愛犬がドッグランで他の犬と仲良く出来るか不安
2015/12/06 10:32こんにちは。
私はオスで12歳のビーグルを飼っています。
このカテゴリへの質問がカテゴリ違いでしたら申し訳ありません。
家族で良くドッグランに行くのですが、ほとんど毎回貸し切りで利用しています。
愛犬が0歳の時からドッグランに連れて行くことをしていたのですが、父が「他の犬と愛犬が喧嘩になったら困るから」という理由で、ドッグランに他のお客さんがいない時、ないしは貸し切りで利用するようにしています。
以前、貸し切りでなく開放されたドッグランで愛犬をしばらく放し飼いにしていたら、他のお客さんが来ました。
そこで、父はすぐに愛犬をリードで繋ぎ始めました。
飼い主さんは、「一緒に遊びたかったのにね」と悲しそうな顔で飼い犬に話し掛けていて何だか申し訳ない気持ちになりました。
今は老犬である愛犬ですが、小さい頃から他の犬とあまり触れ合わせていません。そんな彼がこの歳で他の犬と仲良く遊ぶのは難しいでしょうか?残りの犬生で、自分と同じ犬の友達と遊んだ記憶を残してあげたいのですが、諦めないといけないですか?
kana79さん ( 東京都 / 女性 / 29歳 )
回答:1件
高齢になってから、他の犬と仲良くできるか?
ペット行動コンサルタントSENDAの千田純子です。
今では、ドッグランは珍しくありませんが、20年ほど前に私たちが近所の市所有の遊休地をドッグランとして開放して欲しいと申請した時は、「ドッグランとは、、、」から欧米のケースを引用して説明しなくてはならなかったということを思い出しました。
昔のしつけは「犬は飼い主の言うことさえ聞いていればいい。他の犬と遊ばせたら喧嘩をするだけだ。」というものでした。そのような考え方の市役所のお役人や近所の方にドッグランが犬と暮らす上で、安全な犬を育てるためにも必要なことを説明するのに苦労しました。今では、子供のサッカー教室の横で、犬たちが子供たちと遊んでいることに誰も何も違和感を感じないようになりました。
最初にドッグランを始めた時は、興味本位の方がたくさん入会を希望してこられましたが、犬同士の触れ合いと言っても楽しいことばかりではありません。人間と同じで、いじめや、縄張り争い、挨拶の順番ややり方など色々とした儀式を覚えて犬同士のルールを覚えていく必要があります。
リードを離してもらったことのないわんちゃんでも、なぜかすぐにグループに入り込めるわんちゃんもいれば、逆に犬嫌いになってしまうわんちゃんもいます。12歳という高齢を考えると、今のままでも良いように思います。
しかし、飼い主さんがどうしても犬らしく、犬の友達を作ってあげたいと思うのであれば、そのわんちゃんが仲良くできるわんちゃんたちだけでドッグランを借り切ってはどうでしょうか?また、犬同士初めて合わせる時は口輪などをして、何かトラブルがあっても怪我などしないように準備をしてからした方が良いと思います。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
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