ERPの中小企業への導入は効果的か

こんばんは。環の小坂です。

中小企業（弊社もそうですが）がシステムを導入する場合、
・コスト
・利用による現場の負荷
の２つをしっかり考える必要があります。

その反面、うまくはまれば非常に威力を発揮します。

そこでお勧めするのはプロトタイピングです。

つまり、エクセルや既存のグループウェアなどを使って、
擬似的に色々仕組みを作って回してみます。
そしてそこで改善した上で、いけると思ったら投資するという戦略です。

そのことで投資効果をあげることが可能になります。

こんにちは。
オーシャン・アンド・パートナーズの谷尾です。

ERP導入にあたって欲しいイメージはどのようなものでしょうか。

・業務のボトルネックの改善
・一人あたりの生産高を高めたい
・納品リードタイムを縮めたい
・事務が忙しすぎるので合理化したい
・人件費が問題になっているのでシステムに移転したい
etc....

このあたりによっては、ERP以外の選択枝も視野に入れることをお薦めします。
というのは欲しいイメージがピンポイントで決まった場合、オーダーメイドしたほうが安い場合もあるからです。また一定のライセンス料金と導入人件費以外に、コンピュータにデータを入れる手前で、多少なりとも目に見えないコストが日々発生することも考慮に入れる必要があります。

あとは、他社の事例はあまり意識せずに、
目的設定を明確にすることかと思います。

「お客さまからの注文から材料の手配に4日かかっているのを4時間にしたい」、
「○○部門の○○業務は完全自動化する」

といった程度の具体的な目標があると、御社にとって見合う解決策になり得るかを事前に検討ができますし、稼働後の評価も可能になります。

少しでも参考になればと思います。

こんにちは。ITウェイブの宮下です。

中小企業でもERP導入の成功事例は勿論有ります。そして失敗事例もあります。

ERP導入で最も重要なことは、単に業務改善ということではなく、BPR（Business Process Rengineering；組織再編を含む事業・業務改革）として取り組まなければならないということです。

個々のERPパッケージが想定しているビジネスモデルに合わせて、導入企業の事業・業務を再構築するという意味があります。

ですから経営トップが中心となり全社的な取り組みが必要です。

会社組織の大幅な見直しになりますので、それなりのリスクが有ります。段階的に導入するのが得策でしょう。

ERPは会計が核になりますので、会計を最初に導入し、次に販売・人事・給与というようなことになります。

先ずはERP導入の目的を、経営トップを含めて十分に議論する必要があります。

ITウェイブではERP導入の支援も行っていますので、必要であれば個別にご相談ください。

はじめまして
ＳＦＪソリューションズ 川上です。

ERPと聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか。
会社の資産（人、物、金、情報、その他）を管理するツールですが、オールインワンである必要はありません。

貴社が、何を求めているかを明確にすることで、どんな解決策があるかが出てきます。
ERPパッケージありきではなく、貴社のニーズと予算に合わせて必要な部分のみを導入する計画を立てることをお勧めします。
その際、今後の将来性、拡張性を見渡しながらツール（現実策）を検討されてはいかがでしょう。

中小企業のERP導入のポイントは、よき相談相手になってくれる会社を見つけることです。ベンダーであれ、コンサルタント会社であれ、あなたが ERPを導入したいと思う、真の気持ちを引き出して、明確な目的、目標作りに協力してくれる相手がいれば、導入したシステムが使い物にならないなどという悲劇は避けられます。

丸投げのようで恐縮ですが、下記の記事などは非常に参考になると思います。

http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cinvest/opinion/qa/qa29.html

他社の事例をあまり意識されないことをお奨めします。

こんばんは、チームデルタの谷口です。

業種、業態の違い、そして、貴社独自の事情もおありのことと思います。
導入するシステムも違えば、導入目的も各社各様だと思います。

今現在の業務フローの中に抱える問題・課題を１つ１つ明確にしてみてください。
導入候補のシステムが、それらにどう応えてくれるのか、社内でご検討ください。
導入により改善できること、導入により生じる新たな作業やコストを想定してみてください。
システムの選択だけでなく、導入後の運用にも目をむけ、新たに生じる不慣れな作業の負荷分散など、マンパワーの配分にも考慮されることをお奨めします。

何かと人手に不自由をお感じになってるようであれば、ERPの導入により劇的に改善できる可能性があります。

まずは社内で成功に導く準備をされることが何より大切かと思います。


ご参考になれば幸いです。