対象:お金と資産の運用
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30代後半の会社員です。
1年半前の投資信託売却益にかかる税金が10%→20%にあがるタイミングで、
保有投資信託の売却を行い、利益確定させました。
金額は500万円ですが、その後銀行口座にほったらかして(正確には、ネットバンクの定期預金
利率のいいものに預け替えを繰り返して)いました。
当時の日経平均は確か、17,000円程度だったかと記憶しているのですが、既に21,000円に迫ろうと
している中、この余裕資金を投資に回す決断がなかなかできずにいます。
※すぐに再投資していれば良かったのですが・・・
この超低金利下でこのままネットバックの定期預金金利キャンペーンを彷徨い続けるのがいいのか、
このタイミングでも投資に踏み切るべきか、アドバイスいただけますと幸いです。
カプカープさん ( 千葉県 / 男性 / 39歳 )
回答:1件
再開には、運用計画が必要です
カプカープ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の件、どのようないきさつで投資を始めて、なぜ再投資をしなかったのかがわかりませんが、もしかすると、何となく始めて、何となく止めてしまったということでは、ありませんか。
もし資産運用を再開するとしたら、改めて「計画」を作るところから始めた方がよいと思います。
具体的に、その資金の運用可能期間、将来の必要金額から目標リターンを設定し、それに即した資産配分、運用方針を立てるといったスタート時の計画が大事です。
事前の計画がないと、いきあたりばったりになりがちですし、金融危機等で、パニックになり、投げ売りして、元本を毀損してしまうケースなどもあります。
特に生活資金の運用では、元本を損なわないことを重視してください。
元本を損なってもよいというのでは、賭け事と同じです。
ではどうするかというと、長期で考えることです。
例えば、この500万円が、目安として、10年以上使う予定のない資金であるなら、将来のために、改めて長期投資を考えてもよいと思います。
世界中の株式、債券、不動産などに分散投資をして、長期で保有すれば、途中上がったり下がったりしながらも、世界経済全体の成長と共に、結果として、報われることがほとんどです。
実際、この考え方を理解して運用している人は、例えば、2007年頃のバブル時にスタートした人でも、現時点で、全員がプラスの運用を出来ています。
結果として、「全員が成功している」という点は、家計の専門家として、特に強調したい事実です。
日本では、銀行預金など、元本保証のあるものしか全く受け入れられないか、逆に、短期での株式や為替のトレードにはまってしまうか、の両極端な傾向がありますが、上記のような比較的堅実な「長期投資」の選択もあります。
なお運用計画についてのサポートは、ファイナンシャルプランナーなどの専門家が対応しておりますので、必要に応じてご検討ください。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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