対象:新築工事・施工
回答:1件
軒天仕上げを変えるときの選択肢と条件
はじめまして。東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
通気口は、白いボードにプツプツ孔が開いている有孔板タイプと仮定して回答させていただきます。
技術的には、張り直し、張り重ね、塗装などが選択肢として考えられます。施工者と合意できれば、白ボードを剥がして木目調ボードに張り直すのが一番すっきりしますが、周辺作業の進み具合よっては無理な場合もありえます。張り重ねるなら、むしろ白ボードを一部切り、別材の換気用スリットを通した上で木目調ボードを張り重ねたほうが良いかもしれません。ただいずれにせよ、板厚が増す分、軒先端金物と取り合えるなら、という条件が付きます。また白ボードが塗装可能な素材なら、塗装でお好みの色に変えることもできます。ちま様の木目調仕上げへの思いの強さ次第となりましょう。
軒天ボード張りは内外装工事でも早めの作業となることが多いと思われます。これを機会に、設計者や施工者と、内外装仕上げを全体的にご確認されることをお薦めします。
評価・お礼
ちまさん
2015/05/20 23:47早速の回答ありがとうございました。棟梁に聞いた所ボードはもう取れないとの事でした。おそらく後付け金物の通気口なので取れるかも知れません。軒が大きく一番こだわりたい所でもあるので一番端にボードが付かないのは悲しいです。塗装は出来る限り避けたいので担当者に何か提案してもらいます。
回答専門家
- 大沼 徹
- (東京都 / 建築家)
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
(現在のポイント:-pt)
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