対象:新築工事・施工
ハウスメーカーの2×6、木の家で建設中です。
玄関には窓など開口部を更に増設する容量は無い石膏ボードの耐力壁になります。
玄関に鏡をつけたかった為、大工さんがサービスで鏡をつける為の補強をしてくれました。
縦20センチくらい、横幅50センチ弱くらいの開口を、、80センチ間隔で3カ所し、開口した所には切断した石膏ボードではなく、石膏ボードに代わる物を切断した箇所の大きさに合わせて作り、開口部が塞いであります。
石膏ボードの代わりの物はハウスメーカーではカウンターを付ける時なんかに石膏ボードの代わりに使うそうです。
開口部は塞いでありますが、若干石膏ボードとの間に隙間があります。
それはパテで埋めるから問題無いと言われました。
外側の耐力壁と、耐力壁の石膏ボードとの間にある耐力壁の柱は43センチ間隔くらいで幅は4センチくらいです。
開口部を塞いだ材料は4周ビスでとめてあり、開口部の本体の石膏ボードも上下もビスでとめてあります。そこには受け材の補強をしてくれたんだと思います。
石膏ボードの開口部分の隣に窓があり、窓の隣にコの字型に開口してあります。石膏ボードの代わりの物が窓に隣接しています。
石膏ボードの代わりに塞いである材料との継ぎ目部分の本体の石膏ボードは縦20センチの所に、石膏ボードへビスがしてありません。
なので、石膏ボード本体のビスとビスの間は縦25センチ〜30センチくらいはビスがして無い状態になっています。
設計さんに話したら、下地処理して2本ビスを追加しましたと言われましたが、2本ビスを追加した所には受け材は無いと思います。
ただビスを打っただけで、下には何も木は無い所です。
開口部が中の木の幅43センチより微妙に横幅が広い為、石膏ボード側に受け材を入れる隙間が無いから元々大工さんはビスをとめなかったんだと思います。
それを設計さんに話したら、受け材を入れると、また余分に石膏ボードの開口部を設けないといけないから…本当はビスでとめた方がいいんですが…という回答でした。
こういう場合はどうすればいいんでしょうか?
すごく耐震も心配です。
違法建築物になってないでしょうか?
特に家が崩れる心配は無いですか?
ハウスメーカーにでは無く、私も大工さんに直接お願いしてしまった面もあり、どうしていいか途方に暮れています。
ゆかりんりんさん ( 福岡県 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
中舎 重之
建築家
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2x6:耐力壁の開口
当方は、高温多湿の日本の気候での2x4,2x6の工法には疑問を持っています。
ですので、此処での回答は避けたいのです。
ですが、度々の質問であり、耐震性に対する不安があるとの事ですので、
お答えします。
文面での開口では、建物全体の耐震性に影響はないと判断します。
但し、地震があれば、文面の開口部での損傷は有ります。
開口での下地処理(受け材)は、ルール違反です。
開口を設けた四周には、受け材を回して、既存の受け材と緊結します。
新規の受け材にボードを貼りビスを打ちます。
僅か4cmの縦材に、2列のビス打ちは禁じ手です。
ハウスメーカー、大工さん、設計事務所は、全員揃って無責任です。
お客様は、図面と現場写真をもって、担当の建築審査機関へ出向き、
現状を説明して下さい。
相談は、審査機関の検査員に対してして下さい。
そして、お客様が納得できるまで、答えを求めて下さい。
後悔しない為には、自らが行動を起こすのです。
途方に暮れるのは、自らが納得すべき行動をした、後にして下さい。
以上です。 2015.4.7 中舎重之 Fax:046-263-9324
(現在のポイント:-pt)
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