マンションと戸建て、メンテナンスコストの違いは？

はじめまして、ハウスクリエイト/大川です。
すえさまのご質問について以下、ご参考にして下さい。

マンションと一戸建て、どちらを購入するか迷っているみたいですが、単純にコストだけを確認してみましょう。
マンションの場合は、最近は新築当時から10年、20年長いものになると50年先の計画まで行われています。当然それに対して必要なコスト計算もされているため、購入後はよほどの物価変動がない限り計画に基づいて徴収することになります。

一戸建ての場合は、おおよそ10年に１度のペースで100万円前後の出費が予想されます。
ただ、一戸建ての場合は、必要に応じて自分自身で修繕するか否かを決定できます。
一方、マンションの場合は管理組合の議決により決められます。

基本的な考え方として、マンションの場合は、玄関ドアの外側については管理会社(管理組合)の計画で修繕を行う。
一戸建ての場合は、ご自身の判断で予算に応じて修繕を行う。

修繕コストだけで比較した場合、一戸建ては自己責任タイプ、マンションは管理会社が計画した通りにすすむためお任せタイプと言えるのではないでしょうか･･･

総合的に見た場合どちらがコスト高になるかというご質問については、ひと言では難しいですね･･･
購入するマンションの規模・管理会社によって、修繕計画、費用が違ってきます。
一戸建ても周辺環境により修繕の時期などが違ってきます。
例えば、幹線道路に近いところだと、外壁の汚れや振動などによるクラックなども考えなくてはなりません･･･

すえさまは、住み替えは考えていないとのことですが、コストも重要ですがこの場合のコストは同じと考えて、家族構成や将来の生活スタイルを見据えて『住みやすさ』という観点で考えてみてはいかがでしょうか？
一戸建てには一戸建ての良さがあり、マンションにはマンションの良さがあると思います･･･