を専門とする医師の、坪田聡です。
朝の辛い目覚めについて、少しアドバイスさせていただきます。
「起きるのが地獄のようです。」と書かれていますが、大変ですね。
これの原因は主に、茅野先生がご指摘された病気だと思います。
しかし、20%くらいは、夜、寝る前に、
長い間、ネットやテレビを観ていることも関係しています。
テレビなどの光は、睡眠の質を悪くするからです。
寝床に入る前の1時間くらいは、軽い本や雑誌を読んだり、好きな音楽を聴くなど、
メディア以外のことで、リラックスする時間に変えられませんか?
病院での治療と平行して、睡眠の環境や生活習慣を整えていくことは、
早く良くなるために、非常に重要なことです。
下のサイトも、参考になるかもしれません。
All About 睡眠・快眠ガイドサイト
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