私は以前大手のIT企業に就職していましたが、転勤先の土地(東京)と職種(営業職)が合わずに「うつを伴う適応障害」という病気を発症しました。
そのとき、会社からは休職期間はいただいたのですが、休職期間中も土地が合わず、症状は良くなるばかりか、悪化する一方で処方される薬も多くなっていき、とうとう4年間勤務した前職を退職することになりました。
退職後は、地元の長崎に戻ったこともあり、病気のほうもほとんど完治しましたが、今度は新しい職場に転職できないことから「以前の会社を辞めなきゃよかった」と毎日後悔する日々が続いております。
家族からは、「人格が変貌していたからやめてよかった」と言われていますが、面接の際には必ず「何でこんな有名な企業を辞めたの?もったいない?」や、「辞めたあなたが悪い」といったことを言われ、たちの悪いことに、前職では短期間で全く違う職種への転勤を転々と命ぜられたことで、技術という技術が身についていないことから即戦力ではないことが原因で不採用を受け続けています。
求人には県外を含め、いろんな仕事を数え切れないほど応募していますが、それでもいまだに就職できないので、このままでは「一生就職することはできないのではないか」という焦りを感じるとともに、「みんな頑張っているのに自分だけ辞めて帰ってきたからバチが当たった」と最近ではそう感じています。
ただ、前の会社に戻れない以上、前を見ることしかないのは承知の上なのですが、不採用通知が届くたびに退職してからの後悔を忘れることができないため、なかなか前向きに考えることができないのが現状です。
退職したことによる後悔を少しでも和らげるためにはどうしたらよいのか、アドバイスいただけたら幸いです。
sarajinさん ( 長崎県 / 男性 / 27歳 )
回答:1件
幸福とは
「前を見ることしかないのは承知の上なのですが」、どうしても後悔してしまうのですね。お見舞い申し上げます。私は東京で精神科医をしておりますが、毎日、IT企業や営業職で苦しみ鬱になっている方々を診療しております。そのような方々が、故郷へ戻り、農林水産業などに従事して人間らしい暮らしをして回復したというお便りをいただくと安堵いたします。ただし収入は減少します。幸福の定義は時代や地域により異なります。sarajinさんは過去の定義にとらわれていませんか?幸福を再定義してみませんか?きっと楽になりますよ。
銀座泰明クリニック
http://www.ginzataimei.com/
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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