対象:マッサージ・手技療法
10歳年下の弟がおります。
以前骨折の後遺症で腕が曲がりにくくなったことがあり医者ではらちがあかず、鍼灸とかマッサージとかカイロを渡り歩いたことがあるそうです。
そのときになかなかいい先生に出会えず苦労をした経験から代替医療の治療家になりたいと言っています。
鍼灸かカイロプラクティックの大学に行きたいそうですが私はそういう療法にかかった経験がなく懐疑的な意見を持っております。
こちらにはそういう療法の専門の先生方がいらっしゃるそうですがどういうきっかけでその道に進まれたのでしょうか?
また理想と現実の差を感じることはございますか?
私としては鍼灸はまだしもカイロプラクティックというものは元々海外で出来たものと聞いておりますので海外の専門の大学へ進学を勧めています。
しかし言葉の壁もあり時間がかかりそうで弟は躊躇しています。
何かご助言等をいただけましたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
貴之さん ( 東京都 / 男性 / 33歳 )
回答:6件
カイロプラクティックの専門家として。
ご質問ありがとうございます。
私は、自分の今の仕事をとても楽しんでいますし、奥が深く生涯をかけてやっていく価値を見出しています。ですので、私はカイロプラクティックをお勧めします。
メリットとして感じるのは、西洋医学では「症状」に対してアプローチしているのに対して、カイロプラクティックは、「症状の原因」にアプローチしているので、とても本質的治療法であると感じているのと、その結果、筋骨格系の症状に限らず、幅広い症状に対してお役に立てるという点です。また、将来の可能性も感じています。
デメリットは、認知度の低さと一般の西洋医学的知識に偏った見方により、カイロプラクティックの本質をなかなか理解されていないという現状です。
どんな職業も同じだと思いますが、どんな技術を身につけようが、最終的には自分次第です。特にこの業界は、サポートがあまりありませんので、資格を取ったから食べていけるという世界ではありません。
カイロプラクティックを学ばれる際、語学力の問題で躊躇されているようでしたら、海外の大学の日本校もありますので、ご検討されるといいと思います。
「RMIT」
「マードック大学」
分からない事、ご相談がありましたら、いつでもご連絡ください。
山中英司
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''陽開カイロプラクティック''
横浜市青葉区青葉台1−3−9 東拓ビル5階
045-981-4431
http://www.hikaichiro.com/
http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
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回答専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
カイロプラクティックに関して
貴之様
ご質問の件、私の専門分野のカイロプラクティックについて、ご回答いたします。
私も、弟さんと同様なことがきっかけで、カイロプラクティックの道に進みました。(カイロプラクターになるまで、というコラムを書いていますので、ご参考になるかもしれません。)
世の中では、カイロプラクティックは、代替医療に分類されていますが、世界のカイロプラクターたちは、むしろ、カイロプラクティックは本流(メインストリーム)だと考えています。
そのため、プライマリーヘルスケア(健康の入口業務)として、カイロプラクティックの分野だけでなく、基礎医学の教育にも、相当の時間数が割かれています。
ですので、カイロプラクティックの大学で勉強することは、かなりハードではありますが、その分、卒業後のやりがいは大きいと思います。
私は学生時代に、アメリカ、オーストラリア、そして日本で、カイロプラクティック大学のインターン生のカイロプラクティック治療を受けましたが、日本のレベルは、世界に劣らないものと感じました。
ですので、言葉の壁など躊躇されているならば、日本の大学でも、カイロプラクティックが学べますし、最短距離にあると思います。
ただ、将来の臨床を日本ではなく、海外で行うことを考えていらっしゃるのであれば、学生のうちから海外で学ぶことをお勧めします。
日本では、カイロプラクティックの環境は、まだまだ未整備ではありますが、医療機関では改善の難しかったことが、カイロプラクティックで、改善可能なことが多々あることを日常的に接し、大変やりがいのある専門職だと思っています。
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記事制作に関するご相談
私はカイロプラクティックを行っております
私は叔父がカイロプラクティックを行っているのがきっかけで、この道に進みました。
叔父が所属している創術カイロプラクティック協会に入会して19年目になります。
そして創術入会と同時に東京医療専門学校に入学して基礎医学を学び、3年で按摩、マッサージ、指圧、鍼灸の資格を取りました。
この様にカイロの学校と基礎医学を学べる学校を別々に行かれても宜しいですし、日本や海外のカイロプラクティック大学に行かれても宜しいかと思います。
カイロプラクティックの学校は国内にも多く有りますが、とりあえず学校案内等を幾つか取り寄せて検討されてみては如何でしょうか。
私の所属している創術カイロプラクティック協会の連絡先を参考までにお伝えしておきますね。
墨田区東向島2−47−13第8安井ハウス701
TEL03−3610−1543
03−3610−3250
いちはら治療院
神奈川県藤沢市辻堂1−3−13江戸惣ビル2F
TEL0466−37−0021
回答専門家
- 市原 真二郎
