給与所得中に開業準備する場合の注意点について - 独立開業 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

給与所得中に開業準備する場合の注意点について

法人・ビジネス 独立開業 2007/11/21 15:07

夫は飲食店に正社員として勤務中、私は扶養の範囲内でパート勤務です。来年5月位に夫名義で飲食店を開業予定です。
夫には開業の一ヶ月前迄勤務してもらい、勤務先へは退職届を出すまで開業を内密にしたいと思っています。
勤務中に、店舗の不動産契約や開業準備資金の支出が予想されますが、開業届や青色申告届をしていない場合は経費として認められないのでしょうか?もし認められる場合は経費の領収書の名義は夫の個人名でも良いのでしょうか?
正直なところ、届出した場合勤務先に知れてしまうのではないかと躊躇しています。届出のタイミングについてもご指導下さい。
また、私のパートは週1日6時間程度で続けて、店の手伝いと兼業して行きたいのですが、青色申告の専従者として外れてしまうのでしょうか?
知識が無く、質問もまとまらず申し訳ありませんが、節税の為の労力は惜しまないのでご指導下さい。

umiさん ( 山梨県 / 女性 / 36歳 )

回答:1件

後藤 義弘 専門家

後藤 義弘
社会保険労務士

- good

ご質問ありがとうございます

2007/11/28 21:41 詳細リンク
(5.0)

*■ 質問-1 (a)
''勤務中に、店舗の不動産契約や開業準備資金の支出が予想されますが、開業届や青色申告届をしていない場合は経費として認められないのでしょうか?''
**''★ 回答 : 準備期間中の事業関連支出は経費計上可能です''
''【解説】''
お話からすると ''開業日'' は具体的に売上の計上が開始される ''お店のオープン日'' と考えられ、その準備行為着手後お店のオープン前の期間はいわゆる ''(開業) 準備期間'' と解され、その間に支出される事業関連の費用 (ご質問で言う店舗取得に伴う支出など) は経費として認められます。

次に、税務署への届出 (青色申告申請) と経費計上可否の関係についてですが、基本的に届出等の有無と経費計上可否とに相関関係はなく、開業届等を提出しなければ経費の計上が認めれない、言い換えれば届出後の支出しか経費として認められない、と言うことではありません。

開業 (お店のオープン) に向けすでに具体的な準備行為に着手しているわけですから、その実態に即し必要な経費を計上すればよいでしょう。

届出そのものが経費を計上するための絶対条件ではないので、ここではこの両者をひとまず分けて考えたほうがよいと思います。

(なお届出の時期については下記質問-2をご参照ください)



*■ 質問-1 (b)
''もし認められる場合は経費の領収書の名義は夫の個人名でも良いのでしょうか?''
**''★ 回答 : ご主人様のお名前です''
''【解説】''
上のように、もはや準備期間中の必要経費の支出と考えられるため、領収書の名義は当然事業運営の主体、つまり事業主であるご主人様のお名前になるかと思います。



*■ 質問-2
''正直なところ、届出した場合勤務先に知れてしまうのではないかと躊躇しています。届出のタイミングについてもご指導下さい。''
**''★ 回答 : 退職日以降でよいと思われます''

お話の出店計画を時系列にすると・・・

補足

> ''【1】 準備行為着手 (在職中) ⇒ 【2】 退職 ⇒ 【3】 店舗オープン''<
という流れになると思います。

届出を出す行為そのものがそのまま兼業の発覚につながるとは考えにくいところですが、もしご心配であれば、上 【1】 の準備期間と在職期間の重なる最後の1ヶ月の期間内に開業を届け出ることは避け、 ''退職後 (【2】と【3】の間)'' もしくは、その後の ''オープン日 (【3】) 以後'' 速やかに届け出ることで上のような不安はひとまず払拭されるのではないでしょうか。

(もっともそれ以外の人為的な要因による発覚リスクは防ぐことはできませんが・・・)

また、''所得税法第229条'' によると、この開業届、 ''開業後1月以内'' と提出時期が規定されています((実務上はこの期限があまり重視されていないのが実情ですが…))。
したがって ''オープン後1月以内'' に届出ることで同手続き規定も遵守されることになり、むしろ望ましいタイミングと言えるでしょう((オープン日前でも届出は受理されます))。



