対象:生命保険・医療保険
回答数: 4件
回答数: 3件
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保険、お金のプロの先生方にお伺いしたく、お願いいたします。
42歳女性、既婚、子供はおりません。
5年後に開業を目指しているため、昨年ファイナンシャルプランを見直しました。
?預貯金60%程度、?株・債券など投資に40%程度を振分けました。
それとは別に、長期投資目的で60歳払込終了の?長割り終身保険に加入しました。
長割り終身保険はファイナンシャルプランナーのお勧めもあり内容に納得して加入し、年払い保険料を支払ってしまいましたが、今になって悩んでおります。
・払込終了後に一気に上がる解約返戻金が魅力。
「年金受給開始までのつなぎの現金」にすることが目的だが、保障もあればなお良い。
という考えがありましたが、ここにきて、
・医療保険、生命保険は都民共済に加入しており手厚い保障ではないが、それで十分と考えている。
(夫婦・両親みな健康。貯金もある。子供もいない)
・払込終了後の解約返戻金だが、この程度の利率なら、
分散投資でいけそう。
・保険料を払い続けることは問題ないと思うが、今後10年以上、融通の利かない保険につぎ込んで大丈夫か。
(情勢、我が家の状況がずっと同じであるとは限らない)
という考えになってきました。
年払いした約40万円は無駄になっても解約して他の運用を考えるべきでしょうか。
それとも、不況、デフレリスク(?)も考慮して、このような保険に入っておくことは大切でしょうか。
お金には全くシロウトですので、間違った考えがあれば修正もお願いします。
よろしくお願いいたします。
チビタさん ( 東京都 / 女性 / 42歳 )
回答:3件
長割り終身保険について
こんにちは。
?FPソリューションのの辻畑と申します。
長割り終身保険を年金までのつなぎと考えているのであれば、インフレリスクがあるので辞めたほうが良いでしょう。利回りが悪すぎます。保険も必要と考えているのであれば残しておいても良いでしょう。
株、債券などももやっておられるので、本来ならばインフレリスクに対応している変額保険(終身型)にすべきだったですね。
不況、デフレは、物価が下がるということなので何もしなくても貨幣価値が上がります。よって預金面でのリスクはなくなりますので対策は必用ないです。
また、利息についてですが、現状金利が底ですので下がってもわずかで下がりようがありません。上昇の幅のほうが大きいです。
まずは、老後資金よりも開業、及び軌道にのせるために資金を向けるべきではないでしょうか。事業が軌道に乗ったあとに老後資金の準備をしたほうが良いように思われます。
評価・お礼
チビタさん
辻畑様、ご回答ありがとうございます。
これで納得して解約できます。
デフレに対策は必要ないのですね!(苦笑)
インフレ対策だけ考えます。
あまり先のことを考えるのは難しいですね。まずは開業準備に注力します!!
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス
保険は保障です。
はじめまして、FPの岩川と申します。
資産を殖やすことだけを目的に考えた場合、保険を選択するメリットはほとんどないと言えます。
保険の仕組みを知るとすぐにわかります。
解約返戻金の運用は、ほとんど国債などの債券(変額保険は別です)が中心です。
わざわざ保険会社に債券を買って運用してもらうよりも、
自分でダイレクトに債券を買って保有した方が良くなります。
間接的に購入するより、無駄な費用を払う必要もなくなります。
長割は、10年返戻率110%弱くらいですか?
100万を1%の10年複利で運用しても110万強(返戻率110%強)です。
株式や債券などの投資を行っているようですが、
10年あれば1%以上の運用が可能であることもご存じではありませんか?
計画的に正しい方法で資産運用ができれば、40万が戻ってこなくても無駄にならないと考えてしまいます。・・・
保障が必要ならば別の話です。
保険は保障です。
評価・お礼
チビタさん
岩川様、ご回答ありがとうございます。
この場合、保険を選択するメリットはほとんどないのですね。安心して解約できます!
昨年ファイナンシャルプランナーの方に相談した時は、
「万一子供が生まれたら」といったことも想定して、万一の保証と定年辺りに重くのしかかる学費を考えて貯蓄性のある保険を勧められたのでした。
しかし、そういったことを考慮したとしても、別の保険と貯蓄と投資でどうにかなりそうですね。
長割は払込期間が終了する前に解約したら、例え終了直前でも返戻金は70%です。
命の危機以外の「万一の時」の備えとして、これこそ問題ありそうですよね。
40万円は勉強代としてあきらめて、解約したいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
効率的なのは国内外の債券と株式への分散投資です
チビタ様 初めまして。CFP®の吉野充巨です。
チビタ様のお考えのように、貯蓄が有り他の保証もお持ちの場合、資産形成は保険で無く投資・運用が効率的です。保険は補償用に、貯蓄は分散投資で形成されるようお勧めします。
年払いで40万円ということは、今後40万×18年=720万円を払い込むことになります。
もし毎年40万円の積立てを3.5%で運用できた場合は18年後には約1000万円になります。5年後の場合は約210万円です。解約されるならば早いほうが有利です。
そして、インフレに強い商品は株式とされています。インフレに備えるには利率が確定される保険は有利ではありません。
分散投資へのアドバイスです。
様々な実証研究によれば資産運用成果の91%は資産配分によって決まるとされています。私は、1.定期預金(ネットバンクの金利が高めです)、2.日本債券、3.日本株式、4.外国債券、5.外国株式の5資産クラスに分散投資をお勧めしています。例えばこの5資産に均等に配分しますと、期待収益率3.56%、リスクは8%のバランスが良い資産配分になります。また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
私のホームページに資産配分シリーズとして、資産配分検討表、企業年金基金の資産配分例や主要なインデックス・ファンドを掲載しています。ご参照下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
評価・お礼
チビタさん
吉野様
早速のご回答ありがとうございます。
リスクを下げることをつい疎かにしがちなので、気をつけてよく考えたいと思います。
ETFもそれほど神経を使わずに投資できるんですね。
これからデビューですが、保険を解約した分をあてていきたいと思います。
とても具体的なアドバイスをいただいたので、早速実行したいと思います。
ありがとうございました。
チビタさん
投資について教えてください
2007/09/05 14:18吉野様、ご回答ありがとうございます。
やはり資産形成と保険は分けて考えた方がいいのですね。
また分散投資についてもアドバイスありがとうございます。
投資についてもう少し教えてください。
全て投資信託を使って分散投資していますが、開業資金を作ろうと欲が出て、ついつい株式の割合が高くなってしまい、債券は格付けの高い外国のものしかありません。日本債券もやはり必要でしょうか。
また株式は日本も外国もアクティブ・ファンドに投資しています。
日本のインデックス・ファンドも始めようと思いますが、こちらは投資信託ではなくETFにしようかと考えています。
騰落レシオを元に売買しながら現金を入れていくやり方で考えていますが、こういう方法は正しいでしょうか。
それよりも投信に毎月積み立ててずっと保有し続けていった方が賢明でしょうか。
また、日経平均とTOPIXでは取組み方は違うのでしょうか。
おかしな質問でしたらすみません。
アドバイスよろしくお願いいたします。
チビタさん (東京都/42歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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