ステンドグラスを家族のシンボルにしたい

APROJECT建築デザイン事務所の縣美樹です。
家族のシンボルとなるステンドグラス、素敵ですね。

ステンドグラスのデザインは基本的なパターン集などから好みの物を選んだり、手書きのスケッチなどから形を起こしてもらう方法などがあります。
具体的なイメージがなくても希望のモチーフ（鳥、花、幾何学）、好きな色など伝えて制作してもらうこともできます。
制作には（デザインもですが）日数が掛かるため十分な納期をもって相談される事がポイントです。
設計もそうですが相談期間には余裕を持つ事が大切です。

外壁に面している場合は透明ガラスFIX窓を前面にとりつけた方が安心ですね。
一言にステンドグラスといっても製法、価格も様々でそれによって耐久性も変わってくるので制作者さんと相談するのが一番だと思います。
ステンドグラス屋さんのデザインパターンを参考にされてみてはいかがでしょうか。

http://www.aichi-iic.or.jp/co/stainedglass/1f/2f/2/2.html

世界でたった一つの家族のためのロゴマークをつくっていただきたいとおもいます。

ステンドグラスのデザイナー（製作者）に案を
依頼します。

お客様のお好みやこんな感じをお聞きして
デザインのパターンをプランします。

直線を多くとか曲線を多くとか
色柄はシンプルにとか複雑に
好きな図柄はと言う風に進めます。

そこで原案を基に「ミンミ」さんの
希望を伝えます。

やはり作者の好みや力量でかなり変わります。
絵画を購入する感覚です。

ステンドグラスは壊れやすいものですが
（ねじれに弱い）
建築の段階で計画をしてビルドイン（建築化）
しておいて枠やフレームなど周りの雰囲気も
尊重します。

イタリアのフィレンチェなどは
紀元前の建築物に多く採用されていますので
劣化しないと考えても過言では
ありません。

参照の画像はイタリアでのものです。
現代ではこういう複雑な意匠はとても
難しいかもしれません。

参考までの写真です。

採用場所は室内が暗く外部が明るいように
建物そのものも工夫すると
より「らしさ」と「冴え」が生まれます。

初めまして、Glass Studio URUGAの宇留賀と言います。

ステンドグラスのデザインをご自分で考えるのはかなり難しいでしょうね。しかし、イメージが有れば漠然としたものでもそれを形にしてくれるのがプロです。プロに頼む場合はなによりも自分と相性の良い工房を探しましょう。もちろんデザインセンス的にも、人間的にもです。

工房はたくさん有って迷われると思いますが、とにかく作品を見た直感で良いと思います。いろいろと見ているうちにピンとくる所が有ると思います。「どんなデザインでも出来ますよ!」というのは「特化したものがない」と言っているのと同じです。明確なデザインスタイルの有る工房で、信頼できる所が見つかればもう夢は半分叶ったようなものです。

人間的相性というのはやはり「作品は人」だと思うからです。一般に工芸品と買う、オーダーする、というのは工房、制作者の個性も含め、持つ喜びにつながるのだと思います。（私がほかの方の作品を買うときもどんな人がどんな想いで作ったのかが知りたくなります）躊躇せず何でも聞ける、答えてくれる、無理は無理とはっきり言ってくれる。そういった信頼関係が作品作りの成功につながるのだと思います。

ステンドグラスの寿命は、歴史的な経験値からは数百年と言われています。（しかし、どういう状況で残っているのかが問題ですが）実際は施工方法、施工場所（建具などの可動部分は特殊）環境、メンテナンスの有無によりかなりの違いが有ります。プロが施工するのであれば、特殊な外的要因が無いかぎり家屋の寿命よりは長いはずです。また、次の世代に受け継いでいただくための移設も出来ます。その際はメンテナンスをされた方が良いでしょう。

参考になりましたでしょうか
ご成功を祈ります。