対象:住宅設計・構造
こんにちわ。現在、建築条件付で家を購入し建築確認が下りるのを待っている状態です。この話が出てから何度も悩んだ時などにこちらのQ&Aを参考にさせて頂いておりました。今回、どうしようも無い壁にぶつかり初めて登録させて頂きました。専門家の方のご助言を宜しくお願い致します。 土地と建物を一括の値段で提示されております。本などで調べたりしてますと土地の契約が済んでから建物の契約をする事になっているようですが、我が家の場合、基本のプランから平米数が増えると値段が上がり、それに伴い土地の値段と併せて折半して契約をし直しました。これでいいのかどうか、どうして土地まで値上がりしていくのかよく分からないのですが、信頼して契約を取り交わしました。その後、子どもと妻がアレルギー体質な事もあり、建築材料等どれくらいの等級の物を使うのか、又その値段範囲内で化学物質の少ない物に代替できないか等を調べたいので、個別の見積書を出して欲しいとお願いしたところ、坪単価で金額を出しているので個別の見積りは出せないと言われました。住建屋さんの回答は「うちは他社に比べると高くなっているが、その分良いグレードの家を作っている」と言う回答でした。見積書が無いのにどうやって比較出来るのかわかりません。こういう場合どうしたらよいのでしょうか?
ジャスパーさん ( 大阪府 / 男性 / 35歳 )
回答:8件
建築家を探す事をお勧めします
現在の建築基準法には建材から放出される科学物質に対して放出量が制限
されていて確認申請時に使用材料の確認が行われます。多くの場合
F☆☆☆☆のグレードの建材が使われています。それ以外を使うと計算が
大変なのと建材メーカーから製品が多く出ているので使う例が多いのです
しかし、これは書類上の事であり実際に使われるのかは別問題です。
ジャスパーさんの場合ピアチェックが良い方法だと思います。ご自分で
建築家を探して見積や現場のチェックなどを依頼したら如何でしょうか?
ご質問に書かれた内容の住建屋さん(不動産屋さんとは違うのですね。)
の対応では今後問題が起こる可能性は大きいです。なにより現段階でその
住建屋さんが信用できないと感じていらっしゃるので有れば解約を含ませ
て資料の提出を求める事が最も効果的であるとも言えます。しかし提出さ
れたとしても提出された資料の妥当性は専門家でなければ難しいですから
一刻も早く専門家に相談される事をお勧め致します。皆さん専門家に払う
費用を心配されて依頼される事を躊躇されますが、ご自分が住む家を建て
主と一緒に真剣に考えてくれるのは建築家しかいないのが現実です。
評価・お礼
ジャスパーさん
早々のご回答有難うございます。
F☆☆☆☆の話をした時に「大丈夫です。いいの使ってますから。工務店に行って見本みて選んでもらっていいですし」と言われました。住建屋は地域では大手で不動産屋も兼ねており、サッシ屋なども子会社で持っていて全て自分のグループ内で賄うようになっています。今までも色々質問をぶつけたのですが、素人には分からない事だらけでした。もっと早く建築家の方を探すべきだったのですね。大変参考になりました。有難うございました
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信頼しすぎでは・・・
現在、内装に使用する建材は、先ほどの島さんがかかれたようにF☆☆☆☆というような、☆マークの数の多少で使用する面積が決められています。
建築条件付であっても仕上表のようなものはありませんか?
