対象:新築工事・施工
回答:3件
中舎 重之
建築家
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狭小住宅でのロフトについて
敷地の間口が5.0mですと、建物の間口は3.64m(2間)になります。 狭小住宅です。
南側の空地が最大で0.86mですので、1階の日差しは期待できません。
1階に寝室とトイレ、洗面、浴室とし、2階にリビングが良いでしょう。
それでも、北側は廊下が走り、南北方向の耐力壁が圧倒的に不足します。
結果は強風時に建物が南北方向に、かなり揺れます。
それに、ロフトがプラスになれば、南北方向の風圧面積が片側高さ0.5mずつ加算されます。
間口が狭い事で、揺れを助長します。
木造2階建てであっても、構造計算をして下さい。
実際は2.5階ですが、計算では3階建ての扱いが良いでしょう。
車庫のビルトインはNGです。それと淺いベタ基礎もNGです。
当方のQアンドAでも、建物の揺れについては、かなりの数を回答しています。
さらに、当方のコラムでも <木造住宅>強い家造り に基礎の項目があります。
どちらも、参考にして下さい。
当方は、ロフトのある建物(築3~5年)で風に揺れる物件を3棟、
耐風補強をした実績があります。 勿論、揺れは止まりました。
以上です。 2014.11.21 中舎重之
上村 美智夫
建築家
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細長い建物の斜線制限とロフトについて
はじめまして、PAO建築設計の上村です。
真北方向より規制を受ける、北側斜線(5m+1.25)や第1種高度斜線(5m+0.6)の規制のかかる地域(第1種低層住居専用地域等)等では、お尋ねの敷地形状では2階部分が大きく規制を受けますが、そうでなければ、ロフトは十分可能です。
東西に細長い建物になりそうですので、南北方向の風圧に対抗する南北方向の耐力壁をバランス良く配置する配慮が必要になります。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
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上村 美智夫 / Michio Kamimura
PAO建築設計
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