これから資産運用をはじめたいのですが。

はじめましてＦＰの岩川です

資産運用を考える場合、誰もがその資産運用のやり方やプランに悩みます
しかし、資産運用はまず、運用以前にお金を区別することから始めます
ほとんどの場合、この区別をしないで、購入後に失敗に気づくことがありますので、くれぐれも注意をして下さい
*ステップ１
・短期に使用目的のあるお金
・中期に使用目的のあるお金
・長期、また、使用する目的のないお金
に区別することが必要です

この区別ができると
短期は定期預金等
中期は債券等またはポートフォリオ運用
長期はポートフォリオ（金融資産の組み合わせ）運用
その期間で最も有効な金融商品を選択できるようになります

*ステップ２
仮に（例えばです）
5年以上使用しないお金と考えた場合
・元本を割らずに殖やしたいのか
・元本が割れてもその分殖やしたいのか
選択します

原則、ローリスク、ハイリターンはありません
ただ、価格が変動する商品は、運用期間を守れば、元本割れのリスクを大幅に軽減し上手に回避できます。必要な運用期間を待たずに売却するから元本割れになるわけです。
これがお金を区別する理由です。「5年」と決めた場合、5年でプラスになる商品、または運用プランを作成すれば良い訳です
*ステップ3
元本を割らずに殖やしたい場合は、国債など債券が有効です
では、多少の価格変動のリスクを受け入れて運用する場合です
ここで初めて運用プランの作成です
運用プランで重要なのは、「分散投資の資産配分」と「投資行動」のコントロールです
資産運用の失敗のほとんどは、資産配分のミスでなく、投資行動による計画ミスです
つまり、感情が上手にコントロールできるよう、あらゆる計画たて資産運用に望むべきです。
運用プランの詳細は、またご質問ください
コラム長期世界分散投資、知らなきゃ損

牙突 様、バームスコーポレーションの杉山です。

どのように運用するのかを知るよりも、どのように運用されているのかを知ったほうが近道かもしれません。

たとえば、どうして、人は、株式はリスクがあるのに、投資するのか？
当社のメルマガに書いたことをまとめたものを少しご覧ください。
こちらです（メルマガの冊子版）

株式や債券をひっくるめて考えるポートフォリオという考え方。興味があれば
こちらをご覧ください

自分の考えを整理してからはじめてもよいと思います。いきなり、分散投資、長期投資といわれてもピンとこないかもしれません。

自分なりに「こうではないか」と思い始めてから行動を起こしても遅くありません。

拙著になりますが、
ファンドマネージャーたちの実態を知りたいのであればこの本をご覧ください。

こちらの本は将来の資産形成の方法を具体的に書いた本になります。

その他たくさんの本を紹介していますからご参考にしてください
バーム君の本棚

こんにちは。FPの時川と申します。

投資信託に興味を持たれたのですね。やはりこれからは、自分で将来のこともきちんと考えることが大切な時代になっていると思います。ぜひ、将来のために、今から少しずつ準備をしていきましょう。

さて、ご相談の100万円ですが、分散投資をお勧めします。投資信託は、国内外の株式や債券、不動産に投資するものなど、かなりたくさんの種類がありますので、各資産のインデックス型のものを選ばれるといいのではないかと思います。配分の割合は、どの位の利回りを目標にするかで違ってきます。
また、同じ投資信託でも、どこで買うかによって、販売手数料等違う場合もありますから、できれば手数料のかからない方がお得です。

100万円を一度に投資してもいいのですが、初めてということで、複数の投信をそれぞれ2万円位ずつ積立てで購入されてみてはいかがですか？一度に買ってしまうと、相場の動きにハラハラドキドキするかもしれませんからね！

積み立ては、引き落としでできる場合が多いですので、お付き合いのある金融機関やネットで調べてみてください。ただし、金融機関に相談すると、そこの商品を勧められる事が多いと思いますので、きちんと自分の意思を持って相談に行ってくださいね。

初めての投資ということですので、私は最初から国内外の債券と株式への分散投資をお勧めします。

様々な実証研究によれば資産運用成果の91%は資産配分によって決まるとされています。私は、1..日本債券、2.日本株式、3.外国債券、4.外国株式の4資産クラスに分散投資するようお勧めします。

例えばこの4資産クラスに均等に配分しますと、期待収益率4.3%、リスクは8.7%のバランスがとれた配分になります。丁度25万円ずつの分散になります。

また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
私のホームページに資産配分シリーズとして、資産配分検討表、企業年金基金の資産配分例(企業年金の堅実な配分を確認ください)や主要なインデックス・ファンドを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html

購入の手順は、
?銘柄数の少ない海外の債券と株式のインデックス・ファンドを決めたのち、
?その銘柄を取り扱う証券会社を決定、
?その証券会社で扱う日本株式のインデックス・ファンド(東証1部全体を対象としているTOPIX連動をお勧めします)を購入します。になります。?その証券会社で個人向け国債を購入という流れになります。

?の証券会社決定は、モーニングスターのファンド検索で、?の銘柄を指定しますと、販売会社が表示されます。