対象:住宅設計・構造
回答:4件
全部動かしてみてください。
引き渡し前のチェックは、細かいところまでみると結構大変です。
仕上げの傷や、へんな隙間などは当たり前のことですからいうことでもないですね。
ともかくじっくり見て回るということですが、一度使ってみるということも大切です。
ドア、家具などは開く、鍵をかけることで、開くときの音、締めたときの音などの異常確認、鍵がかからないなどもってのほか。
設備なら、お風呂に湯を張る、水のでるこころはすべて流してみる、お湯の出を確認する、床暖房はきいているか、エアコンの動きはどうか、水漏れしていたなんてこともありました。また、換気扇の排気はお線香などの煙で試してみてください。すってなかったことがありました。
さらに、大切なこと。引き渡しの前に工務店さん自身の社内チェックをしてもらっておくこと(これがないところはいいかげんなところが多いです)。そのリストを見せてもらえれば見せてもらうこと。検査当日は数時間前から設備を可動させておいてもらうこと(みみんさんが確認するためにです)。当日のチェック部分はリストとして工事予定日まで入れたものを提出してもらうこと。などです。工務店さんにちゃんとお願いしておいてください。
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竣工検査とアフターサービス規準
初めまして,塩田設計事務所の塩田です。
お話から判断すると、竣工時の引渡(竣工)検査のようですが、先ず、床や壁、天井、木枠等の仕上関係を見て、気になるところにはポストイットなどで印を付け、施工者・売主(以下相手側)に記録を取らせます。
みみんさんも写真等で記録されたほうが良いでしょう。
これは、引越し前にあるキズ等の不具合が相手側の責任である事を明確にするためです。
次に設備機器(電気、給排水、空調)を稼動させ、サッシュ、ドアなどを動かして問題なく作動するか確認します。
これは、引越してすぐに建物が使えるようにする為です。
仕上、設備の不具合は、期間を定めて相手側に補修工事をさせます。工事終了時点で、再度検査を行います。
それから、基礎や木構造部分にひび割れ、傾き等の不具合が無いか、確認します。
もし、不具合が見つかり、相手側の説明に納得いかない場合は、専門家のアドバイスを受けることが必要です。
そして、大事なことは、竣工検査だけでは、隠れた不具合を見つけることは不可能ですので、アフターサービス規準を相手側に確認します。
一般的には、仕上や設備に関しては1年から2年、基本構造部分には10年の期間が定められています。
(例:住宅保証機構の短期、長期保証)
みみんさんの契約内容がどうなのかを見て、保証期間内であれば、引越し後に不具合が見つかった場合でも無償で直してもらえる事を確認してください。
なお、保証期間が切れる1年目、2年目、10年目等に検査をしてもらう事も併せて確認されては如何でしょうか。
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事前準備を
他の先生がおっしゃるように、箇所や物によって保証期間が変わる点にご注意ください。
ハウスメーカーや工務店のみの場合と設計事務所が間に入っている場合では、チェック回数が前者のほうが手薄になりがちです。
打ち合わせ時に使用したクロスや外壁などのサンプルもしくは品番などが記入されている仕上げ表を事前に準備しましょう。
施工者に使用したカタログを持参させて各箇所を一緒に品番・色・仕様を確認しながら点検することをオススメします。(注文と違う機種やクロスを張られてしまう酷い例もあるので)
傷や建具関連の開閉不具合はその次に確認しましょう
私が内覧に立ち会った参考コラム
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/4590
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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シックハウスという観点での竣工検査も重要です!
建物の納まりや使い勝手などは、既出の通りと思います。
ですので、別の視点からマイホームをチェックすることをお薦めします。
最近の住宅はどんな工法でも気密性がとても良くなっていることに伴い、建材のVOC(揮発性有機化合物)の発散による新築病により、入居当初から化学物質の影響で
めまい、吐き気、頭痛、急性喘息などの症状を引き起こす方が結構多いです。
これらはVOCを規制されたF☆☆☆☆建材を使用しても、症状が出る場合もありますので、検査時に数十分程度は室内にとどまり、これらの症状が顕れないか確認することも重要です!
残念ながら、待望の新居が完成しても、そこに入居出来ない方が巷には結構いらっしゃるのが現状です。
夢を壊すようで恐縮ですが、是非この辺もチェックすることをお薦めいたします。
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