対象:リフォーム・増改築
中古住宅の購入に伴い三階の和室の半分約四畳をバルコニーに改築したく(既存のバルコニーを広く)思っていたのですがツーバイフォーのため設計図をみたところ耐力壁だったため当初の計画は諦めようと思ったのですがどうしても広いバルコニー?が諦めきれず(BBQやプールがしたいため)耐力壁や屋根は残したまま部屋の一部をバルコニーにすることは可能でしょうか。見た目の不自然さ等は仕方なく思いますが防水面で不安があります。屋根を残すので雨は多少ましだと思いますが室内だったところを室外にするので。
二部屋に面しており片方はバルコニーに出入りのための既存のサッシ等を再利用できるならしてもらいもう一部屋は襖?なため防水?の外扉に変更していただかなくてはなりません。
またそこに水道をひきたく思います。三階には水道設備はありません。
また2階の部屋をひとつづきにしたかったのですがこちらも耐力壁だったので諦めたのですが耐力壁をスケルトン状態(剥き出し?)にして視覚的にひと続きにみせることは可能でしょうか。ケースバイケースなのは承知ですが費用の目安を知りたく思います。わかりにくい説明で理解しにくいと思いますがよろしくお願いいたします。
補足
2015/04/08 03:51お恥ずかしながら耐力壁について勘違いしておりました。スケルトンにしてしまうと耐力壁として用をなさないですよね…
なので最後の質問を変えさせて頂きます。視覚的に少しでも広くみせる、隣の部屋の様子をみるため耐力壁にスリットなどを一ヵ所なり何ヵ所かいれることは可能でしょうか。一番スリットをいれたい場所が耐力壁の4分割か3分割したとしたときの一番端
(■□□□←の黒いゾーン)の部分のため難しいでしょうか。
ゆあらさん ( 大阪府 / 女性 / 27歳 )
回答:1件
ツーバーフォーのリフォーム業者を探す勘所
はじめまして。東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
中古として購入時にツーバイフォーの制約に気づかず、残念悔しく思った上で諦めきれずのご相談と推察し、やや遅れましたが、少しでもお力になれればと思い回答させていただきます。
補足のコメントにもあるとおり、ツーバーフォーでは面材を外して骨組だけにしてしまっては耐力壁になりません。ツーバイフォーは柱や梁が無く、縦横補強された面材の組み合わせで重力(垂直方向)や地震力(水平方向)に抗しています。それだけにツーバイフォーのリフォームは難しいと広まっていますが、ルールに則ればリフォームの可能性はありえます。
構造上バルコニーが2階床面より高くなってしまうのは避けられそうもありませんが、それ以外は中途半端な改修に甘んずるより、ツーバイフォーのリフォームを得意とする会社を丹念に探してご相談されてみてはいかがでしょうか? 会社の良し悪しは、構造計算を厭わず、かつ結果を素人にも分かりやすく説明できるか否かあたりがポイントになりましょう。面積減は一見構造的に良い方向と思えますが、3階建てということもあり、各階の重量バランスの変化が耐震性能に大きく影響するかもしれませんので。
工法以外では、バルコニーでのプールについて、給水だけでなく排水についてもルートや防水に配慮すべきと思われます。
少しでもお住まいがご希望に近づくことを願っております。
回答専門家
- 大沼 徹
- (東京都 / 建築家)
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
(現在のポイント:-pt)
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