犬のトイレ認識について
2015/06/30 12:53もう少しで9ヶ月になるチワワの女の子がおります。2ヶ月ぐらいで迎えました。その時からトイレトレーニングをしており、シートの存在は認識しているのですが、ゲージで排泄し終わった後、出してやると運動をするので再び排泄するのですが、その時にゲージに戻れず、床でします。場所は前回したところではなく、「あ、出る」と思った時に居たところにします。ゲージのシートに戻るときもあり、その時はすごく褒めてあげるのですが、何に褒められたのかわかっていないようです。叱らず無視しても何に無視され、または無視されているということ自体を認識していないようで、ゲージの中に入れた時にシートにできれば褒めてやり出してやっても、大便は戻れません。
うちには先住犬(6歳)がおり、その子はきちんと部屋の中に敷いてあるシートにします。それを9ヶ月の子も見ているのに、マネしません。
どのようにしたら飼い主が何を褒めて、何を嫌がっているのかということを伝えられるのでしょうか。信頼関係を築けば自然と分かるようになるとサイトなどではアドバイスが書かれてますが、ここでいう信頼関係とはどういうものなのでしょうか。またそういう信頼関係とはどうしたら築けるのでしょうか。私の行くところには必ず連れて行き、散歩も毎日しています。遊び相手にもなっています。
犬は癒しだから部屋の中で粗相をしてもいいじゃないと言われたこともありますが、私は家族の一員として考えていますので、私が一番して欲しくないことはシート以外で排泄することなのですが、ゲージから出して常に目を光らせておくことはできないので、最近では散歩以外ほぼ一日中ゲージに入れてます(先住犬はフリーです)。
お知恵を拝借できませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
さくら咲くさん ( 東京都 / 女性 / 53歳 )
回答:2件
ゲージと言う部屋とみんながいる部屋
はじめまして、トイ・トイ・トイの安藤です。
ゲージの中に入れている時は、シートで出来るのですよね。ただ、出してしまったときに、ゲージに戻ってするときもあれば、戻らない時もあると。
ゲージという部屋の中では、完璧で、動ける範囲が広い部屋の中にフリーにしている時には、ゲージに戻る意識が少ないと言うことだと思います。ゲージに戻る時もあるので、飼い主さんが混乱するかもしれませんが、ゲージに戻る時には、ゲージの近くにいる時に、偶然おしっこがしたくなった場合に戻ってしてくれることもあります。ゲージから離れていたら、わざわざゲージにおしっこをしにいく必要は感じていないのではないでしょうか。怒られるもしないし、褒められることもないだけですから。
トイレのしつけのポイントは、成功を増やすことと、失敗を少なくすることです。少なくと言いましたが、ゼロに近づければさらにいいですね。ですから、部屋にフリーにしておいて、おしっこをされてしまう雰囲気を感じたら、サークルに誘導して、ドアを閉めて、そのままにしておきます。おしっこをしてくれたら、出してあげましょう。もしなかなかしない場合は、するまで出しません。今も一日ゲージに入っているようなので、今よりは出してあげれる時間が増えると思います。
おしっこされてしまう雰囲気がわかりにくい場合は、とにかく、失敗されないようにゲージに戻します。
先住犬がしているのを見ているようですが、見て覚えれる子とそれで覚えるのが得意ではない子もいます。
信頼関係は、日常から、良いことは褒めてあげる、困ることは、短く怒る。メリハリをつけることですね。
お散歩や遊びも重要ですから、今までどおり、してあげてくださいね。遊びの場合は、こちらから働きかけるようにして遊ぶといいですよ。「遊ぼう」誘われたから遊んであげた場合は、ワンちゃんのペースになっています。
補足
してほしくないところでしてしまった時に、無視をしているようですね。ワンちゃんも無視されていると感じていればいいですし、もし、片付けるために立ち上がるとか、掃除すると言う動作をすぐにする場合は、それ自体がご褒美になっています。暇やからおしっことしたら、飼い主さんがたちあがったぞ!と言う感じですね。
評価・お礼
さくら咲くさん
2015/07/01 09:55ご回答ありがとうございます。
言葉足らずのところがあったようで申し訳ありません。ゲージから2メートル弱のところにいっても戻る時には戻るのです。逆に数十センチのところにいても戻らないことがあるのです。また特に困っているのは大便のほうです。小便はほぼ完璧にできるのですが、大きいほうができない確率が多いのです。まったくできないのであれば同じシートにするのが嫌な子なのかと解釈もできるのですが、例えば朝一番でゲージに入れ大便をさせる。その時は小便があるシートでもするのです。そして大便も小便もできたから出してやる。そうすると大便がしたくなっても戻りきれない時があるんです。もちろん戻った時は褒めてます。だから最近では私が朝の支度をしなければならないので、ご飯を食べさせた後はゲージに戻しているのです。
片付けるために掃除せずそのままにはしてはおけません。いったん掃除するところを見えないところに連れて行ってから、掃除するということでしょうか。
遊びもすべて私がやることをやってからゲージから出てきていいよと言って遊んでます。して欲しくないことをした時は首根っこを床につけて倒してノーと言ってます。良いことは褒めてあげたくても良いことがほとんどないんですよ(笑)私としてはやり尽くした感があり、他に何かやっていないことがないかとご相談申し上げました。
回答専門家
- 安藤 智洋
- (奈良県 / しつけインストラクター)
- 出張トレーニング トイ・トイ・トイ 代表
犬の性格を配慮したトレーニングを犬好きトレーナーが指導します
飼い主様からいろいろお話を聞かせて頂きそのお宅のワンちゃんを知ります。一緒に練習をしていき、ワンちゃんが変わっていくたびに飼い主様の笑顔が増えることがうれしいです。愛犬に困らされて険しい顔をしているよりもいつも笑顔でいれたらいいですね。
飼い主さんの褒め方がチワワちゃんに伝わっているでしょうか?