もし、そのような図面関係が一切渡されていないで契約されているのであれば、この契約は非常にずさんではないかと言う懸念を持ちますので、解約料を払ってでも解約されるほうが将来のために無難なような気がします。
図面があるならば、仕上げ表の中にF☆☆☆☆のマークが表示されていると思いますので、それを確認してください。F☆☆☆☆以外の建材は使用面積が決められています。
基本プランから面積が増えることで建築の販売コストが上がるのは理解できますが、それに連動して土地代も上がる仕組みになっていることは私には理解できませんが、少々信頼を置きすぎているのではないかと懸念されます。
建築設計事務所への相談依頼を早急になさるべきです。
建築事務所はジャスパーさんの味方ですよ。
評価・お礼
ジャスパーさん
早々のご回答有難うございました。
早速、営業マンに仕様書が欲しいと連絡したところ、仕様書も設計図のような物も今は建築士さんの手元にあり、住建屋の手元には無いので渡せないと言われました。建材も現場に行けば現在建ててるのがあるので、それと同じですという回答でした。
やはり、早々に建築設計事務所に依頼すべきだと痛感致しました。一緒に現場に行き相談に乗ってくれる建築士さんを探してみます。
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アレルギー体質と家の対策
建築プロデューサーの佐藤昌史です。ジャスパーさんにとって いい家の知識として分かち合えれば幸いです。
ご相談内容を拝見させて頂きました。
ジャスパーさんにとって大変な思いだと思います。
少しでもお役に立てばと思います。
すべてを把握した上での回答ではありませんので、あくまで参考としてお聞きください。
建築家への依頼に関しては、他の専門家の方が回答されているので触れませんが、佐藤がひとつ気になったのが「お子様と奥様のアレルギー」です。
佐藤は電磁波の影響によるアレルギーなどを専門にしておりますが、後からの対策になると多額の費用が発生します。
もしも、可能であれば電磁波対策も交渉のひとつに加わればと思います。
ただし、相手の業者がどのような場合であれ、ジャスパーさんが損をすることだけは最大限避ける方法を選ばなければなりません。
詳しくお聞かせ頂くと、良いアドバイスをお伝え出来るかも知れませんが、具体的な内容については、公の場でお伝え出来ることは少なくなります。
もし、ご希望であれば個別に一度ご相談ください。
初回は無料ですのでご安心くださいませ。
info@yumefactory.comまでご連絡ください。
「今できることを行う」
がんばって解決して行きましょう。
ジャスパーさんにとって、役立つ家の知識のひとつになれば幸いです
評価・お礼
ジャスパーさん
早々のご回答有難うございました。
アレルギー対策等も考慮にいれつつ、早急に建築家の方を探して一緒に交渉の席に就いて貰おうと思っております。
有難うございました。
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建築家を代理に立てて
建設会社(住建屋)さんがどんなところかわからないのに、勝手なことをいって申し訳ありません。最初にお断わりしておきます。
昔気質の大工さんならともかく、見積明細も出せないところはちょっと心配です。昔からのおつきあいがあって、知合いも多くその会社で建てているなどであれば別でしょうが。
以前、施主から現場が心配でということで、何度か確認だけに伺ったことがありましたが、この家は地震が来たら倒れるんじゃないかと思えるような現場もありました。
素人が建築会社と立ち回るのは、そうとう押しが強くないと太刀打ちできません。代理人として建築家を探し、現場監理を依頼するべきです。
仕様変更をするにも、見積がないと簡単に追加扱いされそうです。現場でミスした分を追加金額にのせられたり、知らないうちに仕様を落とされたりしたらたまりません。
建築家に入ってもらいできるだけ内容を確認された方がいいです。
化学物質の件も、確認申請時に簡単な仕様書が出されていますから、建築家ならそれをベースに話しができるはずですし、アレルギーの方にとって良い材料の提案もしてくれると思います。
ぜひ、一度建築家にご相談ください。
評価・お礼
ジャスパーさん
早々のご回答有難うございました。
早速、再度業者に見積書の提出を求めた所「うちは建売業者なので土地と建物セットの値段しか出せない」と言われました。確認申請時の書類も手元に無いので渡せないとの事。代理人として現場に出向いて交渉してくれる建築家の方を早急に探し出す必要があると痛感致しました。大変参考になりました。有難うございました。
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建築条件付の家の見積りについて
こんにちは。サカイデザインネットワークの酒井と申します。
シャスパーさんのメールを拝見し、かなり問題がある状況かとお察し致します。
