興奮しやすい性格の子への対応

興奮しやすいとのことですが、パピーであればそれほど特別なことではありません。

また、「ダメ」も「いけない」も通じない状態に・・・・
こういった性格の子に対して、叱り方はどのようにしたらいい・・・
ということですが、コレも特別なことではありません。

人間の言葉を人間のように理解できない犬達に対して、言葉で叱ることは、効率的ではありません。
まして、マズルをつかんだり、仰向けに押さえ込んだり、首根っこをつかんだりするなどの体罰は、効果も期待できず（飼い主が噛みつかれるようになるなどの）リスクがありすぎるので、絶対にやるべきではありません。

では、どうしたらいいのか。
効果とリスクを考えれば、如何に叱らないで育てていくか
を考えることです。

そうした視点に立った場合、今「るる」さんとワンちゃんに必要なことは、犬への正しい理解と犬に何かを伝えるにはどうしたらいいかを、「るる」さん自体が理解することとなります。

そしてその理解のためには、系統的かつ継続的な家庭犬のためのしつけトレーニングをお受けになることが、不可欠です。

東京であれば、そうしたスクールがたくさんあります。

お近くにないのであれば、ぜひCan ! Do !にお越し下さい。

Can ! Do ! では月に２回ほど、犬のしつけ方セミナー（有料）を開催しています。まずはそれにご参加なされることをお勧めします。

至近のセミナーは
2007年10月28日（日）午後1時より、
より行われます。

それ以降の予定は、
http://www.petcom.jp/event.html
をご参照下さい。

※Can ! Do ! テキストとしても使用している拙書「犬は知的にしつける」を、ぜひご一読下さい。現代に必要なしつけとは何かを、ご理解いただけると思います。

嬉しくて楽しくて、体全体で表現しているだけです。るるさんがおっしゃる通り、興奮しやすい性格かもしれませんが、特に問題があるようには思えません。
叱る必要なんて全くありません。
興奮しやすい子に人間が興奮してみせる(怒る)のは良くありませんよ。より興奮しやすくなる、攻撃的になる、などの悪影響を及ぼすことも多いですから。
むしろ、常に冷静に、穏やかな口調で指示を出して下さい。るるさんが何を言っているのか、自分が騒いでいると聞き逃してしまいますから、シュナちゃんは動きを止めてじっとるるさんに注目してくれるはずです。そこですかさずご褒美です。

動きが止まるまでに１分かかろうが３分かかろうが、待ってて下さい。一生止まらないわけじゃありません。走り回ってしまうほどなら、リードを装着し、短く踏んでおけば、おさまりやすいです。

シュナちゃんがるるさんに注目するためには、冷静になる必要があります。飛び付きや噛みつきではなく、お座りこそがご褒美に結びつくことを学習させて下さい。

ご飯の時も、根気よく待ってあげれば必ず座れる時が来ます。ご飯は一度に一回分の食事を与えてしまうより、何度も小分けにして練習するといいですよ。

来てたった3週間で、トイレトレーニング・おすわり・呼んだら戻ってくるをできるようなったなんて、すごいですね！

きっとるるさんのシュナちゃんは、褒められるとすごく嬉しくなってしまんでしょうね(^-^)
これは悪いことではありません。
ですから叱って止めさせるのではなく、るるさんが興奮させないように接するようにしてください。

文章の中に「比較的オーバーに」とありますが、きっとこの“オーバーさ”が興奮させてしまうのだと思います。
「犬の行動は人間の行動とシンクロする」と言います。
つまり、飼い主が興奮すれば犬も興奮し、飼い主が落ち着けば犬も落ち着くのです。

なので、トレーニングの際はオーバーに褒めず、落ち着いて（＝シュナちゃんが興奮しないレベルで）褒めてください。
そしてご飯時に興奮してしまうのは、ご飯ボールを持つ前にクレートやサークルに入れて、その中で食事を与えるようにしてください。

もし興奮してしまったら、とにかく動かないでください。
嵐が過ぎ去るのを待つようにじっとして、落ち着いたら褒めるようにしてみてください。

文章だけでは上手く理解できないかもしれないので、できれば直接専門家からアドバイスを受けることをお勧めします。
まだ生後4ヶ月半なので、今のうちに興奮させないようにするにはどうしたら良いのか、興奮をどのようにおさめたら良いのかを知れば、どんな状況でも落ち着けるコになると思いますよ♪