病院での攻撃性
2007/09/22 11:39コーギーのオス、もうすぐ6ヶ月です。先日去勢手術を受けました。もともと、病院でお尻から体温計を入れられると牙をむいて唸り、触診されるのも嫌がります。手術前の採血では激しく抵抗し、口輪をはめられる始末、それでも収まりませんでした。普段からやんちゃな方ですが、これほどの攻撃性を発揮するのは病院だけです。こんなとき、どのような対応をしたらいいのか、先生との相性などもあるのか、幅広くご意見を聞かせていただき、ご指導いただけたら幸いです。
現在週1日の幼稚園に通い始めました。
しゅえっとさん ( 兵庫県 / 女性 / 41歳 )
回答:3件
病院での攻撃性
犬に限らず動物は、嫌なことが無くなった行動を高めます。
お尻に体温計を入れられること、採血されることが嫌なので、噛みつくことでそれから逃れようとするわけです。
獣医さんやVTは噛まれないように抱く技術を持っていますので、多くは噛まれずにうまく採血も検温も済ませます。
もちろん酷い場合は口輪をします。
しかしながら、いずれも「嫌なことは嫌なまま」です。場合によってはもっと嫌がるようになります。
獣医さんのみならず、他人に触られることを拒絶するようになったり、場合によっては飼い主にも触らせなくなるケースもあります。
改善のためには、「逆条件付け」や「系統的脱感作」といった人間の心理学療法でも用いられる手法を使い、触られること、軽度な拘束、検温などを「嫌なことではない」と理解させることです。
安易なアドバイスは事態を悪化させるリスクもあるのでここでは控えさせていただきます。
ぜひ、「逆条件付け」や「系統的脱感作」に詳しいインストラクターなどに相談することです。
幸い兵庫には(社)日本動物病院福祉協会認定のインストラクター
http://www.jaha.or.jp/contents/modules/newdb2/top.php?id=1
が数名います。
早急に、そちらにお問い合わせになることをお勧めします。
※拙書「犬は知的にしつける」[[http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902584255/
もご一読下さい。こうした問題の解決のためにヒントをいくつか紹介しています。
※犬が噛む理由に関しては、他サイトのコラム
http://www.animalone.co.jp/magazine/bunbun/12.php
が参考になると思います。ぜひご一読下さい。
※コラム「本やネット情報だけでは、そううまくは行きません」
http://profile.allabout.co.jp/pf/cando/column/detail/11177
もぜひご一読下さい。
評価・お礼
しゅえっとさん
アドバイスありがとうございます。
今通っている幼稚園にJAHAのインストラクターの先生がいらっしゃるので、また相談してみます。
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怖くて怖くて
しゅえっとさんのコーギーちゃん同様、病院嫌いになってしまう犬はとても多いです。
何しろ、高い台に乗せられ身動きが取れない状態で、怪しい物体を近付けられたり、強引に体を触られたり、お尻に何かを突っ込まれたりするわけですから。
恐らくUFOにさらわれて意識のあるまま人体実験されている人くらい怖いのではないでしょうか。
死に物狂いで抵抗するのも理解できます^^;
まだ6か月ということですが、すでにかなりのマイナスイメージが植え付けられているようですので、根気よくこれをプラスに変えていかなければならないでしょう。
とはいえ、病院の診察台や待合室で実際にトレーニングするのは難しいと思いますから、まずはご自宅でお医者さんごっこをしてみてください。
テーブルや台に乗せて体を触る、寝かせる、口輪をつける、などをして、これらの作業をやらせてくれている間は褒め続け、おやつを与えてもいいでしょう。
(口輪は装着された時の恐怖や嫌悪感を抱かせないようにするために慣らしておくのも愛犬のためとなります。)
そして、幼稚園など家以外の場所でもこの練習ができるといいと思います。インストラクターがいらっしゃるそうですので、協力してもらえるか是非聞いてみてください。
この先のコーギーちゃんの一生でまだまだ動物病院にお世話になる機会はあるでしょう。
飼い主のみならず犬と先生との相性もあるものです。
もし愛犬の扱いに不安や不満を感じるようなら安心できる病院を探すのもいいと思います。
評価・お礼
しゅえっとさん
アドバイスありがとうございます。
生後3ヶ月の時点ですでに、病院で体温計をお尻に入れられたら唸って、「この時期はあまり抵抗しない時期なので、今後大変になるかも」と言われました。
今も去勢手術の傷跡を消毒(コットンでパッティング)するだけでも、嫌がります。
なんとかインストラクターの先生にもご指導いただき、矯正していけたらと思います。
ありがとうございました。
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小川 亜紀子
しつけインストラクター
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病院での攻撃性
病院という場所は、嫌なことをされる(ワクチン注射や検査、痛むところを治療するなど)ことが多いので、病院(獣医さん)嫌いになるワンちゃんは多いです。
この病院嫌いを改善する場合、獣医さんなどの協力が必要になります。
つまり、病院のイメージチェンジをしなければならないので、診察の前後に獣医さんやVTさんからおやつをもらうようにするのです。
これは病院関係の方が実際におっしゃっていたんですが、病院が大嫌いなワンちゃんでも、診察の度に根気良くご褒美を与えていくと、喜んで診察台に乗るようになりスムーズに診察ができるようになるそうです。
最近では、診察の際に必ずご褒美を与えるという病院も増えています。
ただこれはそれぞれの病院の方針もあると思うので、こちらからやり方まで指示するのは難しいかもしれません。
となれば、そのような方針をとっている病院を探すか、しつけ教室(幼稚園)で模擬的に練習するかでしょう。
病院で行われているパピー教室やしつけ教室があれば、そこに通うのがベストだと思います。
(病院で行われてる教室は、診察に慣れさせる内容が含まれている可能性が高いので)
まずは、今通われている幼稚園にいるJAHAのインストラクターさんがいらっしゃるようなので、この件をぜひ相談してください。
評価・お礼
しゅえっとさん
アドバイスありがとうございました。
しつけ教室を開催している病院もあるので、一度問い合わせてみます。将来のことを考えると、もう少し落ち着いて診察していただけるよう、環境作り、躾をがんばってみたいと思います。
(現在のポイント:-pt)
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