佐久間健一トレーナーの「痩せさせる技術」に基づいて、ビッグ3の筋トレを週3回し、たんぱく質中心の食事を4,5回に分けて摂り、有酸素はまるべく控えて1ヶ月以上立つのですが、体脂肪が増えて、筋肉は増えていません。以前も、筋トレ中心にしたとき体脂肪、体重ともに増えました。体重が変化せずに、体脂肪だけ減ったのは、有酸素(ウォーキング・ジョギング)を週に200分くらいやり、ささみ、玄米、サラダを中心とした食事を一日2回から3回、結構お腹も空くっていう感じのときだけでした。筋トレしても筋肉増えないのに、有酸素すると筋肉増える(体脂肪率が下がって、体重が減らないってことは、筋肉が増えてる)という現象は、色々フィットネスのこと調べても出てきません。なぜ私はこういう感じなのでしょうか?
Fayさん ( 千葉県 / 女性 / 49歳 )
回答:2件
有酸素運動の強度と筋トレの強度
こんにちは!佐久間健一です。
筋肉量を増やすエクササイズは
強度の漸進が最も重要です。
60秒の筋トレ後に、限界!と感じる
翌日以降に筋肉痛になる
などが強度の目安になります。
仮に有酸素運動で筋肉量が増えたのは
骨盤の傾きなどから、脚に集中して負担がかかったからでしょう。
ビッグ3は全身の筋肉をフルに使えるため
スクワットなどなら体重の3分の2程度まで
負荷を増やすなどまでは安全に行えます。
負荷の設定をご参考にしてください。
応援しています。
評価・お礼
Fayさん
2015/04/09 23:10ものすごい早い回答ありがとうございます!
そこまで負荷を上げるとなると、バーベルが必要になりますね・・・・・
筋肉ゴリゴリにはなりませんか?
回答専門家
- 佐久間 健一
- (東京都 / ボディメイクトレーナー)
- ボディメイクスタジオCharmBody 代表
モデルボディメイク
2016ミスユニバースジャパン日本代表公式コーチ2016ミスユニバースジャパン日本大会BC講師。元ミスワールド日本代表ボディメイクトレーナー2016ミスインターナショナル世界大会公式パートナー
女性の体はデリケートです
女性は男性と違う質の体を持っているので、男性の様に「筋トレ」に拘り過ぎたり、又タンパク質の過剰摂取により固太りになり易く、逆に痩せづらくなる方も多いです。
又特に女性はタンパク質の摂り過ぎで腎臓を傷めたりすると、水分の排泄等に支障が出て浮腫み易い体質になり、「水分太り」になる方も多くいらっしゃるのです。
体質というものは人それぞれ違いますね?
ですのでやはりその方一人一人の体質を考慮し、食事内容や運動をデリケートにアドバイス差し上げるというのが本物なのではないかと私は思います。
ご参考になるかどうかは分かりませんが、以前私はプロダンサーでしたので、その経験から自分が感じた事をお話しさせて頂きます。
ダンサーというのは毎日の日課に身体を作る「クラスレッスン」を一時間半ほどしてから舞台の為のリハーサルに入ります。
舞台が無い時は「クラスレッスン」だけという時もありますが、私が当時感じていたのは、鍛え上げられたダンサーに取っては、日常になっている「クラスレッスン」では筋肉の維持には役立ちますが、体脂肪を落とす所までは行かないという事でした。
けれど舞台に向けたリハーサルに入ると、それこそアスリート並み、あるいはマラソン選手並みの激しい運動量になる、つまり肺活量を限界まで使う様な有酸素運動ですが、そういうリハーサルをして初めて体脂肪率が下がる感じでした。
又、私の筋肉の質は柔らかく良質だったせいか、音楽に合わせて全身の筋肉や筋をバランス良くまんべんなく存分に長く使うトレーニングが自分に合っていたので、逆に筋トレの様な事をすると女性らしいしなやかさを失い、痩せない固い体になると感じていました。
この様な自分の体感から私が感じる事なのですが、女性の場合は「筋肉を付けて痩せる」という発想では心と身体を強張らせてしまい、逆に痩せづらい体になる方も多いのではないかと思います。
又「痩せる為にアスリートの様な運動をする」というのは現実的ではありませんし、体というものは「習慣化されるとそれに適応して行く」ものなので、私はあまり「運動で痩せる」という発想は持たない主義なのです。(運動はあくまで身体の活性化と健康の為にするというスタンスです)
ですので私がダイエットとして痩せるのに一番効果が出るものとして考えるのは、食事の内容を変える事でしょうか。
Fayさんの体質に合うかどうかは分かりませんが、私が実践しているマクロビオティックは血液を綺麗にして「健康的に美しくなる」という食事療法です。
もしご興味がありましたら、勉強されてみて下さい。
(マクロビオティックは玄米をメインに「温野菜(根菜類含む)」や「豆腐」「豆類」「海藻」等を副食にするものです。基本をそういう食事にされていると、たまにご馳走を頂く事があってもとても調整がし易く、又血液を綺麗にしていると怪我をしたり風邪を引いたりしなくなります。今は現役を引退して運動を殆どしなくなったのに、普通に食べながら体重が維持できているので、私にはとても楽に感じます)
評価・お礼
Fayさん
2015/04/09 23:39回答ありがとうございます。私も色々やってきて、筋トレ、有酸素運動、ヨガ、ストレッチなどなどで、こういう運動だと効果が出る・出ないというのがなんとなく分別ついてきたところなので、大園さんご自身のダンサーとしてのご経験の話、とても参考になりました。ただ、ベジタリアンでいたころに比べ、動物性たんぱく質を食べるようになってからの方が、疲労回復、肌・髪の調子良さ、満腹感などは飛躍的に良くなったので、こういう食事を続けようと思います。私の体感では、玄米菜食、ファスティング等は、体調を整える目的で、時々取り入れたりするといいようです。
大園 エリカ
2015/04/10 00:06食事もその方が今まで何を食べて来たかという事や、どの様な生活、又年齢でそれぞれバランスが又違って来ますね?
Fayさんは今まで色々努力と経験をされて来られた方ですので、きっとご自分に合った独自のダイエットスタイルを、これからご自身で確立されて行かれる事でしょう!
そこまでおやりになって来た方でしたら、ご自分の体の事はご自分が一番良く分かっていらっしゃると思います。
ちなみに私もそんなに厳格過ぎるベジタリアンはしておりません。(笑)
欲しくなったら動物性の物も頂く様にしていますが、あくまで「体が要求したら」というスタンスなので、反対に「タンパク質」を特別視して無理矢理摂るという事もしていません。
(私の場合はタンパク質を摂り過ぎると体が重くなるのです。つまり内臓が疲れるのですね。だから筋肉も固くなり体重が増えてしまいます)
やはり女性としては、ただ単に痩せるという事だけではなく「女性らしいしなやかさ」というものを持っていたいものですね。
そういう意味で、ダンスはどの様なものでも美容に良いのではないかと思います。
「筋トレ」は男性ホルモン、「ダンス」は女性ホルモンに働きかけるものではないかと思います。
お返事と評価をありがとうございました。
回答専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
(現在のポイント:-pt)
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