住宅の見積りが坪単価で提示されるとのことですが、見積り明細書はないのでしょうか? たとえ坪単価でも、どの材料が何?必要かの明細がなければ金額がでないため、もし明細書がなかったり、仕様変更に伴う見積り明細がない場合は問題がありますので、アレルギー対策の仕様設定も含め、すでに他の建築家の方々が回答されているように、ジャスパーさんの代理人になる建築家に現状のチェックを依頼することと、契約に関して不明な点があれば弁護士さんに相談することをお勧め致します。 このプロファイルサイトを利用しても良いと思います。 まだ着工前だと思いますので、せめて着工する前に仕様や見積り内容については明確にする必要があります。
評価・お礼
ジャスパーさん
早々のご回答有難うございました。
早速、営業マンに仕様書が欲しいと連絡したところ、仕様書も設計図のような物も今は建築士さんの手元にあり、住建屋の手元には無いので渡せないと言われました。見積明細については、車の販売を例に出し「各パーツの見積を出すことは出来ないのと同じだ」といわれました。早急に建築士の方を探し交渉の席に就いてもらうえべきだと痛感致しました。有難うございました。
回答専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
酒井 正人が提供する商品・サービス
新築・リノベーション・インテリアなど自分らしい住まいづくりをするために考えます
解約時は注意しましょう
ご質問登録から間のあいた回答となり恐縮です。
その後、住建屋さんとは折り合いついたでしょうか。
もし、相変わらずの返答で解約をご決断された場合、下準備されたほうがよいかと思われます。
1.宅地建物取引(宅建業者が売主で事業所外の取引に限る。)におけるクーリングオフは、 契約書面受領日から8日間なので時期的には難しいかもしれません。契約書に解約時の違約金などの記載がないかお確かめください。
2.先方の住建屋さんが同様なトラブルを他にも起こしてないか「国民生活センター」に苦情として相談しましょう。調停時のひとつの判断材料になると思います。
3.住建屋さんの営業形態を確認しておきましょう。
・不動産(宅地建物取引業を営む)が工務店に依頼して建売販売するタイプ
・工務店が土地を購入し、建築条件付きで販売するタイプ など
総額で判断していることから後者のタイプのような気がします。その場合、他の先生がおっしゃるように建築条件を外して土地のみを売買してくれる場合があるので交渉手段の一つとしてみてはいかがでしょうか。
公的機関の相談窓口はあくまでもアドバイスが基本となるので、交渉はご本人がするのがほとんどです。
相手にいいくるめられないよう、建築士などを同伴することをお忘れなく。
解約作業はストレスになりますし、ご家族も不安になると思います。お子さんと奥様がストレスによるアレルギーが悪化しないかお気をつけください。
ジャスパーさんの良い方向に行くことをお祈りいたします。
やすらぎ介護福祉設計 齋藤
評価・お礼
ジャスパーさん
回答ありがとうございました。評価が遅くなり申し訳ございません。
その後、回答者のお一人である宮原さんにご相談に上がらせて頂きました。結果、白紙に戻すという一番いい方法で解約することが出来ました。
素人で勉強不足だった自分を反省し、次は納得の行く家造りに向けて一歩を踏み出したいと思っております。本当に有難うございました。
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
齋藤 進一が提供する商品・サービス
バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談
終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
宮原 謙治
工務店
-
同様のご相談があります。
大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
ジャスパーさんと同じような話はよく聞きます。
特に、建築条件付で土地を購入して、3ケ月以内に請負契約が成立しなければ、土地の売買契約は白紙にするのが停止条件付きの土地売買契約です。
ところが、住宅に自信のない不動産業者は、3ヶ月以内にお施主さんとの請負契約が不成立になるのを恐れて、土地の売買契約と同時にセットプランなる間取りで請負契約も締結するのです。建物の坪数が増減すれば坪単価で精算しますから大丈夫ですと言って・・・。
業者の基本仕様の請負契約ですから、その基本仕様の中身を詳しく提出してもらえば良いと思います。それが出来なければ、大阪府庁の宅建免許係りに相談窓口がありますから、そこでまず相談されたら良いですよ。業者を呼んで話を通してくれます。
それでも駄目なら、苦情処理を扱う建築士の団体がありますから、ご紹介します。
■土地の売買契約と建物の請負契約を同時にするなら、土地付新築住宅として、売買契約でいはずだと思いませんか?
