対象:お金と資産の運用
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個人事業主にて、小規模企業共済とSBIの個人型確定拠出年金に加入しようと考えています。20年間拠出することになります。
小規模企業共済と個人型確定拠出年金の積み立て割合に迷いがあります。
まず、従業員がいるわけではなく、フリーランスで、1年1年、企業と契約で仕事をしていますので、来年の収入の保証がありません。また、今は全く自覚症状がなく元気そのものですが、持病があるので、将来それによる仕事への影響がないともいいきれません。それでも、現在のところ、10年以上は、無職にならず、収入を得てはいます。
現在、賃貸で2000万以上の預金はありますが、老後の退職金として、また無職になった時の為に、上記の積み立てを考え始めたところです。
小規模企業共済の利回りは、1%、確定拠出年金の利回りは、国債、国株、外国債、外国株を25%ずつにし、手堅くやれば4〜5%いけると聞きました。
複利計算してみても、小規模企業共済だと、6〜7年後、無職?廃業?したとしても、受け取れる額は、たかが知れているのかなぁとも思います。預金がある程度あれば、確定拠出年金の割合を多くしてもいいのかなとは思いつつも決断できずにおります。
また、イマイチ分からないのが、掛金を減額した時のデメリットです。
小規模企業共済だと、掛金減額すると、運用効率か悪くなるとか…。無理のない少額スタートが適しているとか…。確定拠出年金は、減額しても、同様のデメリットはないのでしょうか?
金額等、決断するのは自分ですが、考え違いのご指摘、アドバイス、参考本、サイトなど、お知恵をいただければ、ありがたく思います。
がっちゃん0477さん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
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三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
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小規模企業共済をの方を少し多めが向いていると思います。
がっちゃん0477様
小規模企業共済と個人型確定拠出年金にご加入をご検討とのことですが
それぞれの制度は若干の制度の差がありますので、ご参考になればと思います。
小規模企業共済は65歳以降の受給が原則ですが、病気などの廃業において
65歳以前でも受給することができます。ただし利率は一定で1%です。
一方で確定拠出年金は60歳以降でなければ原則引き出せませんが
運用成果次第では4%~5%の運用も確かに可能です。しかし当然リスクが伴いますので
マイナスになることも可能性として考慮しておく必要があります。
割合においては今後のお仕事なども考慮しても宜しいかもしれません。
全て確定拠出年金の場合は60歳以降でないと受け取れない事と、運用の成果は保証
されておらず、自分で選択した商品の運用成果で決まる為、
半分づつ、ないし小規模企業共済の方を少し多めという選択でも宜しいかもしれませんね。
仮にですが(75%対25%)
・小規模企業共済:30,000円 (20年払込累計:720万、受取予定797万)
・確定拠出年金:10,000円(20年払込累計:240万、受取予定・・・)
増える額は少なくとも、万一の病気廃業などで引き出せる小規模企業共済があると
安心感があるかもしれません。
小規模企業共済⇒老後資金のベースとして
確定拠出年金⇒老後のゆとり部分の資金として
という考え方で割合を設定されても良いかと思います。
両方の制度共に「掛金は全額所得控除」されますので、上記のように月額4万円の掛金で
年間48万円の所得控除ができ節税になります。
小規模企業共済ですが減額した場合においては受け取れる共済金が再計算されます。
とは言え払い込んだ金額を割り込む訳ではありませんので、大きな心配はされなくて
大丈夫です。
確定拠出年金については、投資のお話になりますが可能な限り一定額の方が見通しは
付けやすいです。
両制度に加入する前に、老後に受け取る金額の予定をたてた場合に
減額することにより「予定より減少する」ことにはなりますが、決定的に運用成果が
悪くなるというものではありません。
両制度とも途中減額は出来ますが、可能な限り減額をすることのなさそうな範囲内の
掛金でスタートして頂ければと思います。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
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