対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 4件
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住宅ローン・資産運用の件でご指導ください。
住宅を購入し、1年経過しました。
現在共働きで、主人の収入が70万/月、私の収入が30万/月です。
ボーナスは不定なので期待しておりません。
住宅ローンは、主人名義が6万(変動1.2%)、4万(10年固定2.6%)、私名義が4.5万(変動1.2%)です。
現在は、住宅ローンの支払い以外には、生活費(全て込)で20万/月使用しており、それ以外は全く手をつけていません。
私はいつまで仕事を続けるか、決まっていません(子供も計画中)が、当面は続けます。
なんとなく借金に嫌悪案があるので、貯まったお金は繰り上げ返済に充てたいと思っているのですが、運用等検討するべきなのでしょうか。
株で損をした経験もあるので、運用にはなかなか重い腰があがらないのですが。
asakoさん ( 東京都 / 女性 / 33歳 )
回答:4件
「資産」と「負債」は、並行管理.
はじめまして、FPの岩川です。
住宅ローンとはいえ「借金への嫌悪感・・・」よくわかります。おっしゃる通りです。
繰り上げ返済は目先の金利負担を軽減でき、「お得」であることはアドバイスするまでもありません。
しかし、繰り上げ返済に没頭、執着するのはリスクがあります。
貯蓄を後回しにして住宅ローン返済をしたり、手元資金の大部分を繰り上げ返済に充当するなどは、気づかないだけで「リスク」があります。
「過ぎたるはなお及ばざるが如し」
「薬も過ぎれば毒となる」
です。
「資産」と「負債」は、並行管理を行うと驚くほどの効果がでます。
ここでは、シミュレーションをご覧いただくことはできませんが、繰上げ返済の金利軽減効果より高いと思います。
目先の損得で決めず、長期計画です。
資産運用では、運用時間の浪費は、お金を注ぎ込んでも取り戻せないので、
早めにライフプランを立てると良いでしょう。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンと資産運用の件
asakoさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています渡辺と申します。
asakoさんにも収入が見込め、収入に余裕がある今のうちに、繰り上げ返済を励行していただくことをおすすめします。
現在、ご主人様が?変動、?10年固定。asakoさんが変動のローンを返済していますが、asakoさんの借入分だけでも優先して繰り上げを行い、完済できるように頑張ってはいかがでしょうか?
ローンがひとつなくなるだけで、気分的にも大分楽になれますし、お子様が将来生まれても、安心して育児に専念できると考えます。
尚、資産運用につきましては、日経平均が16,000円を割り込んだりして、ここのところ冴えない展開となっていますので、もう少し様子を見てからお考えいただいても遅くはないと考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。また、分からないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
リアルビジョン 渡辺行雄
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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繰上げ返済は有利な資産運用です。
asako様 初めまして。CFP®の吉野充巨です。
住宅ローンの繰上げ返済と投資運用は、色々な議論がなされていますが、私は繰上げ返済を優先されるようお勧めします。
借入金の返済も資産運用です、運用利率は借入利率でリスクは有りません。従って無リスクで運用できる投資なのです。
通常の投資では、期待する収益率は、無リスク資産のリターン(この場合借入金の利率です)+リスク・プレミアム(リスクを取るために必要な期待する収益率)で表します。
従いまして、投資として有利な借入金返済をおすすめします。なお、宜しければ本件に関する私のコラムも参照下さい。
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/17757
完済後は国内外の債券と株式への分散投資をお勧めします。様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
私は、1.定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、2.日本債券(国債)、3.日本株式、4.外国債券、5.外国株式、5資産クラスへの投資配分をお勧めします。
資産配分は5資産への均等配分が、リターン(3.56%)とリスク(8%)のバランスが良いのでお勧めです。
私のHPに資産配分シリーズとして資産配分検討表とともに、参考のため年金基金や企業年金連合会の資産配分、各資産クラス別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
株式で損失を出された由、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。私のHPに日本・海外を対象とするインデックス・ファンド、日本のETFと日本で購入できるETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
ファイナンシャルプランナー
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繰り上げ返済はライフプランを考えて。
asakoさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
繰り上げ返済は運用とはまったく別物です。
運用や貯蓄であれば、何かあったら下ろせますが、繰上げ返済に充てたお金はどんなことがあろうと戻ってきません。「お金が必要になったから返して!」と言っても返してはもらえませんね。
そういう意味では繰り上げ返済はライフプランを考えた上で計画的に考える必要があります。
ご主人のローンの完済は何歳ですか?定年後も続くようであれば、まずは定年までに終わるように繰り上げ返済をしますが、その後はお子さんのための教育資金なども考えて慎重にしないといけません。
繰り上げ返済をがんばり過ぎたために、教育資金が不足する方や収入が激変した時にローンの返済が家計を圧迫する方などの相談をいくつも受けています。
また、これからお子さんができた時にasakoさんがそのままお仕事を続けられるとも限りません。しっかりと資金計画を立てながらどの程度を繰り上げ返済に回していいのかを慎重に考えましょう。
また、現在変動金利でローンを組んでいらっしゃいますね。変動金利は半年ごとに金利が変わりますが、返済額は5年間一定です。今後金利が上昇すると「未払い利息」が発生します。5年後の返済額が変わる時に未払い分を返済できるよう準備をしておく必要もあります。
よって、ライフプランを立て、キャッシュフローで貯蓄残高の推移を見ながら、繰上げ返済の額や時期を検討することをお勧めします。
ご主人の会社に退職金制度や企業年金制度がないようでしたら、早めに運用による老後資金準備を始めましょう。積み立てによる運用はリスクを減らす効果がありますし、借り入れ金利以上の運用ができれば繰り上げ返済以上の効果が期待できます。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
(現在のポイント:-pt)
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