請負契約は仕様確定前でもいいのですか？

仕様を決め込んでいないままの工事請負契約はとても心配です。
アバウトなままでも気にされない建主さんも多いのも確かですが、我々の感覚からすれば、決めるものは決めて、図面化してから見積していただき、契約へとつなげるべきものです。
できるだけ打合せを重ねて、仕様を了解した上で契約するよう工務店さんと交渉してください。
ただ、建築条件付きの場合、期限条項があり、それまでに請負契約をしないと土地契約そのものが白紙に戻ることになるので、ご注意ください。
かつては、３ヶ月と決められていましたが、法改正後お互いの合意で決められているはずです。６ヶ月でも良いわけですから、この部分をもう一度ご確認の上、工程を調整してみてください。
お話では、対応がスムーズでない工務店さんのようですね。
６月の建築基準法改正で建築業界は大変混乱しています。工程が本当に読めない状況も生まれています。もしかしたら、そんな状況に巻き込まれて、スムーズでないのかもしれませんが、少し心配な対応です。ご注意して話しを進めてください。

ん〜、仕様も何も決めていないで契約しろとは、ずいぶん荒っぽいやり方していますね。

基準法が改正になり、厳しく査定されるようになったのでいい加減な建築会社は淘汰されると思っていましたが、なんだか駆け込みっぽい契約の持って行き方のようですね。

面積･プランが確定していることは承知されていることと思いますが、性能を約束する仕様書もオプション依頼した見積もりも出てこないで契約しようとするのは、いくらなんでも心配です。
このようなアバウトのまま契約して、実際に工事の段階で思ったのと違うと言っても、契約上はこうなっているといわれてしまったら後は裁判を起こすようなことにもなりかねません。

正規な契約は、契約書に図面一式とそれに対する見積書を添付して初めて法的効力が生じます。その流れで言えば、今回のケースは建築条件ですのでプランと面積の図面はあるかもしれませんが、それ以外の契約上必要な書類としては不備だといわざるを得ないのではないでしょうか。

せっかく夢を持って購入された一生に一回限り（と思いますが）高い買い物ですので、後悔の無いようにしてください。
先の方々が書かれているように、建築条件の契約期間の問題がありますが、毅然とした態度で接することが大事ですね。きついでしょうが、ここはがんばりどころです。

一生の買い物です。家族と財産を守るために、一度くらいは鬼になりましょう。

はじめまして。

ご質問拝見しましたが、まさに夜も眠れないくらいの状態でしょう。心中お察しします。

ところで、前回の質問や今回の追記質問などの文面を
拝見しているとこのままだとオプション費用で数百万円
追加というのが目に見えてきます。

契約する時には、必ず一通り仕様と決めてから契約し
その仕様から変更する分に関して金額調整するというの
が健全な方法です。

もちろん来年の３月末に引渡しということも大切ですが
今は、オプション追加などを含めた最終金額をしっかり
とＦＩＸさせてから契約するという流れにするのが
重要だと思いますよ。

実際に、オプション費用がかかりすぎで、住宅ローン
の組み換えまで強いられた方がいるという話も
よく聞きます。

契約書の内容にもよりますが、一度白紙にするくらいの
気持ちで整理されることも視野に含めてもう一度ご家族で話をされるのもひとつだと思います。

参考になりましたら

八納啓造 拝

大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
本当に夜も寝れませんね。

■建築条件付きの土地は、土地売買契約後、３ヵ月以内に建物請負契約をすることを前提とした停止条件付契約です。
この３ヶ月間に、請負契約が不成立に終わったら土地の売買契約も白紙解約という契約ですね。

■それでは何故３ヵ月なのでしょうか？
それは、間取りを決め、仕様を決めて見積書を提出し、予算調整をして、請負契約締結までは少なくとも３ヶ月は必要ということです。ですからその間に全てを決めるのですから忙しいですよ。。

■このような、工程を経て建物請負契約をするのですから、しっかりして頑張ってください。きちんとしてくれなければ、建物請負契約をしませんよくらいの気概を持って望んでください。。。