２９歳女性　留学と資産運用について

k8277 様 バームスコーポレーションの杉山と申します。

「投資物件の購入」とありますが、これは、不動産投資のことを指していますか?
もしそうであれば、シミュレーションツールがありますからご自分で計算してみてください。
不動産投資シミュレーションツール
不動産投資に関する記事はこちらにまとめてあります。広告に掲載されている利回りを鵜呑みにするといけません。

先日も不動産投資の相談を受けましたが、現在不動産市場は売り手市場になっていて価格は高騰しています。不動産投資成功のポイントは、安い価格で購入することですからタイミングとしてはよくないのではないでしょうか?

これは株式投資でも同じです。基本は安いときに買って高くなるのを待つ。「安いとき=人気のないとき」ですから不安に駆られますが大切な姿勢です。

チャールズエリスは、このことを「ソックスを買うようにストック(株)を買う」といっています。

資産運用の準備は日本でされたほうがよいでしょう。ファンドの手数料も日本のほうが安いという話を聞いたことがあります。

はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

文面を拝見し、イタリアへの留学が、ご自身のこれまでのキャリアプランとつながっているようですし、卒業後、現地で仕事を探されるとのこと、夢があって、素晴らしいと思いました。

費用対効果の問題も確かにありますが、ご自身の人生の中で、万一上手くいかなかったとしても後悔しないかどうか、という基準で判断されてみてはいかがでしょうか。

資産運用については、予想外に費用が掛ることを考慮し、預貯金など流動性資産の割合を高めておく必要があります。

なお、投資物件の購入は、むしろ流動性リスクを高めてしまうため、おすすめではありません。

1年間の予算500万に対して、預貯金500万ですので、留学前に、株式や投資型個人年金の一部も現金化して、流動性資産に移しておく必要があるかもしれません。

以上、成功をお祈りしております。

はじめまして。FPの岩川です。

1、について、
費用対効果ということですが、お金には変えられない経験が得られ、キャパが広がるのでは?

語学留学が直接、その後のステップアップに繋がるのではなく、k8277様の気持ち次第ではないですか。
「できるか、できないかでなく、やるか、やならいかすべて」ですよね。

個人的には思い立ったが吉日だと思います。

2、について
現在の保有資産を見ると現金と長期資産形成に分けられ、合理的ではないでしょうか?
最近の変額は、資産配分に制限が設けられ思うよう配分できません。しかし、k8277様保有されている変額は、手数料は少し高めですが、資産配分に制限がなく、きめ細かく配分をコントロールできるので良いのではないでしょうか。

では、運用について、不明なことがあれば気軽にご質問ください。

初めまして。ファイナンシャルプランナーの小松英二です。

夢に向けて着実に歩まれており感心しています。私も会社を辞めてファイナンシャルプランナーを目指すに当たり、十分な準備を積んで来たはずなんだけど本当に大丈夫かな、といった期待と不安が交錯する心理状態にあったことを思い出します。

さて、ご質問の1番目ですが、費用対効果は十分あると思います。世界で一番洗練されたファッションの世界に身を置き、1年間みっちり勉強するわけですから、一生のうちで最も充実した時期となるのではないでしょうか。その上で、好きなことを仕事に出来ることほど幸せなことはありません。今さら私がアドバイスすることでもありませんが、勉強とともに就職活動を是非しっかりやって頂きたいと思います。留学経験を活かせる仕事に就いたところで、はじめて学費や生活費として蓄えてきた500万円の投資が回収できるのです。私が言うまでもなく、k8277さんは胸に十分刻んでいることと思います。

2番目のご質問ですが、1年間の生活費500万円を預貯金500万円で賄うことを考えているならば、株式に投資した100万円も流動化させ、現地での不測の事態に備える必要性を感じます。投資のほうは、投資型個人年金に400万円を当てていますのでこれで十分だと思います。

株式投資などで高収益を狙うことを、「ハイリスク・ハイリターン」投資といいますが、実は世の中には「ノーリスク・ハイリターン」な投資があります。皆さんなかなか気がつきませんが、「働く」ことがそれに当たります。海外留学&生活で確かなものを掴み、その後の仕事や人生の糧として「大きなリターン」が得られますよう頑張って下さい。

1.について
費用対効果はk8277さん次第の問題みたいな気がします。時期を選ぶのはなかなか大変です。準備が整えば、ご自身が思い描いた夢をしっかり握りしめておけばいつでも飛び出せそうですね。

2.について
留学期間を1年間として、その費用を500万円と見積もっておられるようですね。預貯金の500万円をそれに充てることになりますね。今回、ご自身の進路、ライフスタイルの舵を大きくきることになります。思いもよらないことが起こることもありますので、余裕をもって取り組みたいですよね。できるかぎり充分な準備を整えておきましょう。株式100万円や個人年金400万円の資金をあえてこの留学のための準備資金として考えておいたほうがよいのではないでしょうか。ご両親もご健在でお元気なら少しだけすねをかじってみるのも。(笑)
留学中の1年間は”吸収すること”が最優先です。29歳の若さです。資産運用も、ご両親に報いるのも帰国してからで充分では。パワーアップしたk8277さんとして。

ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。

夢をかなえる為の留学ならぜひ行って成功させて下さい。
人生において大きな糧となるでしょう。

まず1は、私たちよりk8277さんの方が詳しいのではありませんか?
費用対効果を考えて、成功すると考えてきたからこれまでがんばってきたのでしょう。
業界のことや、将来性などの展望もご自身の方が詳しいと思いますよ。

2については、本来預貯金では資産運用と呼べる運用はできません。
しかし今回一年間留学するのに手持ち資金として今ある500万円は、正に軍資金ですから資産運用には不向きであると考えます。

それから今ある株式も、できれば売却した方がいいでしょうね。今後も数年レベルで保有し続けるものなら継続しても構いませんが、そうでないなら管理できないのではと思います。

変額年金保険については、将来を見越して契約している唯一の資産ですから、絶対解約してはなりません。現金化すればすぐになくなり、帰国後の展望も開けなくなる可能性もあります。

投資物件とは不動産だと思いますが、これから海外に留学するのに全く考える必要はありません。
帰国後に考えればいいことです。投資として考えるなら別のものを検討するべきで、不動産が気になるならREITを保有する位にして下さい。

今は長期的に資産運用できるものを除いて、他は帰国後に考えることとし、留学に専念する方がいいですよ。