対象:ペットの医療・健康
推定4歳になる女の子の猫を飼っております。長文になり失礼いたします。
10/19からご飯を全く食べていないことが分かり10/20病院に連れて行きました。
(いつでも食べれるようにドライフードを置きっぱなしにしてあります。)
10/20の診察では39度近くの発熱があり、点滴を打って帰宅。翌日も具合が悪そうなので再度病院へ行きました。
黄疸(歯ぐきを見て)が出ているとのことで、皮下点滴を行っています。
たぶん、点滴の中に抗生物質と肝臓の薬を入れていると思います。(2つの液体を注射でチューブに入れているので・・)
10/20から10/27まで毎日同じ治療をしていますがあまり良くなりません。
血液検査の結果は以下の通りです。エコーなどはしていません。
GOT/AST 91U/l
GPT/ALT 78U/l
BUN 29.5
CRE 0.3
白血球数 8,500個/μl
赤血球数 557万個/μl
Ht(%) 27.4%
PLT 6.5万個/μl
Hgb 9.4g/ul
おしっこはすごく黄色いですが、皮膚、目は黄色くありません。口内の黄疸も治まりました。
水は少し飲みます。口の脇の毛が固まっているので何か胃液のようなものを出している可能性はありますがおう吐はありません。
2階から1階には降りてこれます。おしっこの回数は通常よりも多く感じます。(少しずつ6回~7回程度/日)
食べさせたほうが良いとのことで、流動食(デビフ カロリーエースプラス)を、毎朝注射器で7ミリリットルほど、強制的にあげています。
もともと鼻が悪く常に鼻水を出しているので強制的にあげると鼻に逆流してしまうのか、フガフガと苦しそうです。(おう吐はしません)
今日病院に行ったところ、肝臓が腫れていると言われました。
1週間経っても改善が見られないため、現在の治療だけで良いのか?
何か他にできることがあれば教えていただけたら幸いです。
また、流動食を強制的にあげていますが、逆に肝臓に負担をかけることにならないでしょうか?
このまま少しでも流動食はあげたほうが良いのでしょうか?
うまくまとまらず申し訳ありませんが、専門的な意見を頂けると助かります。
何とぞ、よろしくお願い申し上げます。
『補足』
この猫は野良猫で衰弱していたところを保護しました。
その時も黄疸がひどかったですが、(おしっこも目も黄色い状態)同じ治療で治ったことがあります。
ジョンパパさん ( 埼玉県 / 男性 / 42歳 )
回答:1件
Re:猫の黄疸について
黄疸の原因として、肝リピドーシス、肝炎胆管炎、肝腫瘍などの肝臓疾患や免疫性や中毒性、寄生虫による溶血性の貧血、胆管の閉塞などがあります。
症状と血液検査の値からは、黄疸の原因の一つとして肝臓、胆管疾患が考えられます。
肝臓の機能的検査としては血液検査を行っていますが、更に詳しく診ていくためには構造的な検査として超音波検査も選択肢の一つです。
胆管の閉塞の有無を確認し、黄疸の原因が肝実質もしくは胆管閉塞か鑑別する必要があります。
肝実質に問題がある場合には、肝臓を針でさすFNA(細針吸引検査)や組織生検を行うことで肝臓の状態を知ることができます。
食事に関しては、嘔吐の状態をコントロールしつつ、強制給餌してでも栄養をとらせないと肝臓に悪影響となります。
現在は、通院にて皮下補液のようですが、入院してより集中的に血管を介しての点滴や強制給餌、必要であれば超音波検査などのさらなる追加検査も選択肢の一つかと思われます。
かかりつけの先生とご相談されながら追加検査など行うことをお勧めします。
(現在のポイント:-pt)
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