建築条件付土地

見積もりの不信感と言うことの内容が分かりませんが、建てる建築との整合性がないということなんでしょうか。お父様が建築関係者だから、ことさら見えてくるんでしょう。

建築条件付の土地の販売会社にとって、開発コストを回収するための手法として土地と建物を一体として売ることで改修することがそもそも建築条件付きとしている趣旨です。

ですから、建築条件付の場合、建築工事を他の建築会社に依頼することは、販売会社の利益が生み出される仕組みを壊すことになりますし、他の建設会社に見積もりを依頼されても、建築条件付であると分かれば同じ業界にいる者同士ですので、工事できない見積もりはしないでしょうね。

３ヶ月以内に建築工事の契約しないと土地の売買の契約は解消されますので、妥協できない不信感があるならば契約解消と言うことを選択せざるを得ないでしょう。

建築条件付の土地は確かになかなかいい土地が多いようですが、その分、開発費用もかかっていますので、その辺の仕組みをご理解された上で判断なさることがよろしいでしょうね。

リリィ さん こんにちは

土地も決まりこれから家造りが始まると言う矢先に見積でがっかりして
しまった訳ですね。さて、ご質問の建築条件付の内容ですが。契約時に
説明されていると思いますが、お話しますと、建築条件付とは不動産会
社が指定した建設会社やハウスメーカーなどで建てると言う条件が付い
ていると言う事ですから、基本的には他の建設会社が建てる事は出来な
いと言えます。
基本的にと書いたのは絶対条件では無いと言う事です。不動産会社と話
有った上で了解を得れば他の工務店で建てる事は可能ですが、但し
建築条件を付けているのは建築費の中に不動産会社の利益も含まれてい
ますので、他の建設会社で建てたい場合は不動産会社にその利益分を払
うという条件で合意するのが一般的な話し合い方法です。

リリィさんこんにちは。

他の方も答えていますが、基本的には他の会社に頼むのは難しいでしょう。

条件付きの土地は、開発経費を建物で回収する場合が多いので、建物を別の会社に頼むと、経費割れする場合があるからです。

ただし、売れないまま時間が経つと、土地を寝かしておくより、現金に換えた方がよい、と言う理由から、条件付きがはずれる時もあります。

この場合は、他の方が回答している様に、「特別にその分の費用を払う」という様なこともありません。

一つだけアドバイスさせて頂くとすれば、「焦りは禁物」と言うことだと思います。

不信感を持ったまま進める、と言うのは、一生の買い物にしては、【悔いを残すかも知れない】という意味で、ずいぶん危険だと思います。

過去の他の方の質問を読むと、
「買った建物に納得がいかず後悔している」
とか、
「不動産屋が強気なので、地盤に不安を持ちつつも契約しなければならない」
と言う様なケースが見受けられます。

でも、後悔しながら何十年も住むことを考えたら、慎重に、じっくりと、得心しながら建築を進めるのも、非常に大事なことだと思います。

頑張って下さい！