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対象:住宅設計・構造

本の重みで床が沈んだ

住宅・不動産 住宅設計・構造 2007/12/19 19:02

2階に二畳の書斎を作り、本棚を三面に置いて本を並べていたところ、
本の重みで床が沈んだようです。
出入り口の扉の上部が引っかかり、閉まりません。
ガラス窓も鍵の掛け金の位置がずれて鍵がかからず、
雨戸も動かなくなり、防犯の面からも不安な状態です。
窓にする処置の方法はあるでしょうか。
室内の扉は木製なので、上をのこぎりで切れば閉まるのでしょうが。
そもそも、このままにしておいて、家自体は問題ないのかも少々不安です。
築20年で二階建の一軒家です。
今は本は1階に移動しました。

ハチオさん ( 長野県 / 男性 / 47歳 )

回答:3件

防犯について

2007/12/28 20:57 詳細リンク

やすらぎ介護福祉設計 斉藤と申します。

外部窓の変形により開け閉めはもちろん施錠までできなくなると困ってしまいますね。。

最近はいろいろな防犯グッズがありますので、補強の意味で使用されてはいかがでしょうか。

私の場合、マンション一階に住んでたころ補助として使用したことがあります。

参考 http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/4988


築20年ということと、二階に重量物があったことで家のバランス(ゆがみなど)が崩れはじめているかもしれませんので、根本的な構造バランスも含めお住まいの役所(建築指導課など)へ耐震診断をお願いしてみてはいかがでしょうか。(費用は助成金が出る自治体もあります)

いち早く安心に眠れる住まいに戻ることをお祈りいたします。

回答専門家

齋藤 進一
齋藤 進一
(埼玉県 / 建築家)
やすらぎ介護福祉設計 代表
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家自体には、大きな問題は無いでしょう

2008/01/05 07:49 詳細リンク

築20年の木造住宅のようですね
壁面に置いた本棚の重さにより床が下がるのは
2つの原因が考えられます
一つは、接合部の緩みあって、書籍の重さで接合部が少し動いた場合
二つは、書籍直下の木材が重さで少し変形した場合です
いずれの場合も構造的には大きな問題にはなりにくいものです
「接合部の緩みついて」
2階建て木造住宅は、木材が何層も組み上げられて構成されています
基礎の上の土台
土台の上に1階の柱
1階の柱の上に桁や梁などの横架材
この横架材の上に床を直接支持する根太
このように、2階の床に到るまで4層の構造材が組み合わさっています
20年前の新築ならば、新築当時、十分な乾燥材を使用したとは考えにくい
このため、自然乾燥の進行により、接合部に緩みが生じています
この緩みが、書籍の重さで動いた(締まった)ものと思われます
この場合は、荷重を取り除いても、復元する事は考えにくい状態です
「木材の変形について」
重さによる木材の変形には、横架材(梁・根太など水平構造材)のタワミによるもの
重さによって木材がつぶれたり縮んだりする変形によるものなどがあります
タワミによる変形の場合、荷重を取り除いたときに復元する場合も多いのですが
荷重の程度と期間により「クリープ変形」といって、タワミが残ってしまう事もあります
また、木材は、その繊維方向と直角の方向に対する圧縮強度は、繊維方向ほど強度がありません
荷重の程度によっては、少しつぶれてしまいます
この変形も元に戻りにくい変形です
これら変形の場合でも、強度が大きく低下したりするものではありません
ということで、構造的には大きな心配は少ないと思います
しかし、締まらない窓やドアでは、生活に支障があります
専門家(工務店や建具屋さん)に見てもらって
「建て付け調整」を依頼しなくてはならないものと思います

NPO法人 新木造住宅技術研究協議会会員 齋藤保雄
[[http://www.shinjukyo.gr.jp/]]

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森岡 篤

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建築家

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原因取り除いても、少し残るかも

2007/12/20 08:56 詳細リンク
(5.0)

パルティータ建築工房の森岡と申します。

1冊ではどうということのない本ですが、まとまるととても重いものです。
本がぎっしり詰まった本棚は、普通の住宅の収納物で最も重い物(単位面積当たり)で、住宅の設計用荷重の何倍にもなることがあります。
詳しくは、以前のQ&Aを参照下さい。

2階に荷重オーバーの本棚を設置する場合、下の階が壁であれば余り問題ないのですが、壁がない場合、床を受ける梁がたわみ、大きな変形を起こすことがあります。
天井が下がる変形は、目で見てもわからないかもしれませんが、扉や窓が開けにくくなります。

本棚を1階に移動とのお話しですので、変形の原因は取り除かれました。
梁はほぼ元に戻ると思いますが、少し変形が残るかもしれません。
小梁-大梁-柱の接合部分も動いている可能性があり、その場合は変形が残るので、本棚を下ろしても、完全に元に戻らないかもしれません。

木材はとてもフレキシブルな材料で、少々大きな荷重を与え、変形しても、荷重を外した後、強度上大きな問題はないと思われます。

ご指摘のように、開きにくい内部扉は当たる部分を少し切りつめます。
窓サッシもある程度は調整(戸車、枠の受けなど)する事ができます。調整の限度を超えていれば、サッシ枠をいじる必要になるかもしれません。
あと、内壁や外壁にクラック(きれつ)は入っていないでしょうか。

これら含め、一度信頼できそうな工務店などに見てもらったらいかがでしょうか。

参考にしていただけたでしょうか。

評価・お礼

ハチオさん

森岡様

以前のQ&Aも拝見いたしました。本は重いものなのですね。
外から見たところ、壁に亀裂は入っておりません。
ただ、壁紙が貼ってありますので、窓枠の調整も含め、
一度専門の方に確認していただこうと思います。
回答ありがとうございます。

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