精巣腫瘍

こんにちは。
睾丸が大きくなる原因は、出血、炎症、腫瘍が考えられますが、年齢から腫瘍の可能性が高いと思います。
睾丸に出来る腫瘍は悪性のものが多いので、出来るだけ早く病院で診察を受けてください。

それは大変ですね、犬の体調は如何でしょうか。お話から推察しますと、さわっても痛がらないようでしたら、その大きくなった睾丸は腫瘍の可能性があると思います。
私でしたら、なるべく早めに、全身の検査をしてもらい、腫瘍の転移や影響はないかをチェックして手術をしてもらうことをおすすめします。
そして睾丸の固まりが腫瘍なら種類が何であったか、良性か悪性かを調べてもらうようにすることをおすすめします。睾丸腫瘍は比較的良性の確率が高いですが、なるべく早く主治医の診察をお勧めします。

睾丸の腫れは、炎症性疾患もしくは腫瘍性疾患が疑われます。10歳という年齢を考慮すると腫瘍性疾患が疑わしいと考えられます。精巣の腫瘍は、犬では比較的発生が多く、腫瘍のタイプによっては骨髄に異常をきたし、貧血や血が止まらなくなるなどの止血異常を起こします。

根治的治療は、睾丸の外科的摘出です。摘出した睾丸は、病理組織検査を行い腫瘍の種類を確認します。まず血液検査、胸部レントゲン検査などを行って、手術が可能かどうか確認して、問題が無ければ左右両方の睾丸を摘出するのが良いかと思います。かかりつけの動物病院で診察を受けてみてはいかがでしょうか。