*■ 質問-3
''私のパートは週1日6時間程度で続けて、店の手伝いと兼業して行きたいのですが、青色申告の専従者として外れてしまうのでしょうか?''
**''★ 回答 : 別途お問い合わせください''
''【解説】''
お店に従事される時間や業務、パート就労と事業専従のバランスなどを考慮し、社会通念上合理的な額のみ控除が許されることになると思います。

残念ながら限られた情報だけで明確なお答えすることはできないため、お問い合わせにて対応させていただきたいと思います。

''⇒⇒⇒'' ''続きはコチラ''

評価・お礼

umiさん

詳細にご回答頂き、すぐに評価させて頂くべきだったのですが、再質問をしてそのままにしてしまいました。評価が大変遅くなり大変申し訳ありませんでした。丁寧な回答でとても参考になりました。ありがとうございました。

回答専門家

後藤 義弘
後藤 義弘
(社会保険労務士)
代表取締役

『提案力』 『コミュニケーション力』 に自信アリ

中堅中小企業の頼れるアドバイザーとして経営上の広い課題に横断的に対応します。経営者との良い協働関係を通じ、常に有益なツールや情報をご提案し、会社利益に積極的に貢献するとともにお客様の満足を超えるパフォーマンスのご提供に全力を尽くします。

質問やお悩みは解決しましたか?解決していなければ...

※あなたの疑問に専門家が回答します。質問の投稿と閲覧は全て無料です。
質問者

umiさん

青色申告の専従者について

2007/11/29 00:27 固定リンク

詳しく回答していただき有難うございました。
青色申告の専従者について再度ご回答よろしくお願致します。
店は週1日休業日とし、私は開店前の10時位〜夕方16時位迄、接客や雑務を手伝う予定です。また帰宅後も経理やHPの管理を私が担当する予定です。
パートですが、9時〜16時前後、週1日勤務で考えております。店の手伝う時間帯と重なる為、週1日であっても外れてしまうのでしょうか?
パート所得が少額になるので、青色申告の専従者から外れるのであれば、辞めてしまった方が良いかと思っています。

umiさん (山梨県/36歳/女性)

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

このQ&Aに類似したQ&A

出張ネイルについて まい5566さん  2015-05-26 12:23 回答1件
アクセサリーブランド設立での事業形態 onelovemamaさん  2011-07-26 21:18 回答1件
夫の社会保険扶養内の判断 yumuさん  2008-04-28 11:07 回答1件
個人事業主(妻)の年金・保険(扶養)について 77さん  2007-09-20 20:04 回答1件
専門家に質問する

タイトル必須

(全角30文字)

質問内容必須

(全角1000文字)

カテゴリ必須

ご注意ください

[1]この内容はサイト上に公開されます。

  • ご質問の内容は、回答がついた時点でサイト上に公開されます。
  • 個人や企業を特定できる情報や、他人の権利を侵害するような情報は記載しないでください。

[2]質問には回答がつかないことがあります。

  • 質問の内容や専門家の状況により、回答に時間がかかる場合があります。
気になるキーワードを入力して、必要な情報を検索してください。

表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング

メール相談

独立、起業、法人成り アドバイス

これから独立、起業、法人成り、副業などを検討している方へのアドバイス

谷 理恵子

谷 理恵子

(心理カウンセラー、起業コンサルタント)

メール相談

創業資金を借入するための起業計画メール相談(2往復)

元銀行員で、豊富な創業資金審査経験を持つコンサルタントが、起業計画書を事前に点検!

渕本 吉貴

株式会社FPコンサルタント

渕本 吉貴

(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)

メール相談

【メール無料相談】 起業家のための生き残り財務戦略&資金調達

起業時の財務面、資金調達について、事業計画から税務面まで含めて、まとめてご相談に乗ります!

森 滋昭

森公認会計士事務所

森 滋昭

(公認会計士・税理士)

メール相談 創業資金を借入するための起業計画メール相談(1か月)
渕本 吉貴
(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)