対象:リフォーム・増改築
回答:3件
健康にも気をつけけて
マンションは、気密性か高く、2003年以前に建てられたものだと、換気の法律に則していません。また、床や収納に使用されている合半類のホルムアルデヒドの放散量も規制されていないので、シックハウス症候群になり安い状態にあります。また、マンションで皆さん悩まれているのは、結露です。これは、行き場がなくなった空気中の湿気が冷たいところへ行って水滴になるのですが、特に北側の外周壁面に結露しやすく、そこへ家具などを置くと家具の中までカビが生える恐れがあります。リフォームするのであれば、壁のビニールクロスはやめ、湿気を吸ってくれる紙クロスや、珪藻土や漆喰などにするのが良いでしょう。珪藻土は左官で塗ると平米5000円くらいかかってしまいますが、ローラーで塗るものもあるので、これだと平米2500円〜3000円くらいでできると思います。健康の面からみると、工事が終わってもすぐに入居せず、1か月以上経ってから入居されることをお勧めします。入居前にできれば、風通しをして、有害物質を極力飛ばしてから、入居することが望ましいと思います。自然素材を使用すること。こけがポイントです。
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近隣への配慮なども忘れずに
近隣への配慮
マンションのリフォームで近隣への配慮は重要です。
特に階下への音の問題。最近は管理規約の中に遮音等級や床の材質が指定されている場合がほとんどですので、それに従わなければなりません。
設備(水回り)の移動に関して
お風呂やキッチンの周辺に「PS」と書かれた囲まれた場所があると思いますが、そこには配管が通っていて、ほとんどの場合、住戸内の水道設備をそこに接続しなければならりません。ですので、どこでも配置できるわけではないのです。PSからあまり離れた場所に移動は難しいと考えてもいいでしょう。
築年数が分かりませんが、ある程度新しいマンションの場合はほとんど「スラブ上配管」をしており、設備の移動は比較的楽なのですが、築20年あたりを境に「スラブ貫通配管」の場合があり、その場合は設備の移動は慎重に行なわなければなりません。
その他にもチェックポイントはたくさんありますが、図面を見ながらお話しするのが一番分かりやすいと思います。
工事費用に関して
スケルトンリフォームを行なった場合、工事費で100,000円/m2〜(できれば150,000円/m2以上)を考えていただくといいと思います。また、リフォームの場合、解体してはじめて分かることもあり、若干の予備費(工事費の10%程度)も見ておくことをお進めします。
管理規約により工事に関しての規制が厳しいところもあり、その場合、工事期間が延びることになり、工事費に跳ね返ってきます。また、高層階などは解体したものの運び出し等に時間と手間がかかり、解体費用が若干高くなります。
他に、お引越し前の工事であれば問題ありませんが、既にお住まいの場合は仮住まいの費用、お引越しの費用(2回分)、設計料などがかかります。
スケジュールに関して
リフォームの規模や内容にもよりますが、スケルトンリフォームの場合、設計期間が1〜3ヶ月、工事準備期間が2週間〜1ヶ月、工事期間に2ヶ月ほどをお考えください。
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配管の老朽化と下地の状態をチェック。
ご質問ありがとうございます。
中古マンションの場合、特に気をつけなくてはならないのは、配管です。
専有部分の配管交換は、区分所有者にまかされているので、築年数によっては交換されずに放置されたままの状態があります。内装工事に力を入れても、給排水管の老朽化によって、リフォーム工事が台無しになるばかりか、階下の方に多大なご迷惑をおかけして、賠償金が生じる場合があります。
内装工事で注意しなければならないのは、壁床天井が古くなっているので、その下地補修に注目することです。床の下の根太などの工事や壁下地の工事に充分な手当てをしないと、立派な内装やデザインもほころびが次第に見えてきます。築年数が浅ければたいしたことではないですが、20年以上の物件では、表面より下地に重点を置いた工事をお薦めします。
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