建売住宅で売れ残っている物件を検討する際の注意点

売れ残る物件には色んな要因があると思いますが、一般的には、万人向きでは無いということが考えられます。ですから、その一般的ではないという要因をクリアーできる、生活スタイル、金額、その他条件等が満たされるなら購入して良いと思います。

一番重要なのは、やはり金額だとは思います。比較できる物件との対比でその物件よりどのくらいダウンなら妥当か位の検討をしてみるのもおもしろいと思います。

建売販売計画上では、数十戸団地ではもう少しいけるか、というところでしょうが、小規模団地では1割引は妥当なところだと思います。

こんにちは。
不動産コンサルタントの鎌倉靖二です。

販売期間が長期にわたっている場合、まずは売れない理由をつかみましょう。
売れない理由としてはいろいろあると思いますが、
・売り出し価格が競合物件と比較して高い
・オープンルーム、広告など、販売の仕方に問題がある
・担当営業マンの力量不足
・間取り、設備、環境などが競合物件より劣っている
など。

売れない理由がわかって、他の物件との比較で金額をはじめとする諸条件が
納得いくのなら、買ってもいいと思います。
(もちろん欠陥住宅でなく、無理のないローンを組むという前提です)

なお値引の額で判断するのでなく、値引き後の総額に対して
土地建物の広さやスペックが妥当な水準かで判断しましょう。
また、買うと決めたら、もう少し値引きができないかも交渉してみましょう。