対象:ペットの医療・健康
わたしは実家に13歳になるビーグルがいます。
玄関の横のスペースで、小さい頃から完全に外飼いでした。
ここ数年で、足腰も弱り目も濁り、徐々にフラつくことも出てきて、老犬の兆候が現れ出しましたが、まだ自力で歩くことも台などの上に飛び乗ることもできます。
が、ここ最近昼も夜もやたらと大きな声で吠えて困っています。小屋の中で寝転がって、大きな声で吠えます。田舎で、ご近所さんもペットのいる方ばかりのためか、苦情は来ていませんが、今後が心配でなりません。
うちは玄関も狭く、また家族以外の人への警戒心も強いため、玄関の中で飼うことは無理そうです。
また、アレルギー性皮膚炎のため、シャンプーをしてもすぐに強い匂いに戻ってしまいます。
家の中も決して広くないうえに、ものすごくいたずら好きで、拾い食いや誤飲も、隙あらばします。
家族も、わたしは大学のため、実家を離れておりあとは共働きの両親と、祖母のみで、昼間はほぼ人がいません。
以上の理由で、室内外への変更はできそうもありません。
なお、寒さ・暑さ対策はしており、家に人がいる時は頻繁にトイレにも連れて行きます。
なにか他にできる対策はありますでしょうか?
補足
2016/01/11 09:17回答ありがとうございます。
アレルギーについては、幼少期から頻繁に病院にかかっており、シャンプーも素人判断ではありません。
シャンプー、ごはん共に、アレルギー対応の、お値段的にもいいものを使っており、ずっと薬も服用しています。
散歩には、寒いと行きたがらないのです。
それでもおしっこのために半分無理矢理連れ出していますが、、。
クレートトレーニングというものは初めて聞きました。調べてみます!
ぽぽぽんたさん ( 大阪府 / 女性 / 22歳 )
回答:1件
13歳のビーグルの吠え
ペット行動コンサルタントSENDAの千田純子です。我が家も16歳のパピヨンと、10歳のヨークシャーテリアがおりますので、16歳のパピヨンは視力も聴力も衰えてきて、吠えが止まらなくなることがありますので、老犬のケアには注意しています。
今は犬の平均寿命も伸びて、犬の老齢性認知障害症候群、いわゆる認知症が問題になってきています。まだ、認知症ではないかもしれませんが、若くて健康であれば、我慢できることも歳をとって体力が落ちてくると我慢ができなくなって、問題行動に発展してくることがあります。
対処法としては、まず、アレルギー皮膚炎を治療してあげましょう。体が痒いとイライラして吠えが出てしまうことがあります。シャンプーのしすぎは皮膚炎を悪化させてしまうことも多いので、素人判断ではなく、獣医さんによく指導を受けて行うことが大切です。適切な食事管理をしただけで、症状が改善するケースもありますので、食事療法を試してみてはいかがでしょうか。
次に、昼間あまり関わりが少ないと夜の吠えが出てくることがあります。朝夕の散歩の時間を増やしてみてはどうでしょうか?
認知症の予防としては、適切な栄養と、適切な運動、飼い主や他の犬とのコミュニケーション、規則正しい生活が大切です。我が家のパピヨンも忙しくて散歩に連れていけないと朝吠えます。
また、朝吠えるので、飼い主さんが声をかけたりするとかまってもらえるのだと思ってさらによく吠えるようになったりします。室内飼いにしておいた方が吠えを止めやすいというメリットはありますので、室内飼いで自由にする必要はないので、クレートトレーニングを練習してはどうでしょうか。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
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