ペット行動コンサルタントSENDAの千田です。
犬の問題行動の一番最初に出てきて、一番多いのが排泄の問題です。皆さん、色々な問題行動でご相談に来られますが、大したことがないようで、結構イライラしているのが排泄の問題です。
ワンちゃんにも色々なタイプがあって、飼い主さんの褒め方を素直に褒められてるんだな、と感じられるワンちゃんから、この人嫌なことをしにくるな、と感じているワンちゃんもいます。
さくら咲くさんは、どのように褒めているでしょうか?大型犬、中型犬であれば、撫でてやったり大きな声で興奮させてあげたりしても、飼い主さんが喜んでくれているのだと理解できますが、チワワのような小型犬の場合は、手で撫でたり、大きな声を出したりすると、怖がっているワンちゃんも多くいます。そういうワンちゃんには「美味しい食べ物を静かにおいてあげる」と、その行動が『良い行動』なのだということが理解できるようになることが多いです。そのほかにそのワンちゃんが喜ぶことが何なのかをよく観察し、トイレシーツの上で排泄したら、その直後、1秒以内にワンちゃんを喜ばせてあげてください。それでもトイレシーツの上で排泄するという行動が頻繁に起こらない場合は、専門家と一緒に観察し、アドバイスをもらうことをお勧めします。飼い主さんは喜ばせてあげているつもりでも、ワンちゃんのほうはそうは思っていないことが多々あります。
信頼関係と行動をコントロールすることは別物だと考えたほうが良いかもしれません。信頼関係があると、相手の行動を許すことができるということだと私は思います。しかし、特定の行動(ここではトイレシーツの上で排泄をするということ)を取らせるためには、飼い主との関係は必要ありません。行動学を学んでいるトレーナーは、ご褒美さえ食べてくれれば、飼い主さんから預かったワンちゃんと信頼関係がなくても特定の行動を教えることができるからです。
信頼関係をつけるということは、犬側だけの話ではなく、飼い主も犬を信頼しなければ信頼関係がついたとは言えないでしょう。飼い主さんが犬を信頼し、犬が飼い主を信頼し、お互い相手が少々失敗しても許せるようになるか、もしくは、行動学を学んで犬が特定の行動をとれるようなトレーニングができるようになるか、それは飼い主さんの好みの問題かもしれません。
でも、自分の望んでいる行動を取ってくれるワンちゃんは信頼できますし、ワンちゃんもきちんとその行動を指示してくれる飼い主さんを信頼できるようになるでしょう。
信頼関係があるから分かるようになるのではなく、犬に分かりやすいトレーニングするから信頼関係が出来上がるのだと私は思っています。私のしつけ教室ではそのように指導していていうので、飼い主さんにもワンちゃんにも信頼してもらっています。
評価・お礼
さくら咲くさん
2015/07/01 11:20ありがとうございます。
褒める時は、「よくできたね~偉い偉い」と言ってます。それに怖がっている様子はないのですが、かといってそれが褒められているという意識もないような気がします。この子が好きなことは、おそらくゲージの外(LV)に出してもらうことだと思い、できたら外に出していたのですが、外に出てからしたくなってもおしっこはほぼ100%戻れても、大きいほうが遊んでいて戻れる(距離にして1メートル強)確率が低いんです。それでご相談させてもらいました。しつけ教室の件は考えてみます。ありがとうございました。
千田 純子
2015/07/01 11:57評価していただき、ありがとうございます。
排尿と排便は別ものと考えたほうが良いでしょう。排尿はトイレシーツの上でできるから排便もできるはず、ということはありません。一般に、排便の回数は排尿の回数よりも少ないので、トレーニングは期間が長くかかります。
例えば、1日8回排尿をするのであれば、100回トレーニングするのには12日でできますが、排便の場合は1日3回排便をするのであれば、33日かかります。
また、外で失敗をした時に、クレートやケージに戻すことが必要かもしれません。できた時には、褒める。失敗した時はペナルティーを与えることによって、するべきことがはっきりしてきます。
根気よくすることと、どうしてもできない場合は、愛犬との信頼関係がこじれてしまわないうちに専門家にアドバイスをもらったほうが良いでしょう。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング