対象:コーチング
回答:1件
臼井 優樹
パーソナルコーチ
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意見を挟まず傾聴の姿勢で!
まず、後輩の相談に真剣に向き合ったことを称賛します!また、相談を持ち
かけられる精神的な距離にいたことがあなたの価値を示していますね。これか
らも慕われる先輩でいてください。真剣に聞いてくれる先輩がいたことで、そ
の後輩も随分感謝していることでしょう。
さて、後輩から相談事への対応ですが、最終的な選択と決断は、その人だけ
のものであり、納得しない限り周囲の意向に沿ったものにはならないでしょう。
ただし、抱えている不満と問題が、組織として解決できるものかどうか見極
めることはとても重要です。
そこで、抱えている不満と問題をきちんと明確にすることから始めましょう。
まずは傾聴です。コツは、真剣に興味を持って、自分の意見は挟まないこと!
とにかく「何が問題なのか」「どうなったら理想的なのか」「どうしたいのか」を
聞きましょう。
何が問題なのか問われて、すぐに整理された答えが返ってくる人は、そう多
くありません。現実と理想のギャップを感情的にとらえている人が多いので、
じっくりと「事実としての問題」を聞いてあげてください。
次に「理想的な状態」について聞きましょう。だんだん、相手も冷静になっ
てきている頃だと思います。
そして「どうしたいのか」「可能なアクション」について聞いてください。
もし、組織として対応可能であれば、納得の上、これまで通り共に汗を流すこ
とが可能かもしれません。それでも、解決策が得られない場合は、やはりその
人の選択と決断にゆだねるしかないでしょう。
だた、真剣に聞いてくれた先輩として、これからもあなたとの関係は続くと
思います。後輩は自分の意見を尊重して傾聴してくれたことに感謝しているこ
とでしょう。まだまだ、自分の意見を挟まず相談に乗ってくれる人は少ないの
ですから。きっと後輩にとって、無くてはならない存在になっていますよ!
これからも慕われる先輩でいてください。応援しています!
(現在のポイント:-pt)
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