ここに、宅地建物業法と建築業法の抜け穴があります。
土地付新築住宅ですと、未完成住宅ですから、手付金は総額の5%しかもらえません(前金保証をすれば別ですが)。
土地売買契約なら、土地代の20%までならOKです。(但し1000万円以内)また、建物請負契約なら、契約金の制限はありませんから、30%でももらえます。
このように、不動産業者は法の抜け道を付いて、前金を取ってしまうのです。
途中で、ジャスパーさんのような疑問や不安が出てきてもそこそこのお金を支払っている方が泣き寝入りというのが現実です。
人生最大の投資ですから、ここで踏ん切りをつけて後悔しない計画に修正された方が良いのではないでしょうか?
補足
■ジャスパーさんご夫婦が、来社されました。
内容を良くお聞きして、ご相談の意図が解約できるならしたいということでした。
土地売買契約書と建物請負契約書の内容を吟味して、相手の業者に違約金の請求をする内容証明者を送ることにしました。
その結果は・・・・
こちらをご覧下さい。。。。http://profile.allabout.co.jp/pf/kirishima-j-miyahara/column/detail/18225
評価・お礼
ジャスパーさん
早々のご回答有難うございました。
担当営業マンへ基本仕様を見せて欲しいとお願いしましたが、建築確認がおりてから渡すとの返事でした。見積もやはり出せないとの返事で不信感は募るばかりです。解約も視野に入れて着工までに一度大阪府の建築相談窓口に行ってみます。有難うございました。
増井 真也
建築家
-
建築条件という仕組み
こんにちは。
多くの方が建築家への依頼について書かれているのでここでは建築条件付の仕組みについて記載させていただきます。
土地の売買を行っている建設会社の場合、土地を売却するときに建築工事を当社に依頼してくださいというお願いをつけて売却する方法をとることが多く、この方法を建築条件付といいます。
当然、土地の売却益と建築工事利益の両方を見越した事業を計画しているわけです。
しかし、こうした業者さんの場合相談した金額を支払うことによって建築条件をはずしてくれることもあります。あくまでひとつの事業ですので、それが成り立つことが出来れば会社としては良いわけです。
今回の場合、建設会社の対応がかなり横柄なように思われます。このような業者に依頼して後悔をするよりも、出来ることなら建築契約の解除をしてしまったほうが良いのではないでしょうか。
また、契約方法についても疑問を感じます。どの程度まで図面などが添付してあるかわかりませんが、詳細の仕様などを明記せずに契約だけしているとしたらその契約に意味はないでしょう。
まず、きちんとした仕様や図面の提出を求め、もしだめなら、おそらく契約書に添付されているであろう調停の際の紛争審査会に相談するのもひとつではないでしょうか。
評価・お礼
ジャスパーさん
早々のご回答有難うございました。
「あそこ、売り出しになればいいのにね」と話していた土地だったので、住建屋の態度等に不信感があっても目をつぶってしまったのかも知れません。反省しています。現在図面は、平面図と立面図の二種類だけ貰ってます。仕様書は契約確認がおりてからなら渡せるような感じでした。
不信感が募るばかりなので、解約も視野に入れてまずは大阪府の相談窓口に出向いてみます。
(現在のポイント:-pt)
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