対象:住宅資金・住宅ローン
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妻の父(義父)所有の土地に私の単独名義で新築の一戸建てを建てることになりました。その一戸建ても建てはじめ、住宅ローンの申し込みするにあたり、土地の所有者であるお義父さんを担保提供者として設定することになると思います。
しかし、お義父さんとしては自分の土地が担保になるという認識がなかったようで、担保提供者となることに難色を示しています。
そこで土地を担保から外す(私の実家の財産を代わりに担保に入れる)かまたは、私の実家の父を連帯保証人にできないか、という話になっています。
物件の土地以外の不動産を担保にする、もしくは同居の予定のない父を、連帯保証人として設定することは可能でしょうか。
よろしくお願いします。
生井澤さん ( 神奈川県 / 男性 / 33歳 )
回答:1件
住宅ローンに必要な担保、連帯保証に関して
不動産コンサルタント FP 野口です。
今回、生井澤様が新築住宅を建設される敷地が、義父所有の土地で間違いないわけですね。
義父が、自分の土地に建物を建てることを了解していれば、どうして担保となることに難色を示されるのか、理解しがたいです。
そもそも、建物と土地は一体的に扱われ、土地と建物を分離して、第3者に売買することなどできず、出来てもだれも売買対象としないでしょう。
当然、ローンを契約する金融機関(銀行等)は、土地と建物の扱いが別であれば、ローン契約は困難でしょう。
万一、義父が土地のみを誰かに売却して、土地を取得した者が、当然貴男に”土地賃貸契約や賃料の請求、もしくは建物撤去を要求した”場合は、大きいトラブルになります。
これ等の、問題が起きないとも限りません。それを銀行はリスクとして扱いを拒否するでしょう。
幾ら、貴男の実家の父などに連帯保証を求めても、本論から外れていますから解決も難しいと思われます。それらの問題も含めて、実父が承諾し、保証力も十分と判断されれば別ですが。
貴男が、新築する建物は、敷地として義父は建築確認などに署名・捺印など必要ですが、その点は、大丈夫ですか?
義父は、生井澤様に対するローン支払いに対する不安を覚えているのでしょう。銀行への説得より、義父への信用を売るべく努力が必要です。頑張ってください。
回答専門家
- 野口 豊一
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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