皮膚炎

お話の黒いものが何なのかはやはりそれを少しとってわんちゃんと一緒に主治医のところに行くのが良いと思います。もし寄生虫なら、すぐにわかってしまいます、違うものならやはり皮膚炎としてちゃんと治療してあげないといけません。

咬み癖のある犬はよくいますのであまり心配せずに相談してみてはどうでしょうか。

寄生虫か違う皮膚炎かで治療はまったく違います。かゆみは動物のストレスの一つですので早めに受診してください。

皮膚の痒みの原因は様々なものがあり、原因を特定するには検査が必要です。外部寄生虫の感染としてダニの他にノミの寄生も多く見られ、ノミアレルギーによる皮膚炎も強い痒みを伴います。ノミは季節を問わず通年の予防が必要であり、寄生を認めましたら室内の駆除も行わなければなりません。脱毛も同様にアレルギー、外傷、薬物、内分泌、心因性などがあります。噛み癖があり病院への受診が困難ということですが、皮膚炎の原因を特定して適切な治療を行えば、快方に向かうでしょう。
受診までにご自宅でできる処置としては薬用シャンプーを用いて皮膚の汚れを取り除いてあげましょう。直接皮膚の状態を診ていないので確定はできませんが、皮膚の毛穴の汚れが取れましたら黒いゴマのようなものも案外きれいになることもあります。
来院はご苦労かと存じますが、プロのスタッフが対応致しますので来院時の噛み癖についてはご心配なさらないで下さい。