対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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もうすぐ1歳になる息子がいます。息子のために、貯蓄として学資保険に入りたいと思っていますが、私は3年前の5月頃に3cm弱の子宮筋腫が発見されて、現在、半年に1回の経過観察中です。その状態で入れる学資保険はありますでしょうか?旦那は、会社の健康診断で、コレステロール、中性脂肪が要経過観察となっています。
保険屋さんから、学資の代わりに、M社の変動終身を勧められたのですが、学資の代わりに変動終身というのは、選択肢としてどうなのでしょうか?また、上記の持病がある状態で、加入は可能なのでしょうか?
ここりんさん ( 神奈川県 / 女性 / 36歳 )
回答:3件
入れる可能性のある保険はあります
ここりん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
学資保険は、貯蓄に特化したタイプで、健康状態の告知が不要のものもあります。
ただし、その場合は、契約者が死亡しても、保険料の払込免除などは受けられません。
その分、貯蓄性(戻り率)が高まるカタチです。
一方、学資保険の代わりの、変動終身(積立利率変動型終身保険?)は、死亡保障、高度障害保障が付きますので、健康状態の告知は必須です。
実際に診査に出してみないとわかりませんが、条件が付く可能性もあります。
学資保険の代わりの終身保険は、保障も厚くしたい方には適しているかもしれません。
また学資の取崩しが必要な時期に、他の貯蓄で足りた場合は、そのまま解約しないで、運用を継続することも可能です。
ちなみに、再来年から、ジュニアNISAの制度が導入されるという情報もあります。
詳細はまだわかりませんが、学資の準備に、投資信託などを活用したい場合に非課税特典NISAを使えます。
投資信託を使う場合は、価格変動リスクがあるので単純ではありませんが、もしご興味があれば、保険特化型FPではなく、総合型の独立系FPに相談する選択もあります。
総合型の独立系FPとは、特定企業との雇用関係がなく、原則有料相談で、お一人お一人のライフプランにもとづき、資産運用、保険、住宅ローン、相続、家計診断ほかに対応しているFPのことをいいます。
FP事務所などの看板でホームページを運営していることがほとんどです。
個人と個人の信頼関係のもと、その場限りではない、継続性のある相談を行っています。
ぜひ一度探してみてください。
ご参考です。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
池田 弘司
生命保険アドバイザー・ITコンサルタント
-
保険以外の選択肢もあります
ここりんさん、はじめまして
保険アドバイザーの池田弘司です。
終身保険で学資を準備するというのは、
◎ 万が一の時の保険金を学資に
◎ 何も無かった時は解約返戻金が学資に
ということになります。
利率変動型は、
【利回りがよくなった時に、積み立て部分の上乗せ】
が期待できるというものです。
ただし、実際に期待できるのかは、情勢次第ですのでわかりません。
また、保険加入できるかどうかは、保険会社の判断によります。
保険や共済以外の方法としては、
【積み立て型の金融商品】
になります。
保険加入できるなら、期間の割にそれほど積みあがらない【終身保険】の活用より、
格安の【定期保険】で万が一のリスク回避しながら、
積極的に【積み立て型の金融商品】で運用するということです。
今時の銀行金利では資産の増加は見込めませんので、
投資性の金融商品を選ぶことになります。
保険会社の運用先のひとつが【証券】ですから、
自分で投資運用することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
運用に自信がない場合は、投資信託にてプロに任せるのがよいでしょう。
国内では期間限定の非課税となる、NISAを利用して投資信託するのもひとつの方法です。
なお、活用する金融機関は【国内】だけでなく、【海外】という選択肢もあります。
検索すればかなり出てくるかと思いますので、情報を集められてはいかがでしょうか。
ご参考まで。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
-
学資資金の貯蓄ならば、保険に拘る必要はありません。
ここりん 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
お子様の教育費の貯蓄として学資保険、あるいは終身保険をご検討
されているということですね。
私は3年前の5月頃に3cm弱の子宮筋腫が発見されて、現在、半年に1回の経過観察中です。その状態で入れる学資保険はありますでしょうか?
⇒ほとんど保険会社で、この状況であれば死亡保障の保険は引受して
もらえる可能性は高いです(医療保険であれば、子宮の部位不担保になる
可能性が高いですが・・・)
※ただし、保険会社によって査定が違いますので、最終的には保険会社の
医務査定の判断になります。
旦那は、会社の健康診断で、コレステロール、中性脂肪が要経過観察となっています。
⇒ご主人の方も、要経過観察だけでしたら、引受してもらえる可能性はあります。
ただし、それらの数値によります。
最終的には定期健康診断書を提出するか、告知書に数値も含めた正確な
告知をおこなって、保険会社の医務査定の判断を仰ぐことになります。
保険屋さんから、学資の代わりに、M社の変動終身を勧められたのですが、学資の代わりに変動終身というのは、選択肢としてどうなのでしょうか?
⇒M社の変動終身とは、積立利率変動型終身保険のことでしょうか?
円建て?それともドル建て?
円建てでしたら、学資保険と貯蓄率はほとんど変わりません。
ドル建てでしたら、ドルベースで考えれば、円建ての学資保険よりも
貯蓄率は高くなるでしょう。
ただし、為替リスクを考慮しなければいけませんね。
そもそも論なのですが・・・
学資資金=貯蓄という意味であれば、学資保険や終身保険に拘る必要はありません。
なぜならば、保険で貯蓄することはデメリットの方が大きいからです。
保険で貯蓄することのデメリットは以下の3点です。
1.保険会社が破たんした場合
2.日本経済がインフレになった場合
3.途中解約せざるをえない場合
1は、保険会社が破たんした場合の解約返戻金の保証はありません。
2は、貯蓄型保険は長期契約のため、市場金利がアップすると、
解約返戻金の価値が下がります。
つまり、インフレに非常に弱い金融商品となります。
3は、最終まで払い込んでしまえればなくなるリスクですが、
もし途中で払い込みができなくなった場合は、元本割れになります。
実は、生の現金ほど強い保険はありません。
しっかりとした資産運用計画を立てて、その計画のもと、
自分たちにあった金融商品を選び、コツコツと貯蓄していきましょう!
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com/
(現在のポイント:-pt)
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