- (カイロプラクター)
- いちはらカイロプラクティック いちはら治療院院長
「ソフトな」施術で身体のひずみを根本から正し、改善へ導きます
これまでに多くの偉大な先生方や師匠、素晴らしい仲間に恵まれて参りました。そのような方々に囲まれて、日々研鑽し施術に当たっております。その中で培った知識や技術、経験を患者様のお役に立てて行きたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。
弟様がどちらが適しているか
貴之様 はじめまして
ご質問ありがとうございます。
鍼灸もカイロプラクティックも患者様の苦痛を緩和させたり、より健康になって頂くという目的は同じです。
鍼も灸もカイロプラクティックや整体もその手法が違うだけのことです。
養成学校では、ほんの基礎中の基礎を学ぶだけです。
技術的なことや人体に関しての勉強は一生かけて学んでいくことと思います。
私は鍼灸師免許取得後に柔道整復師の免許も取得しました。どちらかというと柔道整復のほうが向いていると思っています。構造医学の整復や潤滑という考え方を基盤にカイロプラクティックの哲学や東洋の考え方を取り入れながら総合的に患者様を見ています。
また、私の友人は鍼灸の免許を取りましたが、東洋医学的な考え方が理解できず(自分の性格には合わないと言っています)カイロの大学に進んだ人もいます。
そういった意味から、弟様がよくお調べになって吟味し、その手法や考え方(東洋医学的又は西洋医学的)のどちらが適しているかを判断されたら方が良いと思います。
以上、ご質問の回答とさせて頂きます。
ご参考になれば幸いです。
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東京都江戸川区瑞江2−3−7
あすなろ鍼灸整骨院 Tel /03-3678-5991
院長 岩本一哉 http://www.karada-kobo.net
【柔道整復師】【鍼灸師】【細胞矯正士】(栄養学)
【NSCAパーソナルトレーナー】(CPT)
【日本構造医学協会会員】【日本痩身医学協会会員】
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記事制作に関するご相談
どれがいいのでしょうかについて
貴之 さんへ
ご質問いただきありがとうございました。
以前、骨折の後遺症で機能障害を起こされたということですが、世の中には同じようなことがたくさんあります。私自身もカイロプラクティック・ドクターになる前は接骨師として務めたことがあります
その時、同じようなことが他の病院や接骨師仲間でもあったようです。
ともかく過去を忘れて同じ人をつくりたくないという意思から治療家になりたいと言う希望を持っておられることは素晴しいと思います。
鍼灸は日本では専門学校として存在していますが、カイロプラクティックについては世界68ヶ国で認可され、約30ヶ国で政府公認ドクターとして保護されています。
しかし、残念なことに我が国ではいまだ法人・法制化さえされていないのが現状です。
私も以前2度のぎっくり腰で動けない時に日本の治療家に治してもらい、初めてカイロプラクティックの世界を知りました。その後、猛勉強して米国・アイオワ州パーマー大学に入学しました。確かに言葉のハンデキャップや生活の違いから幾度となく辞めて帰ろうと思いましたが、どうしても自分の強い大望は忘れることができずに辛抱して卒業しドクター資格を取りました。
弟さんも自分の強い希望があれば海外に留学するのも素晴しいと思います。もし、それが実現できなくても日本には各種学校ですが素晴しいスクールもありますので、ちゅうちょせずトライしてみるのも一つの手かもしれません。あとはご本人の意思次第だと思います。参考になったか分かりませんが、私のアドバイスとさせていただきます。
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記事制作に関するご相談
滝山 博行
鍼灸師
-
代替医療の一翼を担う鍼灸治療
ご質問ありがとうございます。
私は鍼灸師として、老若男女を問わず、さまざまな病気の患者さんを治療してきましたが、鍼灸治療ほど対応性のある治療方法は他にはないと実感しています。
病院なら外科を除く、全科診療です。
薬学部出身で漢方を専門として活躍している多くの人達が、鍼灸師の資格を取得していることからも、理解できると思います。中には、腹診を合法的に行うのために、鍼灸の免許を取得する場合もあります。
しかし、数千年の歴史に育まれた鍼灸医術のツボと経絡、経絡と臓腑という東洋医学の生理学、そして東洋医学独特の脈診と腹診を身に着けて治療に当たることは、代替医療を実践していく上でも、必要不可欠な要素であると思います。
治療中の患者さんにとって、カイロプラクティックの治療が適切と判断した場合は、カイロの先生に依頼すればよいことですが、その判断を見極める手立てとしても、鍼灸医術の診断は相当に高いレベルであると思います。
私も末期癌の患者さんたちの治療では、代替医療の病院の医師と協力関係にありますが、やはり鍼灸医学の診断に基づき、鍼灸医術の治療体系を駆使して治療を行うことは、代替医療の医師達に対しても説得力があります。
近い将来、病院は癌の患者さんで溢れます。今も確かにそうですが、それどころではなく、病院に収容できない癌の患者さんが街中に溢れるということです。
今でも、レベルの高い鍼灸技術を身に付けた鍼灸師が必要とされています。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
TEL 045-561-2856 FAX 045-561-2891
E‐mail info@hari.gr.jp
URL www.hari.gr.jp
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