二世帯住宅を検討してますが。。

kunさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『４０００万円のローンを組むのは無理があるのでしょうか？』につきまして、４，０００万円を金利３％、３５年返済で住宅ローンを組んだ場合、年間返済額は１，８４７，９４０円前後となり、ご主人様の年収４００万円に対するローン負担率は４６．１８％にもなり、収入の半分近くを住宅ローンの返済に充てることになってしまいます。

たぶん毎月の貯蓄は難しいと思いますし、将来の教育資金にも影響してくるかも知れません。

もし、二世帯住宅をどうしてもということでしたら、ｋｕｎも収入を確保していただく必要があります。

幸いご両親と同居するのですから、仕事に行っている間は、お子様の面倒をご両親にお願いできるのではないかと考えます。

以上、ご参考にして頂けますと幸いです。また、分からないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
リアルビジョン 渡辺行雄

初めまして、ホームローンドクターの淡河です。

二世帯住宅は、通常の戸建よりも高価なため、慎重な資金計画が必要となります。

kunさんの資金計画の概要はこんな感じですか？

物件価格：5000万円
諸費用：250万円

自己資金：1000万円
住宅ローン：4000万円（または4250万円？）

まず、諸費用がきちんと考慮されていますか？

通常は、物件価格の5％以内と言われていますが、
この分の費用はきちんと見込まれていないと後で計算が大きく狂う可能性があります。


次に、借入可能額についてですが、ご主人の年収400万円では、
どんなに頑張っても3000万円前後でしょう。

従って、kun様やご両親様の収入合算が不可欠となります。

ご両親様の収入270万円を返済に充てられる前提でローンを希望されるのであれば、
''親子リレーローン''または''親子ペアローン''を利用する方法が考えられます。

（ご両親様は年金受給が始まっていることを考えると、
上記以外の借入は難しいと思われるます。）

本当に借入可能かどうかは、年齢などの情報が必要となりますが、
仮に可能であるとした場合、返済負担を中心にポイントを絞って検討します。

収入合算ができるペアローンと、
返済期間をさらに伸ばせるリレーローン、
それぞれ特徴があります。

親子ペアローンでは親子がそれぞれで借入します。
4000万円、35年、金利3％とすれば、親子合計の毎月返済額154千円くらいになります。

親子リレーで超長期の50年返済にすれば、129千円くらいまでにはなります。

上記の金額を二世帯で本当に支えられるかのか、よく話し合ってみることが重要です。


気をつけなくてはいけないのは、万が一の場合に毎月の返済額を本当にすべて旦那様の収入だけで返済しなくてはならないリスクがあるということです。

このリスクを排除するため、将来kunさんが働く準備は不可欠でしょう。

kunさん、はじめまして、住宅ローンアドバイザー・FPの山下です。
一般的なお話として、
年収400万のご主人の無理なく返せる金額はおおよそ月々8万・総額2100万円でしょう。（35年返済・3.2％・返済割合25％として）
ただし、この金額はkunさんのご家庭の今後のライフイベント次第ではかわってきまますのであくまでもご参考ですが・・・。
不足分を奥様との収入合算をするという方向で考えた場合、専業主婦で手がかかる3ヶ月のお子様がいらっしゃいますので、現実的には即お仕事をみつけ働くという選択は当分の間、むずかしいと思われますがいかがでしょう？

もし奥様が働けるようになった場合、ご主人の年収の二分の一まで連帯債務者となって収入合算できますので、年収600万となり、返済割合25％として3150万返済割合30％の場合3780万までは可能でしょう。
（ここでいう借り入れ金額は一般的なお話です。本当に安全な返済かどうかは個々にシュミレーションしなくてはいけませんが）